- Symbian OS コミュニケーションプログラミング(吉川 邦夫 吉川 邦夫 株式会社アイ・エス・ビー Iain Campbell)|翔泳社の本
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- Symbian OS コミュニケーションプログラミング

翻訳
原著
監修

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798115658
定価:
5,280(本体4,800円+税10%)
仕様:
B5変・480ページ

次世代携帯電話通信機能のための最強解説書!!

この本は大きく4部に分かれている。
第1部(第1章と第2章)は、本書と、その内容との概要を示すとともに、Symbian OSの通信機能を紹介し、それが高いレベルでどのように組み立てられているかを解説する。
第2部(第3章から第7章まで)は、より低いレベルの通信テクノロジーを扱う。これらは、おおざっぱに言えば、Symbian OSにおいてソケットインターフェイスよりも低位に存在するテクノロジー(Blutooth、TCP/IP、IrDA)か、単純なデータリンクを提供するテクノロジー(たとえば仮想シリアルポート)か、テレフォニーなど、そのほかのコアサービスである。
第3部(第8章から第12章まで)では、より高いレベルのテクノロジーを扱う。これらは、メッセージングフレームワークとプラグイン(SMS、MMS、電子メール)、SendAsサービス、OBEX、HTTP(hypertext transfer protocol)、OMAデバイス管理(OMA Device Management)などだ。
第4部の第13章には、Symbian OSでの開発のための、実践的な情報がある。これには、通信に関連する様々な種類の開発のために、開発環境をセットアップするための情報が含まれる。開発作業の多くは、Symbian OSエミュレータを使って行うことができる。ここではエミュレータをIPネットワークに接続する方法や、IRポッド、Bluetooth ハードウェア、および電話機をエミュレータとともに使用する方法を示す。そして最後に第14章では、将来の開発について簡略な考察を示し、新機能や新しいテクノロジーの領域で、これから興味深くなりそうなものを扱う。もしこれらの変化がある程度以上実現したら、我々は新しい本を書き始めなければならない!
(第1章より抜粋)

第1部 紹介と概要

第1章 紹介
1.1 本書に何があるか
1.2 本書に何がないか
1.3 どれだけの知識が必要か
1.4 本書の構造
1.5 どのSymbian OSバージョンが対象か
1.6 サンプルアプリケーション
1.7 本書の読み方
1.8 その他の情報源
1.9 Symbian OSコミュニケーションの歴史
まとめ

第2章 概要
2.1 低いレベルの機能
2.2 高いレベルの機能
まとめ

第2部 低いレベルのテクノロジーとフレームワーク

第3章 ESOCKの紹介
3.1 ESOCKの概要
3.2 理論から実践へ
まとめ

第4章 Bluetooth
4.1 Bluetoothテクノロジーの概要
4.2 Symbian OSにおけるBluetooth
4.3 Symbian OS Bluetoothアプリケーションのサンプル
4.4 AVサンプルとプロファイル
まとめ

第5章 赤外線(Infrared)
5.1 イントロダクション
5.2 赤外線通信の概要
5.3 Symbian OSにおけるIrDA
まとめ

第6章 IPおよび関連テクノロジー
6.1 IPネットワークの概要
6.2 IPネットワークとSymbian OS
6.3 Symbian OSにおけるネットワークベアラテクノロジー
6.4 ネットワーク接続を使う
6.5 情報収集と接続管理
6.6 サービス品質
まとめ

第7章 Symbian OSのテレフォニー
7.1 概要
7.2 ETel ISV APIを使う
7.3 制限と考慮すべき事項
まとめ

第3部 高いレベルのテクノロジーとフレームワーク

第8章 メッセージを受信する
8.1 サンプルアプリケーション:「サマリースクリーン」
8.2 メッセージサーバ
8.3 メッセージストア
8.4 メッセージングアプリケーションの設計と実装
8.5 アプリケーション特有のSMSメッセージを受信する
まとめ

第9章 メッセージを送信する
9.1 この章で示すサンプルについて
9.2 SendAsの概要
9.3 サービス/アカウント
9.4 技術的詳細
9.5 UIプラットフォームのSendダイアログを使う
9.6 MTMについての背景情報を少しだけ
9.7 Flickr MTM
9.8 FlickrのデータMTM
9.9 FlickrのUI MTM
9.10 FlickrのクライアントMTM
9.11 FlickrのサーバMTM
9.12 MTM DLLとプラットフォームセキュリティ
9.13 Flickr MTMの共有設定
9.14 MTMのインストール
まとめ

第10章 OBEX
10.1 OBEXの概要
10.2 Symbian OSにおけるOBEX
まとめ

第11章 HTTP
11.1 HTTPの概要
11.2 手始めに:セッションの作成
11.3 トランザクションの作成とサブミット
11.4 本文データの提供
11.5 トランザクションの監視
11.6 トランザクションのキャンセル
11.7 トランザクションのクローズ
11.8 ストリングプール
11.9 プロキシのサポート
11.10 クッキー処理
11.11 HTTP接続の設定
11.12 プラットフォームセキュリティ
11.13 フィルタ
まとめ

第12章 OMAデバイス管理
12.1 紹介
12.2 Symbian OSにおけるデバイス管理
12.3 OMAデバイス管理の要点
12.4 DMアダプタのサンプル
まとめ

第4部 開発のヒント

第13章 開発用のセットアップ
13.1 Bluetooth
13.2 IrDA
13.3 IP用のネットワーク接続
13.4 テレフォニー
13.5 「シリアルポートを盗まれた!」
まとめ

第14章 将来は・・・
14.1 より良いネットワーク
14.2 より良いインタラクション
14.3 より良いサービス
14.4 結末

付録
A Webソース
B WFlickrMTMにアカウントを与える
C SendWorkBench.appガイド

本書は付属データの提供はございません。

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