ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本(對馬 陽一郎 林 寧哲 安尾 真美)|翔泳社の本
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ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本


監修

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798154879
定価:
1,760(本体1,600円+税10%)
仕様:
B5変・196ページ
カテゴリ:
健康
キーワード:
#ヘルスケア,#社会,#生活情報,#家事・住まい
シリーズ:
ちょっとしたことでうまくいく
紙の書籍

発達障害の人にとって最大の悩み「コミュニケーションがうまくとれない」が解決できる!

大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。
ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、
「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが
最大の要因と思われます。

そうした人たちの中で特に多い特徴として、他人とのスムーズなコミュニケーションが苦手という点があります。
一方で近年、単純作業や製造業のオートメーション化により、人に求められる仕事の多くはコミュニケーション能力が必要なものに偏っています。
このため現代社会は、コミュニケーションに課題をもつ発達障害の人にとってより生きにくい状況になってしまっています。
本書では、発達障害の特徴に苦しむ社会人のために職場でもコミュニケーションの解決策を紹介します。

【本書の特長】
●仕事の中で、特にコミュニケーションについて苦手を抱え困っている人が直面する悩みの解決法が満載
●口頭での会話が苦手な発達障害の人向けに読み上げアプリの使い方を紹介するなど、ITツールを使った解決策も提示
●施設での実例をベースに、発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの順で解説

発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本

著者

對馬陽一郎

對馬陽一郎(つしま よういちろう)

2009年5月 特定非営利活動法人さらプロジェクト入職。発達障害のほか、精神・知的・身体などさまざまな障害の人へ向けて職業訓練を行っている就労移行支援事業所「さら就労塾@ぽれぽれ」にて、パソコンや事務作業を中心とした職業訓練を担当する。著書に『ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に働くための本』(翔泳社)がある。

安尾真美

安尾真美(やすお まさみ)

2012年9月 特定非営利活動法人さらプロジェクト入職。就労移行支援事業所「さら就労塾@ぽれぽれ」で、主に就労支援を担当する。また、就労に困難を抱える大学生や若者の支援活動も行っている。さら就労塾@ぽれぽれ http://sarapore.jp/

監修者

林寧哲(はやし やすあき)

精神科医。日本精神神経学会認定精神科専門医。ランディック日本橋クリニック院長。1993年9月北里大学医学部卒。北里大学耳鼻咽喉科頭頚部外科、国立相模原病院耳鼻科、国立療養所晴嵐荘病院循環器科などを経て、2003年9月福島県立医科大学医学部神経精神医学講座に入局、同大学院研究生。2004年5月東京・日本橋にランディック日本橋クリニックを開業。大人の発達障害の診断や治療を中心に活躍。休診日には、東京都内の保健センターや教育相談センターなどで相談員、スーパーバイザーとして心の悩み相談を受けるほか、発達障害についての理解を深める講演会の講師を務めている。著書に『発達障害かもしれない大人たち』(PHP研究所)がある。

購入特典

「業務整理票」「外出チェックシート」「電話応対メモ」「報連相シート」

本書で紹介している「業務整理票(Wordファイル)」「外出チェックシート(Wordファイル)」「電話応対メモ(Wordファイル)」「報連相シート(Wordファイル)」をご提供いたします。

「業務整理票」「外出チェックシート」「電話応対メモ」「報連相シート」

第1章 第一印象で良く思われたいー身だしなみ、距離感
・スーツや小物の選び方がわからない
・身だしなみがなっていないと言われる
・そんなつもりはないのに「愛想がない」と言われる
・適切な距離感がわからない

第2章 指示受けがうまくできないのを何とかしたいー聞く力を養う
・指示を受けるときの態度で注意される
・言われた通りにやったつもりなのに「違う」と言われる
・指示を聞いても何をすればいいかわからない
・文字ならわかるのに、耳で聞くと内容が頭に入ってこない
・マニュアルや指示書が理解できない

第3章 コミュニケーションのビジネスマナーがわからないー社会人としてのマナー
・あいさつをしたいが、タイミングやルールがわからない
・他社を訪問するときの決まりがわからない
・名刺交換のやり方がわからない
・自分の仕事の範囲がわからない
・仕事が断れず、処理しきれない
・メモがうまく管理できない
・電話応対で何を話したらいいかわからない

第4章 報連相がうまくできるようになりたいー報告・連絡・相談
・最後まで話を聞いてもらえない
・報連相のタイミングがわからない
・反省して謝っても許してもらえない
・スケジュールの相談方法がわからない
・悪意はないのに相手の気分を害してしまう

第5章 会議などの1対多のコミュニケーションをうまく取りたいー会議・雑談
・大勢で話されると、それぞれが何を言っているかわからない
・正しいと思う意見を言っているだけなのに、周囲の反応が良くない
・会議中にいろいろなことが気になって、議題に集中できない
・雑談に入れない。入っても何を話せばいいのかわからない

第6章 人に伝わる文章を書けるようになりたいー書類、プレゼン、メール
・書類を書くとき、伝えるべき要点がわからない
・書類のレイアウトが変だと言われる
・メールでのコミュニケーションがうまく取れない
・プレゼンが下手と言われる

会員特典はこちら

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感想・レビュー

こうちゃ さん

2018-08-15

【本書の特長】 ●仕事の中で、特にコミュニケーションについて苦手を抱え困っている人が直面する悩みの解決法が満載 ●口頭での会話が苦手な発達障害の人向けに読み上げアプリの使い方を紹介するなど、ITツールを使った解決策も提示 ●施設での実例をベースに、発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの順で解説 周囲の人の理解やサポートは不可欠だと思うので、多くの人に読んでもらいたいと思った。

ぐっさん さん

2018-06-28

変わっていると人から言われる自分にはちょうどいい内容だった。察せられない人にもわかるようにかなり具体的に人間関係のつまづきどころが書いてある。惜しむらくはkindleに対応したUIであって欲しかった。

チョビ さん

2019-06-18

発達障害といわず、新入社員さんなら誰もが読んでおいた方がいいネタ多し。なんというか、発達障害と言わず、幾つになっても向かない職業についている方々は多かれ少なかれ人間関係が壊れていると思うし、そういう方々にもいいのかなと思う。ただ、こんなにうまくいくかはわかりませんが。