EXAMPLE

お客様事例

コミューン株式会社様

自社の強みを「業界の教科書」に――ビジネスリーダーへの認知拡大から採用・インナーブランディングまで網羅する「企業出版」の真価

コミューン株式会社は、顧客や従業員との信頼関係を育み、事業成長につなげる「信頼起点経営」の社会実装を目指す企業です。「あらゆる組織とひとが融け合う未来をつくる」をビジョンに掲げ、大手企業を中心に多くの企業に向けて、コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」のほか、あらゆるステークホルダーとの信頼関係構築を支援する複数の関連サービスを展開。様々な業界への導入実績に基づく独自のノウハウで、企業の持続的な事業成長を伴走支援しています。

今回、私たちが書籍の出版に至った最大の目的は、「コミュニティを育てることは、単なるCSRやプロモーションの一手法ではなく、事業成長のドライバーである」という真の価値を社会に伝えることでした。この認識を、経営層やマーケティング・ブランディングの責任者といった、事業の意思決定に携わる方々へ広く届ける必要があったのです。

過去にはテレビCMやタクシー広告などのマス施策も実施してきましたが、一過性の認知獲得にとどまらず、私たちが届けたいビジネスリーダーの方々の手元に残り続けるものをつくりたいと考えました。何か迷った時にいつでも参照してもらえる「バイブル」のような存在をつくるには、書籍という媒体が最適だったのです。

本書(『コミュニティ経営の教科書』)では、こうした背景のもと、コミュニティが事業の武器になる理由をビジネスリーダーの視点で整理し、戦略の立て方から具体的なつくり方、育て方までを詳しく解説しています。

「業界の教科書」を確実に届けるため、翔泳社をパートナーに

出版社として翔泳社を選んだ決め手は、私たちが届けたい読者層とのマッチ度と、ビジネス・IT領域における確かな実績と信頼でした。

ビジネス書やIT技術書の領域において、『THE MODEL』や『実践 顧客起点マーケティング』など、「この領域の最前線で活躍する方なら誰もが一度は手に取る」という良質な書籍を数多く出版されています。私たちが目指す「業界の教科書」を形にし、ターゲット層へ確実に届けるためには、こうした信頼あるラインナップを持つ翔泳社が最高のパートナーだと考えたのです。

いざ本づくりが始まると、生みの苦しみも経験しました。コミュニティという概念は非常に奥深く、第三者に伝わるように体系化していくのは容易ではありませんでした。独りよがりな内容にならないよう、客観的な視点は常に意識しました。

自分たちのノウハウを読者に伝わる言葉へと変換していく作業は困難の連続でしたが、だからこそ、わかりやすい言葉にして書籍として世に届ける価値があるのだと確信しました。担当編集の方とは目次案の段階から何度もラリーを重ね、徹底的に議論させていただきました。的確なアドバイスと根気強い伴走があったからこそ、無事に形にできたと感謝しています。

経営者の手に馴染む、普遍的な「教科書」としての装丁

内容だけでなく、読者に届けるためのパッケージ(装丁)にも強くこだわりました。単にデザインの美しさを追求するのではなく、「経営者層が手にとりやすいか」「コミュニティの本質をどう表現するか」を重視し、ポップすぎる印象は避けるなど細かなリクエストをお伝えしました。

特に意識したのは、自社の売り込み色を抑えることです。「コミューンの本です」と前面に押し出すのではなく、「手にとってみたら、たまたまコミューンの本だった」というフラットな立ち位置を狙いました。

カバーデザインには、マーブル模様を採用しています。これは、多様な人々が集まる「コミュニティ」という場において、個人の色がしっかりと残ったまま、全体として融け合っている状態を表現するためのモチーフです。単なるきれいなグラデーションではなく、複雑に混ざり合う様子がコミュニティの本質に近いとお伝えし、現在のデザインに行き着きました。

Amazonや書店で1位を獲得、高評価レビューも多数

書籍化による定量的な効果としては、プロモーション施策の成果もあり、Amazonのカテゴリ5部門で1位を獲得できたことが非常に大きかったです。丸善日本橋店や三省堂書店有楽町店、紀伊國屋書店梅田本店でも週間ベストセラー1位を獲得しました。現在、Amazonレビューでも星4.8・60件以上という高い評価をいただいており、確かな手応えを感じています。

定性的な反響としても嬉しいお声が届いています。お客様に本をお配りする際、「実はもう買っていました」「これ、コミューンさんが書いていたんですね」と驚きの声をいただくこともありました。結果として、コミュニティの価値をフラットに伝える純粋な「教科書」として社会に受け入れていただけたと感じています。

社外への波及効果と、組織の「資産」としての価値

刊行後は、プロモーションの一環としてオンラインイベント「MarkeZine Day Special Webinar powered by Commune」を開催しました。書籍内のインタビューにご協力いただいたSHE様、アドビ様、ヤッホーブルーイング様、トリドールホールディングス様にもご登壇いただき、多数の方にご視聴いただくなど、大きな反響がありました。

現在、この本は経営者やマーケティング・ブランディングの責任者の方々に対する「名刺代わり」として、イベントや商談時にお渡しするものとして活用しています。また、社員の名刺の裏面には書影とAmazonリンクのQRコードを印刷しており、初対面の方との商談で書籍の紹介をするなど、良いアイスブレイクにもなっています。

さらに、新入社員のオンボーディングや新卒採用の場でも、コミューンが何を提供している会社なのか、お客様がどのようにコミュニティで信頼を育んでいるかを深く理解してもらうためのツールとして活躍しています。全社員が「コミュニティが、顧客や従業員との信頼関係を育む上でいかに重要か」という解像度を揃え、会社の目指す姿を共通言語として語れるようになったこと。そして、社員が家族に本を見せて自社を誇りに思えるといったインナーブランディングに寄与したことも、出版がもたらした大きな副次的効果であり、会社としての大切な資産になったと感じています。

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