VMware View仮想デスクトップシステム構築ガイド(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)|翔泳社の本
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VMware View仮想デスクトップシステム構築ガイド


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798125169
定価:
4,620(本体4,200円+税10%)
仕様:
B5変・392ページ
カテゴリ:
ネットワーク・サーバ
キーワード:
#ネットワーク・サーバ・セキュリティ,#データ・データベース,#システム運用,#Web・アプリ開発
紙の書籍

仮想化の次の一手、デスクトップ仮想化への解法

「仮想デスクトップ」とは、仮想マシンの新しい利用形態として注目されているシステムです。企業や組織内にある個人用PCを仮想マシン上に移し、手元の端末から画面だけ表示させて利用します。これにより、外出先や自宅からいつでも同じ環境にアクセスできるほか、システムの集中管理や情報漏えいに対するセキュリティ強化も図られます。

本書はそのシステムインテグレーションの立場から、VMwareによる仮想デスクトップシステム作りを解説するものです。リモートアクセスの基本知識や、セキュリティに関する考慮、システム設計の手法とポイントについて、現場から得られた多くの知識を紹介します。また、仮想化システムのアクセスコントロールを簡単に実現する「VMware View」の基礎知識や機能解説も盛り込んでいます。仮想化時代の新しいシステムの形と具体的な実現方法について学べる一冊です。

1 仮想デスクトップの概要

1.1 仮想デスクトップ環境とは
  1.1.1 オフィスのデスクトップ環境
1.2 リモートデスクトップの技術
  1.2.1 ターミナルサーバー方式
  1.2.2 ブレードPC方式
  1.2.3 仮想マシン方式
1.3 リモートデスクトップの利用方法
  1.3.1 利用するプロトコル
  1.3.2 クライアントハードウェアの利用形態
1.4 仮想デスクトップ環境に関する考慮点
  1.4.1 仮想デスクトップ環境のメリット
  1.4.2 仮想デスクトップ環境の課題
  1.4.3 システム運用

2 簡易デスクトップ仮想化環境の構築

2.1 構築の準備
  2.1.1 ソフトウェア
  2.1.2 ハードウェア
  2.1.3 構築するシステムのイメージ
2.2 ハイパーバイザのインストール
  2.2.1 ESXi 5.0のインストール
  2.2.2 VMware Workstationのインストール
2.3 接続先クライアントのインストール
  2.3.1 新規仮想マシンの作成手順
  2.3.2 OSのインストール
  2.3.3 OSインストール後の設定
2.4 Windows 7 Enterpriseへのリモート接続
  2.4.1 RDP接続
2.5 リモートからの接続
  2.5.1 接続方法の検討
2.6 オープンソースアプライアンスによるVPN接続の設定
  2.6.1 Vyattaのインストール
  2.6.2 PPTPの設定
  2.6.3 Windowsでの接続確認
  2.6.4 RDPクライアントの利用
2.7 スマートフォン、タブレットからの接続
  2.7.1 iOS系
  2.7.2 Android系
  2.7.3 Wyse Pocket Cloudからの利用

3 VMware View解説

3.1 コネクションブローカー導入事例
  3.1.1 さまざまな仮想デスクトップシステム
  3.1.2 サーバー仮想化からの流れ
  3.1.3 コネクションブローカーの導入
3.2 VMware Viewの概要
  3.2.1 導入のメリット
  3.2.2 コンポーネント解説
  3.2.3 ライセンス
3.3 View Manager
  3.3.1 管理インターフェイス
  3.3.2 コネクションブローカー機能
  3.3.3 Automated Poolの作成手順
  3.3.4 仮想デスクトップへの接続
3.4 View Composer
  3.4.1 リンククローンの利用
  3.4.2 リンククローンの運用
3.5 ユーザビリティに関わる機能
  3.5.1 View Desktop
  3.5.2 印刷
  3.5.3 View Unified Access
  3.5.4 ThinApp
  3.5.5 View Persona Management

