1. ホーム >
  2. コラム >
  3. こだわりフォント集に待望の続編が登場! 『和文フリーフォント集』&『続・和文フリーフォント集』

こだわりフォント集に待望の続編が登場! 『和文フリーフォント集』&『続・和文フリーフォント集』 2015.09.30

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォント、こだわりますよね?

 みなさん、企画書や報告書、チラシやWebサイトを作るときに、どんなフォントを使っていますか? フォントひとつで見た目の印象がガラリと変わるので、こだわっている人も多いと思います。ある種のコレクションとして集めている人もいるかもしれません。

 そんなフォントにこだわりたい人のために、「フォント集」という種類の本があります。書体の見本がたくさん並んでいて、そのフォントのデータがCD-ROMなどに収録されているカタログ的な本のことです。

 でもこの「フォント集」、少し前までは英文フォント中心に収録されているものが多く、「和文」(日本語)のフォントはあまり収録されていなかったのです。また、作りもプロ向けのイメージが強く、素人さんお断り的な面構えの本も少なくありませんでした。

 日本人が一番多く使うのは和文フォントなのに、なぜ和文のフォント集がないのか? それに今は、デザイナーでなくてもパソコンを使ってちょっとしたデザインをする時代。サークルやイベントのチラシを作る学生や主婦・報告書や広報誌をつくる会社員・趣味でWebサイトを作る人など、これまでフォント集を買わなかった人たちにも使ってもらえる和文のフォント集を作ろう!

 という著者の大谷秀映さんの慧眼から生まれたのが、2010年刊行の『和文フリーフォント集』でした。

1冊まるごと、収録フォントだけで作っています

 『和文フリーフォント集』は、フォーマルな印象の明朝体・ゴシック体のフォントから、やわらかい手書き風のフォント、毛筆フォント、イラストフォントなど74種類のフォントを収録していますが、よくあるカタログ羅列的な誌面をあらため、プロのデザイナーでない人たちにもフォント使用イメージが一目でわかるように、実際にそのフォントで作ったチラシなどの作例見本をページごとに紹介しています。

 

 ……と簡単に言っていますが、本の見開き2ページごとにデザインをガラッと変え、合計で70を超えるフォントごとに違ったデザイン作品を作りあげるというのは、実は非常に労力のかかる作業です。

 そんな大変すぎることを、著者の大谷秀映さんは驚異的な熱意とこだわりでやってのけました。

 大谷さんは私がこれまで会った著者さんたちの中でも1、2を争うこだわりの人。この本はなんと1冊まるごと収録フォントだけで作られています。読者を楽しませよう、おもしろくて良いものを作ろう、という気持ちが伝わってくる誌面原稿がどんどん上がってくるたび、本当に興奮しました。編集の途中で「これはこれまでにないスゴイ本ができるなあ」と思ったことを覚えています。

待望の第2弾が登場!

 さてこの『和文フリーフォント集』、刊行から5年が経ち、おかげさまで高評価のレビューをいただいて、多くの方に喜んでもらえるロングセラーとなりました。

 

 「やっぱり見ている人は見てくれているなぁ」「作り手の熱意がこもったものは、届けたい人に届くなあ」と思うことしきりですが、このたび2015年10月16日に、第2弾『続・和文フリーフォント集』が刊行されます!

 

 今回も著者の大谷さんのこだわりが隅々までぎっしり詰まった、なかなか楽しい1冊に仕上がりました。前回からさらにボリュームアップした全80種を収録。ここだけの話、今回の裏テーマは「マンガやイラスト、アニメやゲーム系のデザインに使うと楽しいフォント」たち。もちろん使いやすくて人気の定番・手書きフォントもたくさん収録しています。

 

 企画書やチラシ作成のお供に、ぜひ一度、書店でお手に取って見ていただければ嬉しいです。

 

 ▼著者 大谷秀映さんによる『続・和文フリーフォント集』特設ページはこちら

 

ほんだ

関連書籍

続・和文フリーフォント集

大谷秀映 大谷秀映

2,100円+税