Symbian OS C++プログラミング 第2版(Richard Harrison 株式会社管理工学研究所 吉川 邦夫 吉川 邦夫 Mark Shackman)|翔泳社の本
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Symbian OS C++プログラミング 第2版


監修
翻訳
原著

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798114743
定価:
9,680(本体8,800円+税10%)
仕様:
B5変・800ページ

新世代プラットフォームv9の特徴を余すことなく徹底解説

本書は、Symbian社内のエンジニアの経験に基づき、Symbian OS Version 9.0以降を搭載する携帯電話用のC++アプリケーションを作成するための基礎を徹底的に説明する。Symbian OSアプリケーションを開発するために必要となるすべてのことを網羅するわけではない。1冊の本でそれは不可能である。しかし、効果的なSymbian OSプログラミングを行うために、かなりの道のりを前進することができ、Symbian OSの基盤となっている基本原則を深く理解することができる。本書のために作成したサンプルアプリケーションを見ながら、解説を進めていく。

この本は誰のためにあるのか

本書は、レベルにかかわらず、C++でのプログラミング経験を持つすべての人を対象とする。Symbian OSは根底からC++で作成された現実的で包括的なシステムであり、コンピュータとモバイル通信が集中する成長率の高い分野を対象としている。
Symbian OSは、あなたにとって、マスマーケット、企業、システムプログラミングに比類なき可能性を切り開くチャンスを提供するOSである。
C++プログラマだけでなく、本書は次の人々にも役立つ情報を提供する。



・- Symbian OSテクノロジを使用してモバイルソリューションの可能性を探る、その他のプログラマおよびマネージャ
・- Symbian OSテクノロジを基盤とした活動を検討しているコンサルタント、トレーナ、著者
・- システム設計に興味を持つ人なら誰にでも。Symbian OSはそれ自体が充実した興味深い例である

第1章 手始めに

1.1 エミュレータを使う
1.2 Hello World(テキスト版)
まとめ

第2章 Symbian OSシステムの紹介

2.1 Symbian OSの基礎知識
2.2 フレームワークの基礎
2.3 本書で扱うAPI
まとめ

第3章 Symbian OS C++

3.1 基本データ型
3.2 命名規約
3.3 関数
3.4 API
3.5 テンプレート
3.6 キャスト
3.7 クラス
3.8 デザインパターン
まとめ

第4章 オブジェクト_メモリ管理、クリーンアップ、エラー処理

4.1 オブジェクトの生成と破棄
4.2 Symbian OSにおけるクラスのカテゴリー
4.3 エラー処理
4.4 クリーンアップスタック
4.5 2フェーズコンストラクション
まとめ

第5章 ディスクリプタ

5.1 概要
5.2 ディスクリプタの構造
5.3 リテラル
5.4 スタックディスクリプタ
5.5 ポインタディスクリプタ
5.6 ヒープディスクリプタ
5.7 ナロー、ワイド、ニュートラルのディスクリプタ
5.8 ディスクリプタとバイナリデータ
5.9 メソッドでディスクリプタを使う
5.10 ディスクリプタ演算の概要
5.11 ディスクリプタの正しい使い方
5.12 ディスクリプタを操作する
まとめ

第6章 アクティブオブジェクト

6.1 非同期サービス
6.2 マルチタスキングとプリエンプション
6.3 アクティブオブジェクトの詳細
6.4 その仕組み
6.5 アクティブオブジェクトの優先順位
6.6 アクティブオブジェクトのキャンセル
6.7 スケジューラの開始と停止
6.8 迷子のシグナルを理解する
6.9 アクティブオブジェクトに関する、その他のよくある間違い
6.10 ステートマシンを実装する
6.11 長期タスクとアクティブオブジェクト
まとめ

