データベース設計のためのUML(長瀬 嘉秀 長瀬 嘉秀 長瀬 嘉秀 今野 睦 今野 睦 今野 睦 株式会社テクノロジックアート 株式会社テクノロジックアート Eric J. Naiburg Robert A. Maksimchuk)|翔泳社の本
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データベース設計のためのUML

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原著
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形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798103679
定価:
3,960(本体3,600円+税10%)
仕様:
B5変・320ページ
カテゴリ:
プログラミング・開発
キーワード:
#プログラミング,#開発環境,#開発手法,#Web・アプリ開発

UMLでRDBの設計はできないのか?

UMLは、ビジネスプロセス、イベントのワークフロー、検索のシーケンス、アプリケーション、データベース、アーキテクチャなどのさまざまなモデリングに使用できます。データベース設計にUMlを用いることにより、設計にすでにUMlを使用しているビジネスチームとアプリケーションチームは、共通の言語を用いてデータベースチームとコミュニケーションをとることができます。
ビジネスアナリストや開発者がデータやデータの影響を考慮せずにエンタープライズアーキテクチャを作成するということは、一般的な問題です。データベースは記述されている情報を記録できるでしょうか。ビジネスに必要なものを扱っていますが、まだほかのチームに知られていない既存のシステムは存在しないでしょうか。同じ名前を持つ項目がまったく異なる意味で使用されていないでしょうか。このような疑問から、データベースチームが最初から開発プロセスに参加し、初期の分析に加わり、開発ライフサイクル中ずっと関与し続けるべきだという結論に達します。UMLは多様な視覚的モデルを設計できるので、全員で共有できる単一言語を用いれば、アプリケーション設計やデータベース設計すべてを網羅することができます。
(第1章より)

第1章 はじめに

1.1 本書を読む理由
   システム開発はチームワークである
   UML
1.2 本書の対象読者
1.3 本書の読み方
   章の構成
   データベース設計者のためのボックス
   プロセスフローの概要
   付録

第2章 要求から実装までのデータベース設計

2.1 データベースモデリングとデータベース設計
   データベースモデリング
   データベース設計
2.2 今日のデータモデリング
   最適種ソリューションと全ライフサイクルソリューション
   適切な媒介者
2.3 データベース設計のためのUMLダイアグラム
   さまざまなUMLダイアグラムを使用する理由
2.4 UMLと従来のデータベースモデリングの相違点
2.5 ケーススタディ
   ビジョン
   典型的なシナリオ
   プロジェクトの目的
   着目点

第3章 データベース設計のためのビジネスモデリング

3.1 ワークフロー
   ビジネスモデリング
   今日のモデリング
   現在のシステム
   作動中の今日のシステム
3.2 ケーススタディの現状
3.3 概念
3.4 アプローチ
   データベースチームの参加
   ビジネスニーズの導出
3.5 設計
   ビジネスユースケースモデル
   ビジネスオブジェクトモデル
3.6 まとめ

第4章 要求定義

4.1 ワークフロー
   ユースケースモデル
4.2 ケーススタディの現状
4.3 概念
4.4 アプローチ
   データベースチームの関与
4.5 設計
   ビジネスモデルからシステムモデルへの移行
   システムユースケースの内部
4.6 まとめ

第5章 分析と予備設計

5.1 ワークフロー
   クラス図
   ダイアグラムとアクティビティのサポート
5.2 ケーススタディの現状
5.3 概念
5.4 アプローチ
   データベースチームの関与
5.5 設計
   何をしたいのか
   プログラムに戻る
   MDSシステムユースケースの確立
   「MDSを保守する」システムユースケース
   「MDSを提出する」システムユースケース
   統合
5.6 まとめ

第6章 データベース設計モデルへの変換の準備

6.1 ワークフロー
   マッピングモデル
   クラスのテーブルへのマッピング
   属性の列へのマッピング
6.2 ケーススタディの現状
6.3 概念
6.4 アプローチ
6.5 設計
   エンティティの永続化
   属性の変換
6.6 まとめ

第7章 データベース設計モデル-UML Profile for Database Design

7.1 ワークフロー
   チームとしての作業
   UMLパッケージ
   UMLダイアグラム
   データベース設計
7.2 ケーススタディの現状
7.3 概念
   UML Profile for Database Design
   ダイアグラムの要素
   テーブルと列の要素
7.4 アプローチ
7.5 設計
   クラスからのテーブル作成
   バックグラウンド情報
   基本評価追跡
   完全評価データ
   データベースビュー
7.6 まとめ

第8章 データベースの物理的側面の実装

8.1 ワークフロー
   これまでに作成したモデリングの成果物の活用
   統合
8.2 ケーススタディの現状
8.3 概念
   UML Profile for Database Design
8.4 アプローチ
   データベーステーブルの分割
   スキーマのモデリング
   データベースのモデリング
8.5 設計
   テーブルスペースの作成
   スキーマとデータベースの決定
   必要なハードウェアの設計
8.6 まとめ

第9章 データベース設計のためのUMLの使用-まとめ

9.1 ワークフロー
   データベース設計プロセスのジャンプスタート
9.2 ケーススタディの現状
9.3 アプローチ
9.4 設計
   前向きな態度
   後向きな態度
9.5 まとめ

付録A EABヘルスケア社のUMLモデル

A.1 構成
A.2 モデルとダイアグラム
   ビジネスユースケースモデル
   ビジネスオブジェクトモデル
   従来の概念データモデル
   システムユースケースモデル
   設計モデル
   データベース設計モデル

付録B ユースケース記述

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

subuta さん

2016-11-26

データベースチームのメンバーがUMLを習得すれば、プロジェクトの初期から分析や設計に関われるようになる上、データベース設計でもUMLを一貫して利用できるため、精度が上がり負担は下がるとのこと。架空の介護サービス会社の医療記録をコンピュータ化するプロジェクトを題材に、UMLの例が数多く記載されている。