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株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『今日からできる!障がいのある子のお金トレーニング』を2016年7月19日(火)に発売しました。
本書は、30年以上障がい者支援に携わってきた「福祉のプロ」と、人気ファイナンシャル・プランナーとして活躍する「家計のプロ」がタッグを組み、知的障がい(軽度~中度)のある方が自分でお金を管理できるようになるトレーニング方法をわかりやすく紹介した1冊です。

■どのくらいお金を残せばよい? 残したお金は本人のために使える?

障がいのある子を持つ親にとって、「自分が亡くなったあとの子どもの暮らし」は切実な問題です。
本書では、親が元気なうちに準備しておきたい「障がいのある子どもの金銭管理教育」と、親自身がお金と上手くつきあうための「マネープラン」を解説します。障がいのある子のライフプラン事例を挙げながら、親の家計管理のポイントも紹介します。さまざまな福祉支援や社会保障を知って生活の収支を考えれば、必要以上にお金を貯めず、いまの生活をより豊かにすることも可能かもしれません。
幼児期から成年まで、何歳からでも始められ、知的障がいをともなうダウン症、自閉症、発達障がいの方にも役立ちます。

■書籍概要
『今日からできる!障がいのある子のお金トレーニング』
著者:鹿野佐代子、前野彩
発売日:2016年7月19日
定価:1,700円(税別)
判型:A5・176ページ
http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798146188

翔泳社直販サイト「SEshop.com」では、書籍と書籍内に登場するトレーニングツールのセットも販売中です。
■書籍+お金カレンダー+マネポケセット
http://www.seshop.com/product/detail/19494/ 

■目次
プロローグ

第1章●自分でお金を管理して可能性を広げよう
・親が心配なのは、子どもの将来の「お金、住まい、生活」
・知的障がいのある人の金銭感覚
・知的障がいの特徴を知って能力を伸ばそう
・貯金推移のグラフ化で当事者にも家計がわかる

第2章●お金の基本が身につくトレーニング
・お金について知っておきたいこと
・お金の“ 見える化” で計画性を身につけよう
・お金を貯める練習をしよう!

第3章●日常生活に役立つトレーニング
・お金を賢く使うトレーニング
・「袋分け」を覚えてお金を計画的に使おう
・お金のトラブルを防ぐ教育
・障がい者の学校卒業後の進路

第4章●親もお金と上手につきあおう
・お金の不安はどこから来るの?
・楽して続ける家計管理のコツ
・親も頑張る!家計の大改造
・親の老後の生活は大丈夫?
・親が亡くなった後の子の生活は?

巻末資料●今から知っておきたい障がい者とともにある制度

■著者
●鹿野佐代子(しかの・さよこ)
大阪府障害者福祉事業団に勤め、30年のキャリアの中で入所施設、生活支援、就労支援、余暇活動支援など経験を積む。結婚支援をきっかけに「性教育」を学び、育児支援や日々の業務から「金銭支援」の重要性に気づき、FP資格を取得。現在は多機能型福祉施設に勤務しながら、社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会社会政策研究員として活動。知的障がいのある人への金銭教育支援や、その家族に対して「親亡き後」の対策などFP知識を活かした講演活動を行う。サービス管理責任者。AFP・2級FP技能士。大阪府在住。
論文『知的障がい者の家族に対するファイナンシャル・プランニング』で第4回日本FP学会賞 日本FP協会奨励賞、『浪費する知的障がい者へのファイナンシャル・プランニング』で第1回「FP向上のための小論文コンクール」最優秀論文賞を受賞。

●前野彩(まえの・あや)
元学校の保健室の先生という異色のFP。自らの住宅購入や加入保険会社破綻の経験から、「お金に無知では自分の身を守れない」とFPに転身。家計の数字だけでなく、「気持ち」を大事にしたアドバイスを心がけ、年間300件を超える子育て家庭の家計相談を受けている。講演会や企業研修の依頼は年間100件以上、テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。中学・高校のマネー教育講師や大阪成蹊大学の非常勤講師も務める。株式会社Cras代表取締役、FPオフィスwill代表。CFP認定者・1級FP技能士・住宅ローンアドバイザー。大阪府在住。
主な著書は、『本気で家計を変えたいあなたへ』『書けばわかる! 子育てファミリーのハッピーマネープラン』(日本経済新聞出版社)、『家計のプロ直伝! ふるさと納税新活用術』(マキノ出版)、『危うくムダなお金を払うところでした』(産経新聞出版)。無料アプリ「あんしん老後の貯蓄計画」(iOS)も手掛ける。



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URL:http://www.shoeisha.co.jp/
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