障がいのある子とその親のための「親亡きあと」対策(鹿野 佐代子)|翔泳社の本
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障がいのある子とその親のための「親亡きあと」対策


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798175652
定価:
1,760(本体1,600円+税10%)
仕様:
A5・172ページ
カテゴリ:
介護・福祉
キーワード:
#ヘルスケア,#福祉資格,#社会,#生活情報
紙の書籍

障がい者の老後や「親亡きあと」の
実際を知る福祉のプロが
シンプルな備え方を解説

障がいのある子の親の多くが不安に感じている
「子の老後」と「自分が亡くなったあと」のこと。

「自分に代わって、誰が子を支えるのか?」
「お金は、どのくらい残しておけばよいか?」
「子は老後、どこで、どう暮らすのか?」……心配はつきません。

本書は、入所施設や通勤寮、グループホーム等で
障がい者の支援にたずさわり、
現在はファイナンシャル・プランナーとして
成人した障がい者の暮らしや、「親亡きあと」の相談を受ける著者が、
通算38年の経験をもとに、本当に必要な備えについて
事例をまじえて詳しく紹介します。

・やみくもに貯蓄せず、子どもの暮らし方を具体的に想像
・もらえるお金や使えるサービスをふまえて、必要額をざっくり試算
・施設管理、家族管理、本人管理――本人のためにお金が使われる仕組み
・親の「もしも」のときに、障がいのある子が困らないための準備
・支援者に不満を感じたときのコミュニケーション
・子の人生だけでなく、親自身の人生も大切に
・「きょうだい」から見た、障がいのある子の親亡きあと ……etc.

多様なケースに関わり、生活の変化を見てきた支援者の視点で、
「やっておきたいこと」と「やらなくてもいいこと」を整理します。

「漠然とした不安」が「安心できる備え」に変わる1冊です。

【目次】
1章●50 歳になった子を想像してみよう
2章●障がい者を支える制度を知ってから備える
3章●移り変わる暮らしに合わせて備えを見直そう
4章●残したお金を子が使うために必要なこと
5章●親自身の老後と親が亡くなったあとの手続き

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入所施設や通勤寮、グループホーム等で障がい者の支援にたずさわり、現在はファイナンシャル・プランナーとして成人した障がい者の暮らしや、「親亡きあと」の相談を受ける著者が、通算38年の経験をもとに、本当に必要な備えについて事例をまじえて詳しく紹介します。

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はじめに

1章●50 歳になった子を想像してみよう

・いくら残したら安心できますか?
・子が50 歳でリタイアしたときの暮らしは?

2章●障がい者を支える制度を知ってから備える

・お金の心配の前に、使える制度を知っておく
・病気やケガをしたときは?
コラム:障がいのある人は保険に入りにくい?
・障がいのある人がもらえるお金とは?
・失業したとき、再就職したいときは?
・生活が苦しくなったときは?
コラム:福祉支援につながり、たくましく生きる人たち
・罪を犯してしまったら?
・民間のサービスにも目を向けよう!
コラム:民間サービスを併用して食生活を充実
・公的サービス以外の障がい者就労支援
・障がいのある人の「65 歳問題」とは?
・親の相談ができる窓口も活用しよう
・相談や見守り機能が期待できる身近な組織
・支援者への不満を感じたときは?
・支援者は「不満を抱かせないやり取り」を心がける
コラム:ある親の嘆き「機転がきかない」

3章●移り変わる暮らしに合わせて備えを見直そう

・親元を離れてグループホームへ
・グループホームに入らないという選択(1)
・グループホームに入らないという選択(2)
コラム:一生分のお金を封筒に小分けして相続
・障がいのある子にどうやってお金を残すか?
コラム:結婚して支え合う暮らしもある

4章●残したお金を子が使うために必要なこと

・「お金を残せば安心」ではない
・第三者による金銭管理サービスを利用する場合
・残したお金を使ってもらうためにやっておくこと
・家族や親族が金銭管理をする場合
・子が自分でお金を管理する場合
コラム:お金は持たせて使わせる
コラム:就労継続支援の工賃は本人管理させやすい
・大人になってからのお金トレーニング
コラム:小さな積み重ねが成長につながる(ゆみさんの母・美恵さんの感想)
・本人に意思表示ができると支援はよりスムーズに
・「成年後見制度を利用してください」と言われたら?
・成年後見制度以外の方法を考えてみよう
コラム:法定後見と任に後見

5章●親自身の老後と親が亡くなったあとの手続き

・一人暮らしの親(あなた)に頼れる身内がいない場合
・死後のことを頼める人がいない場合は死後事務委任契約
コラム:障がいのある子が施設やグループホームで亡くなったら?
・親自身に「もしも」のことがあったとき
・臨終~葬儀・法要
コラム:遺影は15年前の写真?
・相続で必要な手続き
・死後の手続きにかかるお金と受け取るお金
・遺言書がない場合の相続
・遺言書がある場合の相続
・生前整理・遺品整理をしておこう
・エンディングノートは買ったけれど…
コラム:「きょうだい」たちの思い

おわりに

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2022年11月10日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 039
吹き出し内 3行目
2刷
障がい基礎年金の申請をする際に、
障がい基礎年金の裁定請求をする際に、

※リフローEPUBの場合、第2章の「障がいのある人がもらえるお金とは?」の小見出し「●特別障がい給付金」の人物イラストの下にある囲みが該当箇所になります。
2022.11.10
1刷 122
「●金融機関の窓口で」3行目
2刷
成年後見制度を申請していただかないと、
成年後見制度を申立てしていただかないと、

※リフローEPUBの場合、「「成年後見制度を利用してください」と言われたら?」の3つ目の段落が該当箇所になります。
2022.11.10
1刷 123
「●相続相談をした専門家に」3行目、「●ときには入所施設でも」4行目と最終行
2刷
「●相続相談をした専門家に」3行目 申請したほうがいい」と 「●ときには入所施設でも」4行目 申請することになりました。 「●ときには入所施設でも」最終行 よく知らないまま申請したことを
「●相続相談をした専門家に」3行目 申立てしたほうがいい」と 「●ときには入所施設でも」4行目 申立てをすることになりました。 「●ときには入所施設でも」最終行 よく知らないまま申立てしたことを

※リフローEPUBの場合、「「成年後見制度を利用してください」と言われたら?」の以下が該当箇所になります。

「●相続相談をした専門家に」
「●ときには入所施設でも」最初の段落
「●ときには入所施設でも」最終行
2022.11.10