4 システムユースケース分析

4.1 ビジネスゴール別のユースケース分類
  4.1.1 セキュアオフィス
  4.1.2 BCP(Business Continuity Plan)
  4.1.3 在宅リモートアクセス
  4.1.4 モバイルアクセス/BYOPC
4.2 用途別のユースケース分類
  4.2.1 コンテンツワーカー
  4.2.2 トランザクションワーカー
  4.2.3 特殊ユーザー
  4.2.4 全社共通マスタ
4.3 ユースケース分析の重要性

5 構築プロジェクトのポイント

5.1 プロジェクト企画
  5.1.1 プロジェクトを始める前に
  5.1.2 失敗例に学ぶ
  5.1.3 目的の設定
  5.1.4 手段の検討
5.2 提案要求と投資判断
  5.2.1 RFP
  5.2.2 投資判断
5.3 技術チームの編成
  5.3.1 サーバーチーム
  5.3.2 ストレージチーム
  5.3.3 ネットワークチーム
  5.3.4 デスクトップチーム
  5.3.5 サービスデスク/ヘルプデスク
  5.3.6 運用担当
5.4 仮想化プロジェクト推進コアチームの編成
  5.4.1 プロジェクトマネージャ
  5.4.2 ビジネスドライバー
  5.4.3 アーキテクト
5.5 その他のプロジェクトレベルの考慮点
  5.5.1 ベンダーサービスの検討
  5.5.2 プロトタイピングの重要性

6 vSphere基盤設計

6.1 設計のポイント
  6.1.1 2 つの設計分野
  6.1.2 基盤設計
6.2 プラットフォーム設計(CPU/メモリのサイジング)
  6.2.1 管理クラスタの分離
  6.2.2 管理クラスタサイジング
  6.2.3 仮想デスクトップクラスタサイジング
6.3 ネットワーク設計
  6.3.1 ネットワーク要件
  6.3.2 接続経路
  6.3.3 VLAN とセグメント
  6.3.4 ダイレクト接続とトンネリング接続
  6.3.5 プロトコル
  6.3.6 帯域
  6.3.7 冗長化と負荷分散
6.4 ストレージ設計
  6.4.1 ストレージサイジングの要件
  6.4.2 OS 領域のサイジング
  6.4.3 ユーザーデータ領域のサイジング
  6.4.4 その他の領域のサイジング
  6.4.5 バックアップの設計
  6.4.6 冗長性の設計
  6.4.7 既存アレイを間借りする

7 Viewデスクトップ設計

7.1 設計のポイント
7.2 アプリケーション仮想化設計
  7.2.1 アプリケーション管理の問題点
  7.2.2 ThinAppの活用
  7.2.3 アプリケーションの分類と評価
  7.2.4 ThinAppパッケージャ
  7.2.5 ThinAppエンタイトルメント
  7.2.6 ThinAppパッケージの更新
  7.2.7 パッケージングのコツ
7.3 セキュリティ設計
  7.3.1 設計ポイント
  7.3.2 Viewポリシー
  7.3.3 グループポリシー
  7.3.4 ログオンとセッションのコントロール
  7.3.5 アップデート管理
  7.3.6 権限管理
7.4 プール設計
  7.4.1 デスクトッププール
  7.4.2 プールの分類
  7.4.3 プールのサイジング(ポッドとブロック)
  7.4.4 エンタイトルメントとアサインメント
  7.4.5 タグによる論理分割

