実家のたたみ方(千葉 利宏)|翔泳社の本
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実家のたたみ方


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798135892
定価:
1,518(本体1,380円+税10%)
仕様:
四六・208ページ
カテゴリ:
介護・福祉
キーワード:
#ヘルスケア,#福祉資格,#社会,#生活情報
紙の書籍

実家の親が亡くなったあとの準備はできていますか?

団塊世代を中心に、「誰も住まなくなった実家」と「親の膨大な遺品」にどう向き合えばよいのか困る人が続出しています。本書はそんな「困った」を解決するためのヒントや実践的ノウハウを提供します。

実家のたたみ方といっても、「賃貸に出す」「売却する」「解体する」など様々な可能性があります。この本を入口に悔いの残らない「たたみ方」を見つけてください。

本書の主なトピック

・- なかなか切り出しにくい「実家のたたみ方」を親と一緒に考える方法
・- 親や親せきとトラブルを起こさない荷物の整理法
・- 処分できない荷物はどこに預ける?
・- 空き家を維持するコスト(税金、水光熱費、空き家管理サービスの料金など)
・- 家をたたむための基礎知識(不動産登記、土地の境界線など)
・- 実家の解体費用はどのくらいかかる?
・- 実家の売却や賃貸をする前に知っておきたい基礎知識
・- 自治体の補助金を活用して実家の耐震補強や解体をするには?
・- 買い手が見つかりにくい田舎の家を売却するコツ
・- 都市部のマンションを相続したら?
・- 農地や森林のたたみ方
・- お墓の引っ越し

第1章 あなたは実家を継ぎますか?

避けては通れない「実家の問題」
コラム 戸籍制度とは?
親の資産を把握していますか?
なぜ「たたむ」ことを躊躇するのか
実家を継ぐことを選択したら?
実家をたたむ前にすることは?

第2章 実家をたたむ準備を始める

実家のたたみ方を親と話し合う
親に「終活」を勧める
親が亡くなった後の手続き
葬儀の準備をする
実家の荷物を片付ける
トランクルームを活用する

第3章 家をたたむための基礎知識

不動産登記の調べ方
土地の境界線を調べる
実家の地価を調べる
実家の所有売却相続にかかる税金
空き家が増加する背景
行政が進める空き家対策の全体像
実家の耐震性を確かめる
たたみ方の選択肢を検討する
実家を解体する
コラム 放置自動車と放置空き家

第4章 実家のたたみ方(田舎編)

空き家の管理を怠ると?
コラム 相続財産管理制度とは?
空き家管理サービスを利用する
コラム 空き家管理サービスにもガイドライン導入へ
コラム 空き家でも電気や上下水道料金は必要?
空き家の放置=地域の迷惑
空き家バンクとは?
空き家バンク活用のコツ
実家の処分方法を検証する
自動車の処分方法
農地のたたみ方
森林のたたみ方
お墓の引っ越し(改葬)

第5章 実家のたたみ方(都市部編)

不動産業者との付き合い方
実家売却時にかかる税金
実家を賃貸に出す方法
住み替え支援機構を活用して実家を貸す
解体費用の助成対象となる空き家とは?
コラム 空き家問題と固定資産税
老朽化マンションはたためるのか?

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

まこ さん

2016-10-15

本来なら実家をどう畳むか考えるような年代でもないはずなんだけど、何故か一世代すっ飛ばしてこちらにお鉢が回ってきそうなので、ヒント探しのために一読。発行が2014年で、現在までの間にいくつか法律改正もあるようなので、本当に実家の畳み方を考えるなら、他にも色々と調べた方が良さげ。基本的なことが浅く広めに収められている感じなので、「家を畳むというのは実際どんなものか?」と考え始めるきっかけにはいい本かも。とりあえず面倒とか縁起悪いとかで後回しにされると次世代が大迷惑なので、色々な年代の人に興味を持ってほしい分野

Humbaba さん

2014-06-14

余り考えたくないことではあるが、目を背け続けることもできないこと。親の老化というのは、いずれ自分に降り掛かってくる問題である。いざその瞬間になって慌てて公道仕様としても、様々な部分で問題が生じてくる。また、その瞬間は何とかなったとしても後悔する可能性もある。そうならないためにも、少しずつでも考え、そして親の意向を聴いておく必要があるだろう。

ソウ さん

2014-06-02

いずれ自分も避けて通れないことなので読んでみた。当人が死んだ後の事で縁起でも無いし、お金も絡んでくるので話しづらい話題だ。でも親が生きている間に十分にコミュニケーションを取らなければ。分かり易く書いてくれていると思うが、それでも相続・譲渡における手続きや税制度は複雑だ。人口増、個人消費増を目指すならいっそのこと若い世代への税負担を無くしてくれれば良いのに(笑)。空き家の管理や運用やコンサルは今後かなり有望なビジネスになるのでは?具体的な例、色々な運用スキームが書かれていて中々いいんじゃない?