株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、代表取締役社長:臼井かおる)は、新刊『個人に依存しないチームをつくるトヨタの業務「標準化」 ミス・属人化・残業が消える仕事の仕組み』を2026年6月15日に発売しました。本書は、トヨタで培われ、世界中でその強さを実証してきた「業務標準化」のメソッドを、どんな会社・どんなオフィス業務にも導入できる形にまとめた実践的な指南書です。

「誰がやっても成果が出る」「新人でも迷わない」「カイゼンが回り続ける」最強のチームとなるには?
トヨタの「標準」は、分厚くて思考停止を生む「縛るマニュアル」とは全く異なります。
現場が主体となって現時点のベストを更新し続ける「動的な土台」であり、カイゼンを回し続けるための出発点なのです。
本書では、トヨタ自動車で活躍し、現在は数多くの企業の業務改革を支援する著者が、脱属人化のノウハウを余すところなく公開します。
・「経験が必要な特殊業務」の8割も標準化して新人に任せる「2:6:2の法則」
・ブラックボックス化した業務を丸裸にする「IE手法」と「マルチスキルマップ」
・「7つのムダ」を掃討し、プロセスを一直線にする「ECRSの4原則」
・作っただけの“死んだルール”を蘇らせる「SDCAサイクル」と「なぜなぜ分析」
製造業の現場だけでなく、営業、経理、総務など、間接部門(ホワイトカラー)で明日から使える具体的な6つのカイゼンステップ(業務断捨離からグループワーク化、少人化・活人化まで)を体系的に解説しています。
■こんな方におすすめです
・「〇〇さんしか分からない」という業務の属人化やブラックボックス化に悩んでいる経営者・管理職
・人が辞めるたびに現場がパニックに陥り、残業でカバーしている職場のリーダー
・マニュアルを作っても現場に定着せず、すぐに形骸化してしまうとお悩みの方
・多様な価値観を持つメンバーをまとめる「共通言語」を作りたいマネージャー
・DXやAIツールを導入する前に、まずはグチャグチャな業務フローを強固な土台へと整えたい方
属人化という病を克服し、「誰がやっても成果が出る」「新人でも迷わない」「カイゼンが回り続ける」最強のチームへ。
個人の頑張りに依存するのをやめ、仕事そのものを「仕組み」に変えるための第一歩を、本書とともに踏み出しましょう。
■書籍概要
『個人に依存しないチームをつくるトヨタの業務「標準化」 ミス・属人化・残業が消える仕事の仕組み』
著:藤澤 俊明
発売日:2026年06月15日
定価:1,870円(本体1,700円+税10%)
仕様:四六・272ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798191843
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/27541
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798191841
■目次
第1章 「同じ業務」なのに人によって差が出てしまうのはなぜか?
・たった一人の退職で「機能停止」に陥る脆弱なチーム
・「人が長く居続けること」を前提とした業務プロセスの罠
・劇薬としての即戦力採用 ~属人化の「再生産」という副作用~
・属人化という病の正体 ~ノウハウの消失とカイゼンの拒絶~
・多様な価値観をまとめるのは「心」ではなく「共通言語」
・スーパーマンはいらない。「仕組み」がチームを安定させる
・「マニュアル人間」を作らないための、トヨタ式「標準」
第2章 トヨタの強さの秘密は「標準化とカイゼン」の徹底
・「標準」を起点に成長したトヨタ
・「あの人にしかできない」を排除し、誰でも100点を出せる「標準化」
・標準の基本は「ムダ」「ムラ」「ムリ」がないこと
・「気を付けて作業しろ」という精神論では、また必ずミスが起きる
・間接部門・スタッフ業務でも「標準」はつくれる
・IT・AIの前に「標準化」で組織・チームの土台を築く
