栗原 潔 翻訳
栗原 潔 原著
クレイトン・クリステンセン 著
スコット・D・アンソニー 著
Mark W. Johnson 著
Joseph V. Sinfield 著
Elizabeth J. Altman 著
優良企業におけるイノベーションがはらむ落とし穴を実証し、衝撃を与えた名著『イノベーションのジレンマ』。そして「破壊される側ではなく破壊者となった立場」で書かれた『イノベーションへの解』、さらに破壊を予見するための手法を示した『明日は誰のものか』。しかし、理論がわかったところで、「具体的にどうすればよいのか」という疑問が立ちふさがり、依然としてジレンマから抜け出せないままである。そこで、本書が実践的な解決を提示する。クリステンセンが共同創立者として立つ、イノサイト社のトップらによって、さまざまな企業事例の集大成から実践的な解を導き出した。「イノベーションにおける落とし穴」、FAQ、各章の終わりには、ワークシートや演習問題等があり、まさに即実行できる手引きとなっている。さらに、『イノベーションのジレンマ』および『イノベーションへの解』の内容のサマリーもついており、前著へのフィードバックをしながら、理解を深められる構成となっている。
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(翔泳社)
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KAZOO さん
2014-12-19
イノベーションを説いてきたクリステンセンが序文を書いて、その共同研究者や弟子たちが現実の解を書いています。今までの本も結構読みでがありましたが、こちらのほうはその理論を実践にどのように応用していくか、実際にどのように適用されてきているかを実例を持って示してくれています。最後には、FAQも示されており非常に参考となります。
harhy さん
2013-05-02
なるほどなあと思うところが多々。破壊的イノベーションを阻害する人や要因が中にあると難しいだろうね。
人工知能 さん
2018-02-12
クリステンセンの「イノベーションの解」の実践編。カスタマーの「用事」を解決するために「雇用」する商品を開発することで「非消費」から消費に転じて、これまで既存企業が魅力に感じていなかった領域に踏み込んでいくことで破壊的イノベーションを起こしていく。そのためのアイデア出し、組織運営、予算の配分、チャネルの検討など、具体的に進めていく上でのツールとチェックリストを示してくれているので、これに則って考えれば大きなヌケモレは抑えられそう。ただ恐らく「非消費」がどこにどれだけあるのかを発見するのはかなり難しい。