朝倉祐介推薦!「とことんリアルを描いた誠実な一冊だ」
 

スタートアップ起業家が会社を成長させ上場を目指すためには、事業アイデア、チーム、ファイナンス、営業、企業文化など様々なフェーズで直面する異なる課題を解決していくことが求められます。
本書は、創業からIPOまで網羅的に扱った起業家のバイブルとなる1冊です。アメリカのIT企業創業者である著者が、自身の「Zero to IPO(ゼロからIPOに至るまで)」の経験とシリコンバレーで出会った多くの有名起業家や投資家から得た珠玉のアドバイスを創業からIPOまでの大まかな時間軸に沿ってフェーズごとにまとめました。マーク・アンドリーセンやベン・ホロビッツをはじめ、幅広い分野の起業家・投資家との対話で得られた複眼的な知恵と戦略が凝縮されています。
資金調達や営業、取締役会の乗り切り方などのノウハウはもちろん、起業家が陥りがちな苦悩に寄り添うメンタリティやマインドセットに関するアドバイスもバランスよく扱っているので、読み物としての面白さも充実しています。

マーク・アンドリーセン、ベン・ホロビッツ……
投資家からの珠玉のアドバイス

売り込みをする創業者は、私たちがビジネスチャンスを査定していると考える。そのとおりだが、私たちは創業者自身も評価している。
――a16z共同創業者 マーク・アンドリーセン

生まれつきCEOの人などいない。誰にも好まれない発言をしたり、行動をとったり、望まれていない方向に会社を導いたりするのをいとわないことが必要だ。
―― a16z共同創業者 ベン・ホロウィッツ


超実用的なTipsが満載の一冊

・共同創業者が平等に株を受けとったほうがいい理由
・解雇には、いいやり方と悪いやり方がある
・投資家の吟味の仕方
・顧客候補を特定し、口説き落とすための基本原則
・問題が起きそうな気配がしたら、それを公にする
・テック系の中心地に拠点を移すべきか?
・強力な取締役会のつくり方 など……


■書籍概要
Zero to IPO 世界で最も成功した起業家・投資家からの1兆ドルアドバイス 創業から上場までを駆け抜ける知恵と戦略
原著:フレデリック・ケレスト
翻訳:酒井 章文
解説:朝倉 祐介
発売日:2023年4月17日
定価:2,640円(本体2,400円+税10%)
判型:A5・3204ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798178974

全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/25561
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798178977

■目次
イントロダクション
第1章 起業家になるべきか?
第2章 アイデア
第3章 チーム
第4章 資金調達
第5章 営業
第6章 企業文化
第7章 リーダーシップ
第8章 成長
第9章 大失敗
第10章 自己管理
第11章 取締役会
第12章 上場
第13章 その先へ

■著者紹介
フレデリック・ケレスト(Frederic Kerrest)
2017 年に20 億ドルの評価額で上場し、現在の時価総額が400 億ドル超を誇るエンタープライズ・ソフトウェア企業、オクタの取締役副会長、COO、共同創業者。オクタの企業としての優先事項の確立と推進、会社全体のイノベーションの促進、顧客、パートナー、潜在顧客に寄り添う取り組み、投資家コミュニティとの主な連絡役を担う。ソフトウェアの起業家である著者は、『Zeroto IPO』のポッドキャストの司会を共同で務め、そこに創業者、起業家、イノベーターを招き、彼らが革新的なテクノロジー企業をつくりあげた経験から得た見識を紹介している。また、MITマーティン・トラスト・センターのエグゼクティブ・アドバイザリー・ボードを務め、起業したてのソフトウェア企業の起業家にアドバイスをしている。また創薬プラットフォーム企業、ヘロフィロスの共同創業者兼会長。スタンフォード大学でコンピューターサイエンスの理学士号、MITスローン経営大学院でアントレプレナーシップとイノベーションのMBAを取得。私生活では、家族との時間をたいせつにする。趣味は、読書、スキー、アイスホッケー。