・「誰がやっても同じことができる」のが標準化されたチーム
・思考停止を生む「マニュアル」と、自発的に動く「標準」の決定的な差
・生きた標準を運用できてこそ意味がある
第3章 ブラックボックス化した業務を丸裸にするトヨタ式〝標準〟のつくり方
・ 業務プロセスは本来シンプルな一本の直線
・「人に業務が付く」から「業務に人が付く」へ
・「特殊な仕事」の8割も明日から新人に任せられる
・業務手順を洗い出すIE手法の活用
・属人化をあぶり出すマルチスキルマップ
・エース依存の部署が「誰が欠けても回るチーム」に化けた理由
・属人化の「再発」を防ぐ6つの防衛策
第4章 見えないムダを排除し、生産性を劇的に上げる「オフィス業務カイゼン」
・オフィスで放置されがちな間接業務改革の6ステップ
・Step1:1日の行動を「3つの箱」に仕分け、見えない余裕時間(ムダ)をあぶり出す
・Step2:業務断捨離の4原則「ECRS」を駆使し、複雑なプロセスを一直線にスリム化する
・「決まらない会議」「上司のプライド」などスタッフ系特有の7つのムダを排除する
・Step3:ムダを削ぎ落とした最短手順を「誰でもできる標準」へと落とし込む
・Step4:属人化を解き放ち、急な欠員にも動じない「マルチスキル人材」を育成する
・Step5:抱え込みの個人戦をやめ、仕事を「チーム戦」に切り替えて負荷を分散する
・Step6:仕事の無駄な膨張(パーキンソンの法則)を防ぎ、浮いた時間を「未来」へ投資する
・「これ、ムダじゃない?」という現場のつぶやきを拾い上げ、ムダを見る目を養う
・トップの本気度を現場に発信し、組織全体を巻き込む「カイゼン文化」を定着させる
・「失敗歓迎」の土壌を育て、カイゼンが仕事のど真ん中にある最強のチームをつくる
第5章 作っただけの「死んだルール」を蘇らせるトヨタ式〝標準〟の磨き方
・せっかく決めても現場で無視される「つくりっぱなし・投げっぱなし」の罠
・標準を根付かせる定着の要「SDCAサイクル」とは?
・攻めの「PDCA」と守りの「SDCA」との両輪で進化させる
・「読んでおいて」は通用しない。実行(Do)には徹底的な〝おせっかい〟
・「守りにくい標準」を疑い、現場の困りごとを点検(Check)する
・現場の「もっといい方法」を即座に標準へ昇華し、組織全体へ横展開(Act)する
・標準化推進・定着の第一歩となる「5S」とは?
・標準化の精度を上げる「問題解決8ステップ」
・「なぜなぜ分析」で再発防止の真因をえぐり出す
第6章 標準化で世界に挑む ~イノベーションを起こす組織の条件~
・突然の退職やトラブルに揺らぐ組織に「標準」という最強の防波堤を築く
・トラブル対応の日常から脱却し、イノベーションを生む「余白」を創り出す
・「属人的なマネジメント」を捨て、ブレない品質と柔軟な「ローカル適応」を両立する
・チームの「標準」を移植して最速で多角的に成功させる方法
・革新を促進する「標準」のアップデートプロセス
・標準化が牽引する未来の働き方とビジネス展開
・AIや自動化との親和性が高い標準化の可能性
・トヨタ用語・カイゼン用語一覧
■著者プロフィール
藤澤俊明
カイゼンベース株式会社代表取締役。東京理科大学大学院工学研究科を卒業後、トヨタ自動車株式会社に入社。生産技術部門にて、新規生産ライン構築や海外工場立上げ等に従事。高効率・高品質生産の為のレイアウト設計・作業設計等、工場全体の最適化を実現する。その後、製造系大手コンサルティングファームを経て独立。経営コンサルタントとして、自動車部品工場、組立工場、鋳造工場、食品、化学プラント等、幅広くコンサルティング実績を積み重ねている。コンサルティング分野は、トヨタ生産方式をベースとした工場改革、間接部門の生産性向上、管理職育成等を得意としている。2015 年、カイゼンベース株式会社を設立し、現場力向上のための人材教育サービス「カイゼンベース」を立上げ。カイゼンベース株式会社の代表取締役CEOとして、コンサルティング活動の傍ら、カイゼンベースを活用した人材育成・実践コンサルティングにより国内外の企業改革に尽力している。