「顧客体験」が大切な時代。CXにはじめて取り組む人でも対話形式ですらすら読める
 

近年注目を集めるCX(Customer Experience)とは、商品を認知してから購入し、購入後ファンになるまでの一連の顧客体験のことを指します。商品やサービスが生き残るために、顧客に価値のある体験を提供することが、より重要になっているのです。
CXは、事業、商品、サービス、コミュニケーションまでを俯瞰して考える必要があるため複雑だと思われがちですが、その分関わる人も多いため、マーケティングや広告に関わる人はもちろん、PR、サービス・コンテンツ開発など、多くのビジネスパーソンが知っておくべき基礎知識でもあります。

本書は、CXをクリエイティブの視点から、はじめて取り組む人でもわかりやすく解説した1冊です。CXクリエイティブを「料理」にたとえながら、顧客体験の流れにそって適切なコミュニケーションやプラットフォームなどについて説明します。オールカラーページで、豊富な図解を用いながら、対話形式でテンポよく話が進んでいくので、見るだけで理解できるつくりとなっています。
さらに、自動車、飲料品、化粧品、アーティスト、キャラクター、観光など40のCXクリエイティブの最新事例から商材別の最適解を導いてるので、すぐに仕事に活用できるノウハウが満載です。

■書籍概要
CXクリエイティブのつくり方 認知からファンになるまで、顧客を中心にあらゆる体験をつくる最新レシピ。
著者:電通CXクリエーティブ・センター CX推進チーム
発売日:2023年2月24日
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)
判型:A5・224ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798175867

全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/25151
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798175862
 

 

 



■目次
第1章 仕込み――顧客体験の全体を設計する
第2章 味付け――一人ひとりに最適な体験を設計する
第3章 調理――ファネルごとにメッセージを選択・加工する
第4章 盛り付け――体験を最適な器と表現で届ける
第5章 実食――ここまでの成果を次に生かす
第6章 おかわり――購買したあとも顧客と関係を深めるコツ
第7章 新メニューづくり――新しい事業やサービスをつくる
第8章 試作――CXクリエイティブを実際につくってみよう
第9章 レシピ集――CXクリエイティブ実践例


■著者紹介
電通CXクリエーティブ・センター CX推進チーム
2021年に発足した電通の新しいクリエーティブ局、CXクリエーティブ・センター。およそ100人のクリエーターがいる中で、とある部を中心とした14人のメンバーで構成されるチーム。それぞれ独自の得意分野、興味関心を持ちながら、日々新たなCXクリエイティブの実現やメソッド開発に奔走している。