教育大国フィンランド発、世界15か国で出版された話題の絵本『ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング』 2016.05.17

親子で楽しめる!コードが1文字も出てこないプログラミングの絵本

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株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング』を2016年5月19日(木)に発売します。本書は、世界中で話題の親子で楽しくプログラミングに触れることができる絵本です。

■コードは一文字も出てこない、プログラミングの絵本

この絵本には、プログラミングのいわゆる「コード」は一文字も出てきません。好奇心いっぱいの女の子ルビィが宝石集めの冒険をする物語を通して、コンピューターやプログラミング、テクノロジーの楽しさに触れることができる1冊です。
日本でも小中学校でのプログラミング教育の推進がはじまり、これからの時代において、プログラミングに関する知識は必要不可欠なものになるでしょう。『ルビィのぼうけん』は、パソコンでコードを書く方法を教えるものではなく、子どもが将来プログラミングをするときに必要な“考え方”のヒントを紹介しています。

■プログラミングはクリエイティブ!!

絵本の後半部には、"自分でやってみよう!"[練習問題]というパートが用意されています。小学校に入る前の子ども(5歳くらい~)でも親子で遊びながら、「大きな問題を小さな問題に分けること」や、「ちらばった情報からパターンを見つけること」などのプログラマー的思考を学ぶことができます。
プログラミングは、自分の考えを、動くかたちにできる楽しさに満ちています。ルビィと一緒にクリエイティブで遊び心あふれるプログラミングの世界を冒険してみませんか?

■著者は、教育大国フィンランドの女性プログラマー

著者は、フィンランド出身のプログラマー、リンダ・リウカス。彼女は、子どもがプログラミングを学ぶ糸口となるような絵本が必要だと感じ、クラウドファンディングのkickstarterを活用し資金を募りました。9,000人ものサポーターから約4万ドル(約3,800万円)の資金を集めることに成功し、約3年かけて絵本『Hello Ruby(原題)』を完成させました。」
現在は、世界15か国で刊行され、世界的に話題を集めています。
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■書籍概要
『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』
著者:リンダ・リウカス
翻訳者:鳥井雪
発売日:2016年5月19日
定価:1,800円(税別)
判型:B5変・114ページ
書籍紹介ページ:
http://www.shoeisha.co.jp/book/rubynobouken/
http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798143491

■『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』書籍の内容

【あらすじ】
ルビィは大きな想像力を持つ女の子。ルビィの好きな言葉は“どうして?” 。
ルビィの世界では考えたものがなんでも実現します。ある日、ルビィはパパからの手紙を見つけます
「宝石を5 つ、かくしたから、さがしてごらん。ぜんぶ見つけられるかな?」。
でもどう探せばいいのか書かれていません。仕方がないので、まずはヒントを探しはじめると……
パパの机の下に、秘密の数字が書かれた紙きれを発見!ここからルビィの本当のぼうけんが始まります。

【後半は、いろいろな練習問題パート。さあ、自分でやってみよう!】
この絵本は全部で9つの章で構成されており、主人公のルビィは、ペンギンたちや雪ひょう、ロボットたちなど…様々な友だちに出会います。
後半には、それぞれの章セットとなった “れんしゅう”パートが用意されているので、物語の中で、ルビィが考えたことや覚えたことを、実際に自分でやってみることができます。これらの練習問題では、大人向けにその章のトピックスや追加情報がまとめられているので、親子で一緒に取り組むことができます。

■著者と訳者について

●著者:リンダ・リウカス
フィンランド、ヘルシンキ出身のプログラマー、作家、イラストレーター。『Hello Ruby』はクラウドファンディングのKickstarterでまず資金を募り、発表からたった3時間強で目標金額の$10,000を達成。その後、kickstarter の中でもっとも資金を集めた絵本となりました。 リンダはプログラミングの世界での中心人物の一人であり、Rails Girlsの創立者でもあります。Rails Girlsは、あらゆる場所で若い女性にプログラミングの基礎を教える団体。ここ数年間で160 を超える都市でワークショップが開催され、10,000人以上の女性がプログラミングの基礎を学んでいます。

●翻訳者:鳥井雪
プログラミング言語Rubyを使用するプログラマー。著者のリンダ・リウカスが創始者の一員であるRails Girlsを、2013年に東京で開催し、その後の日本での開催をサポートしています。また、島根大学で年に1回、Ruby on Rails(RubyによるWeb開発のためのフレームワーク)の授業を行い、また、オンライン講座でRuby on Railsの授業を担当するなど、Rails初心者のためのワークショップを多数経験しています。

■推薦コメント

●まつもと ゆきひろ 様
(プログラミング言語デザイナー・プログラミング言語Rubyのパパ)
「子どもにもわかるやり方でプログラミングの本質に迫る」 プログラミングというと多くの人がイメージするのは、コンピューターに向かって呪文のようなコードをタイプすることかもしれませんが、実際にはその本質は、問題認識と問題解決です。 この本は子どもにもわかるやり方で、プログラミングの本質に迫ります。それになによりコンピューターと一緒に問題に取り組む「楽しさ」を見せてくれます。 この本を通じて多くの子どもたちと、それから大人たちにもプログラミングの楽しさが伝われば良いなと思います。

