ソウル・ブックフェアで絵本シリーズ勢揃い|翔泳社の本
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ソウル・ブックフェアで絵本シリーズ勢揃い 2014.07.03

 6月に韓国ソウルで開催されたブックフェアに、版権の商談で行って参りました。技術系書籍の引き合いが強いのが韓国の特徴です。

 同じ東アジアでも中国・台湾だと、技術系専門書には無反応なことが多く、商談の話題も生活実用や写真系の書籍に集まります。しかし韓国は違います。技術系の、しかも初心者ものではなく、高度な専門性の高いものを探しているというお問い合わせを頂いたりします。

 書店では、かわいい生活実用系の書籍がたくさん積まれており、そちらのニーズも十分あるはずなので、単に翔泳社が「IT系専門出版社」という印象で、そういう濃い出版社だけと商談している、ということなのかもしれません……。

 翔泳社の全ラインナップを紹介すべく、いろんな出版社とコンタクトを取っていかねば。

 さて、韓国の出版社でいちばん長く深くお付き合いをさせていただいているのは、SUNG AN DANGさんです。2002年に『Cの絵本』を契約いただき、これが韓国で大きなヒットになりました。その後『〜の絵本』はシリーズ刊行となり、1点だけ除いてすべて日本と同じラインナップが揃っています。

 ブックフェアでSUNG AN DANGさんのブースに伺ったところ、『絵本シリーズ』の大きなポスターが正面真ん中に貼られていました。「海外でうちの本たちが!」というのは、やっぱり感激します。うれしいです!

 もちろん手前の書籍棚にも『絵本シリーズ』がドーンと置いてあります。10年以上前の『Cの絵本』は、まだまだ韓国でも売れていて(日本もです)、それに牽引されてシリーズ全体も好調とのことで、たくさんうれしい気持ちになれたブース訪問でした。


絵本シリーズのポスター。左は社長のNamJuさん。

 そんなSUNG AN DANGさんのラインナップに、この春『10日でおぼえる』シリーズが加わりました。まずはJavaとCの2冊からスタートです。

 好評なら『10日でおぼえる』も続々と韓国版が出る予定なので、いまは期待して待っている状態です。『絵本シリーズ』は日本版と表紙が違いますが、こちらは日本版と同じ表紙。


絵本シリーズと一緒に『10日でおぼえる』の2点も並んでいます

 この人形の表紙が韓国の書店にずらりと並ぶ日がきますように!