組込みI/Oインタフェース基礎講座(宇野 俊夫 有限会社ハラパン・メディアテック)|翔泳社の本
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組込みI/Oインタフェース基礎講座



形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798111100
定価:
3,080(本体2,800円+税10%)
仕様:
B5変・384ページ
カテゴリ:
ハードウェア・自作
キーワード:
#OS・アプリケーション,#開発環境,#ネットワーク・サーバ・セキュリティ,#システム運用

機器制御の仕組みが実践的に理解できる

本書は、最近の組込みシステム関連書の流れに反し、雑多なI/O処理周りのかなり泥臭い部分をまとめた一冊となりました。それは、組込みシステムのソフトウェアに興味を持たれた方に、実際に機器を動かす仕組みの紹介を通じ、ものづくりや、組込みシステムってこんな感じなんだ、という雰囲気をつかんで頂ければと考えたからです。
本書がこれから組込みシステムのソフトウェア開発者を目指そうとする方の最初の一歩として、少しでもお役に立ちますように。
(まえがき より)

第1章 コンピュータと機器制御

はじめに~組込みシステムの世界へようこそ!
1-1 マイクロプロセッサ事始め
1-2 ソフトウェアを部品として機器に組み込む
1-3 組込みシステムの特徴
1-4 マイコンによる機器制御とは
1-5 センサ

第2章 CPUとI/O

はじめに~ハードウェアエンジニアの話すことが理解できるとは
2-1 CPUアーキテクチャとメモリ参照
2-2 I/Oデバイスのマッピング
2-3 ハードウェア構成とバス
2-4 デジタル回路入門
2-5 様々な回路テクニック~順序回路やトリガ
2-6 同期とクロック
2-7 組込みソフトウェアの特徴

第3章 パラレルI/Oの仕組みと使い方

はじめに~「インタフェース」の奥深さに迫る
3-1 組込みシステムのパラレルI/O
3-2 パラレルポートとハンドシェーク
3-3 ハンドシェークの実装と課題
3-4 マイコン内臓パラレルポート
3-5 汎用パラレルI/Fチップ 8255
3-6 パラレルI/Oのまとめ

第4章 シリアルI/Oの仕組みと使い方

はじめに~「シリアルI/O」の本領と進化とは
4-1 シリアルI/Oの基礎
4-2 ベースバンド伝送とブロードバンド伝送
4-3 組込みシステムのシリアルI/O
4-4 RS-232C準拠シリアルインタフェース
4-5 SPIとFlashメモリインタフェース
4-6 I²Cの概要
4-7 組込みシステムのなかのシリアルI/O
4-8 シリアルI/Oのまとめ

第5章 割込み

はじめに~割込みを制するエンジニアは組込みを制す
5-1 割込みとは何か
5-2 割込みの実装
5-3 ISRの実装と動作
5-4 システムの安定動作と割込み処理
5-5 上手な割込みの使い方

第6章 タイマ

はじめに~タイマこそ組込みシステムに不可欠な技術
6-1 タイマの仕組みと種類
6-2 タイマと割込み処理
6-3 タイマやカウンタの用途
6-4 ソフトウェアタイマ
6-5 タイマの周期とシステムの動作
6-6 タイマのまとめ

第7章 ATAとシリアルATA

はじめに~ATAで接続されるデバイス自身、組込みシステムである
7-1 ATAのバックグラウンド
7-2 ハードディスクの基礎知識
7-3 ディスクの性能
7-4 ATAのハードウェア
7-5 ATAコマンドとATAPIサポート系のコマンド
7-6 工学ドライブ系のATAPIパケットコマンド
7-7 ATAの制御ソフトウェア
7-8 シリアルATAのハードウェア

第8章 I/O処理とOS

はじめに~ハードウェアに詳しいだけでよいなら、ハードウェアの開発者が制御コードを書けば済むこと
8-1 組込みソフトウェアの階層化の道のり
8-2 組込みシステムの規模とI/O処理
8-3 マルチタスクとI/O処理プログラム
8-4 非同期I/O処理
8-5 安全設計の原則
8-6 組込みシステムのセキュリティ

付録A ATAレジスタの詳細と役割
付録B-1 IDENTIFY DEVICE情報/IDENTIFY PACKET DEVICE情報
付録B-2 ATA主要コマンドの詳細
付録C ATAPI光学ドライブ系のコマンド

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2011年03月08日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 004
12行目
2刷
(後入れ先出し/FIFO)
(後入れ先出し/LIFO)

Last In First Out の略です
2006.10.26
1刷 079
図3-3 囲み解説内最終行
2刷
A/Dコンバータチップ
D/Aコンバータチップ
2006.09.11
1刷 122
13行目
2刷
ただし、ACK#の立上がりで~
ただし、ACK#の立下がりで~
2006.10.26
1刷 128
6行目
2刷
コントロールワードに1000000を書き込みます。
コントロールワードに10011111を書き込みます。

7桁(誤)→8桁(1001 1111)です
2006.09.11
1刷 153
5行目(ページ中央付近)
2刷
また、外部接続端子数の上限により、
また、外部接続端子数の制限により、
2006.10.26
1刷 214
図5-11中
2刷
(拡張されたROM猟奇やRAM領域)
(拡張されたROM領域やRAM領域)
2006.10.26
1刷 233
本文下から6行目
2刷
1MHzのクロックであれば、クロック周期を1万回カウントすれば~
1MHzのクロックであれば、クロック周期を100万回カウントすれば~
2006.10.26
1刷 237
下から5~4行目
2刷
通常のカウンタと違ってあらかじめ初期値を設定したりすることはできません。
通常のカウンタと違ってあらかじめ初期値を設定したりできないものもあります。
2006.10.26
1刷 239
3行目
2刷
このような性質のため、前節で触れたRTCからの~
このような性質のため、後述するRTCからの~
2006.10.26
1刷 261
下から7行目
2刷
最小化カウント時間の~
最小カウント時間の~
2006.10.26
2刷 059
図2-26上部の真理値表
3刷
左側が「デコーダ2の真理値表」、右側が「デコーダ1の真理値表」
左側が「デコーダ1の真理値表」、右側が「デコーダ2の真理値表」

真理値表の表題が逆になっており、回路図と不整合になっていました。
2011.03.08
2刷 103
3-2-3 ニブルモード本文7行目
3刷
ERROR#、SLIN、PE、BUSYの4本の制御信号
ERROR#、SLIN#、PE、BUSYの4本の制御信号
2009.09.30
2刷 104
図3-19左側の上から3行目、および下の囲み4行目
3刷
左側の上から3行目: SLCT(D1とD5) 下の囲み4行目: BUSY、PE、SLCT、ERROR#に出力し、
左側の上から3行目: SLIN#(D1とD5) 下の囲み4行目: BUSY、PE、SLIN#、ERROR#に出力し、
2009.09.30

感想・レビュー

sherbets さん

2016-09-04

勉強になりました。HW動き、制御方法や注意点など。勿論ざっくりしたところは調べて補完が必要ですが、組み込み基礎勉強には良かったです