●西脇 資哲 様
(日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト)
『ルビィのぼうけん』は、大人が読んでもIT業界の人ならその言葉と流れが心地よい。そして、コンピュータについて、「使い方」ではなく、「表現するプログラミングという手段」という視点で解説をした貴重な絵本。最後の「れんしゅう」はぜひ日本中の子どもたちにチャレンジをしてもらい、コンピュータを好きになってもらいたい。

●矢野りん 様
(バイドゥ株式会社 プロダクト事業部 部長(デザイナー))
わたしはむかし、プログラミングに対して興味をなくしたことがありました。プログラミングができないと、将来お金にこまるよ。と、言われたせいです。それいらい「プログラミングってそんなちっぽけなもんなのか」とおもうようになりました。でも、「ルビィのぼうけん」を読んで、なんだ、プログラミングって別にお金のためにやることじゃなくて、冒険をうまく進めるための「頭の使いかた、考えるキホン」のことなんだ。と思えました。自分のこどもにも、そうやって教えてあげられるかもしれない!と、とてもうれしいきもちです。

●大場光一郎 様
(クラウドワークス 執行役員 CTO)
エンジニアにとって子供になにかを理解してもらうにはコンピューターに理解させるよりもよほど難しく感じます。
この本はルビィというちょっと負けず嫌いだけどがんばりやの女の子といっしょに楽しみながらプログラマーにとって大切な考え方を学ぶことができます。
なにより驚いたのはルビィが計画するところからはじめることです。普段の遊びの中では計画の大切さを伝える機会はなかなか無いのでよいきっかけになりそうです。
これからテクノロジーに立ち向かわなくてはならない娘を持つ親として、いっしょに読み聞かせできる日が待ち遠しくなりました。

●大場寧子 様
(株式会社万葉 代表取締役社長)
専門性が高く、とっつきにくいと思われがちな「プログラマー的思考法」を、キラキラした親しみやすい絵本で紹介する。これまで誰もやったことのない本書の挑戦は、みんなにとっての素敵な "ぼうけん" であると思います。私の小さな娘が本格的なプログラミングを始めるまえに、何気なく考え方の練習ができるように(そして私みたいにプログラミングと宝石を好きになってくれるように!)、一緒に読むのを楽しみにしています。

●小野和俊 様
(株式会社 セゾン情報システムズ 常務取締役 CTO、株式会社 アプレッソ 代表取締役社長)
ストライダーで遊んでいた子どもは練習せずに自転車に乗れるようになるのと同じように、「ルビィのぼうけん」を何度も読んだ子どもは自然とプログラミングの概念を習得し、概念的障壁をほとんど感じることなくプログラミングの世界に入っていくことができるでしょう。我が家の6歳と4歳と2歳の子どもにもぜひプレゼントしたい一冊です。

●林 優子 様
(株式会社iThings研究所 取締役)
「文部科学省が、初等中等教育段階におけるプログラミング教育を推進」というニュースを目にしますが、みなさんは「プログラミング」と聞くと、「難しそう」「うちの子供の役に立つの」と思うのでしょうか。
「こんなことやりたい」を実現するためには、「何から始める? うまくいかないときはどうする?」って考える力を身につけてねって思うでしょ。そう、その思考がプログラミング! ルビィと一緒に遊んでみればわかりますよ。

●高橋征義 様
(株式会社達人出版会代表取締役、一般社団法人日本Rubyの会代表理事)
かつて少女小説は、「著者」「読者」「主人公」がみな女の子(著者だけやや年上)という座組みで、既存の価値観を超えた、女の子による理想世界を自ら育み共有してきた。夢と勇気と矜持に満ちた物語を支えに生きてこられたと語る人さえいる。本書に込められたリンダの思いはあの世界を想起させる。アルゴリズムを武器に現代という世界で戦う少女たちの中には、きっと本書に導かれて生き延びてきたと述懐する人が現れることだろう。

●太田 智美 様
(ロボットパートナー、ITmedia ニュース編集記者)
音楽大学を卒業した私は、大学院に入って初めて「プログラミング」というものを学びました。プログラミングの世界は分からないことだらけ。そもそも環境設定が難しいし、黒い箱がなんかこわいし、テキストエディタの文字は妙にカラフルだし、hogeとかなんなのって感じだし。特に「考え方」を理解するのが大変で、どれくらい大変だったかというと、一晩中友だちが居酒屋さんで教えてくれてやっとif文の考え方を理解する……くらい大変でした。
私にとってプログラミングは、この本の主人公ルビィのすきなことば「どうして?」の連続で、まさにぼうけん。絵本を読みながら、「もうちょっと先までぼうけんしてみようかな?」――そんなふうに思える作品でした。

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