2年目社員になりました。|翔泳社の本
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2年目社員になりました。 2013.04.04

 こんにちは、編集部の門松です。早いもので入社から1年が経ち、わたしも2年目社員になりました。今日はとっても濃かった、編集部での1年を振り返ります。よろしくお願いします。

 7月に書籍編集部に配属されてから9カ月。携わった本が6冊、書店に並びました。1冊、1冊、どの本も、毎回新しいオドロキ、ショック、嬉しさ、悔しさ……いろいろな感情をわたしにくれました。


1年間の喜怒哀楽

 そして今、3冊の本が、もうすぐラストスパートを迎えようとしています。はじめて複数の書籍を同時に担当し、デスクトップがデータのアイコンで埋まり、机の本棚が「バキッ」と崩壊するまで類書や原稿を積み上げ、パソコンのフチを付箋で彩り、スケジュール帳を見るたびすこし涙目になり……これっぽっちの余裕も感じさせない格好悪さを、存分に発揮中です!(きらん☆)

 けれども、1冊に集中しすぎないことで、それぞれの本の良い悪いを素直に感じて、「もっとこうしたい!」がどんどん出てくるようになりました。てんやわんやのおかげで、ほんのすこし、前進できた気がした今日この頃です。


てんやわんや

毎週毎週いろんな分野の企画を提案する先輩、
夜遅くまで改訂のポイントを会議室の机を案で埋めるまで一緒に考えた先輩、
何度でも何度でも締め切りぎりぎりまで装丁を直し続ける先輩、
「売りましょう」ってにかっと笑ってくれた営業さん、
渋い顔を急にぱっと変えて「こんなのどう?」といろんな道を見せてくれる上司、
「なんか面白い案ないかしら」って引き出し上手な上司、
本ができあがると席まで必ず来て声をかけてくださる社長、
曖昧な言葉をカタチにしてくれたデザイナーさん、
休日も一緒に朝から夜まで紙面をつくってくれたDTPさん、
「ここが面白いの!」と熱く語ってくれる著者さん、
「お客さんに立ち読みさせちゃう本待ってるね!」って書店員さん、
「見たよ!ここがいいね!でもこここうしたら?」って素直な言葉をくれる友人、
「ここをもっと知りたい!」とわたしたちの本をすみずみまで読んで質問をくださる読者の方。

 たくさんの方のおかげで、1年間、本づくりができました。わからなすぎて悲しくもなるけれど、すきだなーおもしろいなーと思う瞬間が毎日ところどころにあって、すべてが新鮮な1年でした。この場をお借りしまして、温かいご指導をくださった方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 面白い仕事に出会えました。2年目、がんばります!よろしくお願いいたします。


ありがとうございました