8 View環境構築

8.1 システム導入の下準備
  8.1.1 インストール環境について
  8.1.2 インストールの流れ
8.2 vSphere ESXiのインストール
8.3 Active Directory/DNS/DHCPの準備
  8.3.1 Active Directory/DNSのインストール
  8.3.2 DNSの設定
  8.3.3 DHCPサーバーのインストールと設定
  8.3.4 View用ユーザー/グループ/ OU の作成
  8.3.5 View Composer用ユーザー権限の追加
  8.3.6 Remote Desktop Usersグループの追加
8.4 vCenterサーバーの構築
  8.4.1 vCenterサーバーのドメイン参加
  8.4.2 vCenterのインストール
  8.4.3 vCenter環境の準備
  8.4.4 View Composer用データベースの作成
  8.4.5 View Composerのインストール
8.5 Connection Serverのインストール
  8.5.1 ライセンス登録
  8.5.2 View Managerの管理者追加
  8.5.3 Security Server Pair Passwordの作成
  8.5.4 vCenter/View Composerの登録
  8.5.5 イベントデータベースの登録
8.6 Security Serverのインストール
  8.6.1 ファイアウォール・ポリシーの設定

9 仮想デスクトップ環境構築

9.1 仮想デスクトップ用テンプレートの準備
  9.1.1 View Composer用仮想マシンの作成
  9.1.2 Windows 7のインストール
  9.1.3 View Agentのインストール
  9.1.4 ゲストOSのパフォーマンス最適化
  9.1.5 仮想マシンのスナップショットの作成
9.2 デスクトッププールの作成
  9.2.1 Dedicatedデスクトッププールの作成
  9.2.2 Floatingデスクトッププールの作成
  9.2.3 Terminal Servicesプールの作成
9.3 ThinAppの作成と配布
  9.3.1 ThinAppの作成
  9.3.2 ThinAppアプリケーションの配布
9.4 まとめ

10 仮想デスクトップシステムの運用

10.1 仮想デスクトップにおける運用の変化点
  10.1.1 ネットワークを介した分散型のシステム
  10.1.2 分散型から集中型の管理となる
  10.1.3 ユーザーエクスペリエンスが重要
  10.1.4 利用者サポートが重要
  10.1.5 定型的な業務が多い
10.2 運用体制の確立
  10.2.1 従来型運用体制との違い
  10.2.2 サービスデスク
  10.2.3 システム運用チーム
10.3 デスクトップ管理とセッション管理
  10.3.1 仮想デスクトップの管理
  10.3.2 仮想デスクトップのセッション管理
10.4 アップデート管理
  10.4.1 リンククローンの仕組みと用語
  10.4.2 リンククローン特有の運用業務
10.5 バックアップ/リストア
  10.5.1 サーバーコンポーネント
  10.5.2 デスクトップコンポーネント
10.6 セキュリティ対策
  10.6.1 ウィルス対策
  10.6.2 情報漏えい対策
  10.6.3 Local Mode
  10.6.4 監査ログの活用
10.7 印刷管理
  10.7.1 仮想デスクトップの印刷における課題
  10.7.2 Viewの印刷管理機能
  10.7.3 プリンタサーバー
10.8 パフォーマンス/キャパシティ管理
  10.8.1 デスクトップ仮想化におけるポイント
  10.8.2 コンポーネントごとの管理ポイント
10.9 障害監視
  10.9.1 Viewに特有の監視ポイント
  10.9.2 ほかの監視ツールとの連携

付録
付録A:VMware View PowerCLI
付録B:トラブルシュートのポイント
付録C:VMware View に関するオンラインリソース
索引

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2013年02月12日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 011
図 1.10キャプション
2刷
Wyse Thin Client
Wyse ゼロクライアント
2012.04.20
1刷 208
手順1の2行目
2刷
ユーザーログオン名「vc_view」を入力し、
ユーザーログオン名「vc_admin」を入力し、
2013.02.12
1刷 251
本文2行目、および図8.183内の「External URL」の入力欄
2刷
http://view.view.com
http://view.viewdemo.jp
2012.06.15
1刷 292
図の2行上
2刷
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「¥¥cs¥share」を入力
2013.02.12

感想・レビュー

K さん

2015-07-05

View 5.0かな。詳しくて良かった。