第7章 ファイルとファイルシステム

7.1 ファイルベースのアプリケーション
7.2 ドライブとファイル形式
7.3 ファイルシステムサービス
7.4 ストリーム
7.5 ストア
まとめ

第8章 プロセス間通信機構

8.1 概要
8.2 クライアント/サーバIPC
8.3 「発行と登録」IPC
8.4 メッセージIPC
8.5 どのIPC機構を使うべきか?
まとめ

第9章 プラットフォームセキュリティとアプリケーションの発行

9.1 アプリケーションのリソース
9.2 プラットフォームセキュリティの仕組みは?
9.3 プラットフォームセキュリティのサポート方法は?
9.4 アプリケーションを配布にむけて準備する
9.5 Symbian Signedの概要
9.6 SISファイルをインストールする
9.7 ケイパビリティのリスト
まとめ

第10章 デバッグとエミュレータ

10.1 エミュレータを使う
10.2 エミュレータでデバッグする
10.3 実機でデバッグする
10.4 その他のツール
まとめ

第11章 アプリケーションフレームワーク

11.1 Symbian OSのアプリケーションフレームワーク
11.2 S60およびUIQプラットフォームのアプリケーションフレームワーク
11.3 グラフィカルなHello World
まとめ

第12章 シンプルなグラフィカルアプリケーション

12.1 ゲームをS60で実装する
12.2  UIQ 3での相違点
まとめ

第13章 リソースファイル

13.1 なぜSymbian特有のリソースコンパイラなのか
13.2 ソースファイルの構文
13.3 ビットマップとアイコン
13.4 リソースファイルの更新
13.5 アプリケーション登録ファイル
13.6 ローカライズ可能な文字列
13.7 複数のリソースファイル
13.8 リソースファイルのコンパイル
13.9 コンパイルしてリソースファイルの内容
13.10 リソースファイルの読み込み
まとめ

第14章 ビューとビューアーキテクチャ

14.1 ビューアーキテクチャ
14.2 MCoeViewインターフェイス
14.3 サンプルアプリケーションの紹介
14.4 ビューの作成と管理
14.5 MCoeViewインターフェイスを実装する
14.6 コマンドメニュー
まとめ

第15章 コントロール

15.1 コントロールとは何か?
15.2 コントロールの種類
15.3 コントロールのレイアウト
15.4 キーとポインタのイベント処理
15.5 コントロールを監視する
15.6 コントロールを描画する
15.7 バックアップウィンドウ
15.8 背後バックアップウィンドウ
15.9 コントロールのディム表示と不可視のコントロール
まとめ

第16章 ダイアログ

16.1 ダイアログとは何か
16.2 単純なダイアログ
16.3 複雑なダイアログ
16.4 シングルページダイアログ
16.5 マルチページダイアログ
16.6 ダイアログAPI
16.7 ダイアログ用のストックコントロール
16.8 ダイアログ内のカスタムコントロール
まとめ

第17章 表示のためのグラフィックス

17.1 描画の基礎
17.2 CGraphicsContext API
17.3 描画と再描画
17.4 コントロールを描画する
17.5 スクリーンの共用
17.6 CCoeControlによる描画のサポート
17.7 特殊効果
17.8 ウィンドウサーバの新機能
17.9 デバイスやサイズに依存しないグラフィックス
まとめ

第18章 対話のためのグラフィックス

18.1 キー入力、ポインタ、コマンドの基礎
18.2 対話処理のためのユーザー要件
18.3 基本的な抽象
18.4 キーイベントの処理
18.5 ポインタイベントの処理
18.6 ウィンドウサーバとコントロール環境のAPI
まとめ

第19章 プラグインと拡張性

19.1 システムサービス
19.2 プラグインとは何か
19.3 ECOMライブラリ
19.4 Symbian OSのプラグイン
まとめ

第20章 通信とメッセージングのサービス

20.1 Noughts and Crossesにおける通信
20.2 コントローラとトランスポートとの通信
20.3 シリアル通信
20.4 ソケットベースの通信
20.5 メッセージング
20.6 セキュリティ
まとめ

第21章 マルチメディア

21.1 マルチメディアフレームワーク
21.2 画像変換ライブラリ
21.3 カメラAPI
21.4 チューナAPI
まとめ

第22章 SQL RDBMS入門

22.1 RDBMSの概要
22.2 SQLの基礎
22.3 Symbian SQLサーバコンポネントのアーキテクチャ
22.4 Symbian SQLのエラーコード
まとめ

付録

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2010年12月13日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 822
開発者のためのリソース集
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