歴史や物語から楽しむ あたらしい植物療法の教科書 電子書籍|翔泳社の本
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歴史や物語から楽しむ あたらしい植物療法の教科書


形式:
電子書籍
発売日:
ISBN:
9784798179742
価格:
3,520(本体3,200円+税10%)
カテゴリ:
家事、料理
キーワード:
#家事・住まい,#生活情報,#趣味,#保育・子育て
電子書籍

植物はどんなふうに「薬草」として使われてきた?
神話の時代から現在の漫画やアニメ、小説や映画に至るまで、
薬師やハーバリストは、どう描かれてきた?

本書は古今東西の植物療法を巡るディープな歴史、植物に魅せられた人々、豊かな物語から、植物の「癒やす力」の根源を探ります。

アロマ、ハーブ、フラワーエッセンス(花療法)、森林療法、園芸療法、ジェモセラピーやホメオパシーなど、私たちの心と身体を癒す「植物療法」(フィトセラピー)。始まりは古代まで遡ります。
かつてはミイラの防腐剤、ペストの防護服、権力者への貢ぎ物、宗教儀式、戦時下の治療などに使われたり、錬金術から精油の原型が生まれたり。アーユルヴェーダや漢方も含み、PART1では植物療法の基本を広く解説します。PART2、3では各地域の薬草の歴史と、重要人物26人の人生を辿ります。植物に人生を捧げた人々の情熱や活躍ぶりは、読みごたえたっぷり!

PART4では、植物が象徴的に描かれた物語や作品を紹介。聖書やグリム童話をはじめ、古事記、日本書紀、万葉集、枕草子、源氏物語など日本の古典や、プルースト、チョーサーなど海外文学、梨木香歩さんや上橋菜穂子さんの現代小説、マネ、ドガ、ロートレック、ゴッホなどの有名絵画、『薬屋のひとりごと』などヒット漫画、『ピーターラビット』『魔法の庭ものがたり』『ノーム』など、人気の絵本を解説。薬草と関わりの深い「魔女」と神秘的な薬草についても考察します。

コラムでは「フランス取材記」を掲載。南仏の伝統的な農場、老舗精油メーカー、リヨン植物療法専門学校、パリのビオ製品の見本市「マジョレーヌ」を楽しくレポート。

アロマやハーブなどの植物、魔女やファンタジーが好きな人、世界の薬草文化を知りたい人、物語や芸術作品などユニークな角度から植物療法を学びたい人におすすめです。

■著者紹介
中村姿乃(なかむら しの)
東京・西荻窪のアロマテラピースクールとサロン「野枝アロマ」代表。アロマセラピスト。幼い頃より植物に触れ、香りを楽しむ。一般企業で世界中の鉱石見本市での取材や買い付け、webメディア編集長などを経て、自身のアレルギーをきっかけにアロマの世界へ。精油やハーブの源泉をたどり、フランスの農場、精油メーカー、ヨーロッパ最大級のビオ製品見本市、ハーブ専門店(エルボリストリ)などで取材を重ねる。リヨン植物療法専門学校(Ecole Lyonnaise de Plantes Médicinales)でアロマテラピーや植物学の知識も習得。
ナード・アロマテラピー協会(NARD)認定アロマトレーナー、yuica認定日本産精油スペシャリスト、日本アロマコーディネーター協会(JAA)、日本アロマ環境協会(AEAJ)などの資格を取得し、サロンや鍼灸院、医療系施設でもアロマテラピーの実践を経験。

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

(翔泳社)

古今東西の植物療法を巡るディープな「歴史」や「重要人物」、 聖書からマンガ・アニメまで、豊かな「物語」から 植物の「癒やす力」の根源を探る1冊

植物はどんなふうに「薬草」として使われてきた?神話の時代から現在の小説や映画まで、薬師やハーバリストはどう描かれてきた?神秘的な薬草と縁が深い「魔女」とは、一体何者?本書は植物療法にまつわる各地の「歴史」、植物に魅せられた26人の「人物」、植物の描かれた豊かな「物語」から、植物と人とのドラマを読み解きます。アロマやハーブ、魔女やファンタジーが好きな人や、世界の薬草文化を知りたい人、日本を含め世界の本草書や養生訓に興味がある人、物語や芸術作品などユニークな角度から植物療法を学びたい人にもおすすめです!

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PART1 さまざまな「植物療法」

最初に植物療法とは何か、なぜ植物に人を癒やす力があるかを解説。アロマ、ハーブ、フラワーエッセンス、森林療法、園芸療法、ジェモセラピー、ホメオパシー、アーユルヴェーダ、日本漢方など各療法を取り上げ、植物の多様な作用や、身体の構造も紹介します。

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PART2 世界各地の「植物療法の歴史」

かつてはミイラの防腐剤や祈りの儀式、ペストの防護服、権力者への貢ぎ物、戦時下の治療などに使われた植物。錬金術から精油の原型が生まれました。古代、中世、近世、近代・現代の時代や、地域ごと、各療法ごと、養生論や本草書の変遷などテーマごとに、ディープな歴史を解説します。

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PART3 植物療法における「重要人物26人」

ヒポクラテス、テオプラストス、プリニウス、ディオスコリデス、ガレノス、張仲景、聖徳太子、鑑真、アヴィセンナ、ヒルデガルト、パラケルスス、イギリスの植物学者4人、貝原益軒、リンネ、出島の三学者、小野蘭山、牧野富太郎、ガットフォセ、バッチ、モーリー、バルネ……植物に人生をかけた人々の生涯と功績を辿ります。

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PART4 植物を巡るドラマを描いた「物語」

聖書をはじめ、グリム童話、古事記、日本書紀、万葉集、枕草子、源氏物語など日本の古典、プルースト、チョーサーなど海外文学、梨木香歩さんや上橋菜穂子さんの小説、マネ、ドガ、ゴッホなどの有名絵画、『薬屋のひとりごと』などヒット漫画、『ピーターラビット』『魔法の庭ものがたり』『ノーム』など人気絵本の他、音楽作品も解説します。

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「魔女」と神秘的な薬草

PART4では多くの物語にも登場する「魔女」について考察します。『ハリー・ポッター』『ロミオとジュリエット』などにも登場し、多くの伝説や謎に満ちた「マンドラゴラ」、古代ケルトの宗教を司るドルイド僧が神聖視したオークの木に宿る「ミスルトー」など、魔女と縁の深い神秘的な薬草についても紹介します。

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日本の養生訓や本草書

西洋だけではありません。丹波康頼『医心方』、栄西『喫茶養生記』、貝原益軒『養生訓』や、小野蘭山『本草綱目啓蒙』など、日本ならではの貴重な文献も、原本の図版と共にたくさん紹介しています。

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コラム 4本の「フランス取材記」

南フランスの伝統的農法に取り組む農場、リヨン植物療法専門学校、パリのビオ製品見本市「マジョレーヌ」、成分分析にこだわる精油メーカーなど、著者自ら現地取材し、レポートします。

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アロマやハーブの香りを感じる自然風景

各章末では、フランスや日本など、さまざまな地域の美しい自然風景を掲載。小さな農場の古い蒸留器や、蒸留された精油やハーブウォーター、摘み取られたばかりの瑞々しい植物など、貴重な写真も。

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付録 アロマ&ハーブを楽しむレシピ/植物図鑑20

付録では、アロマのトリートメントオイルやジェル、ハーブの栽培など、暮らしの中で植物療法を気軽に楽しめるレシピを掲載。さらに本書で頻出した植物のプロフィールも紹介しています。

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