翔泳社の電子書籍がGooglePlayで絶賛発売中 |翔泳社の本
  1. ホーム >
  2. コラム >
  3. 翔泳社の電子書籍がGooglePlayで絶賛発売中

翔泳社の電子書籍がGooglePlayで絶賛発売中 2012.10.03

 翔泳社でもようやく今風の電子書籍はじめましたので、電書(社内で「電子書籍」のことを「電書」と略してます)暫定担当の私がレポートしてみます。

 「Google Play」とは、主にAndroid端末向けのコンテンツ(アプリ)を配布・販売しているGoogle純正サービスです。つまり、Appleでいうところの「iTunes」です。従来取扱商品は「アプリ」「映画」だけだったのですが、ここで今回「書籍」コンテンツが追加され、各出版社が参加しはじめました。

 Android端末で読むには、「Google Play ブックス」という無料アプリをGoogle Playからダウンロードすれば読むことができます。また、PCでしたら、そのままChromeなどのブラウザでも閲覧可能です。

 ひとくちに電子書籍といっても色々なんですが、弊社のほとんどの本はレイアウトが複雑なのでデジタルデータで表現しようとすると、「何をどうやって変換するのか?」という問題が常につきまといます。Google Playの場合「PDF」ベースでOK、ということだったので、その点は取り組みやすかったです。

 ただ、その代償として、いわゆるスマフォの4インチ画面だとかなり読みづらいので(視力検査みたいになります)、できれば最近出ました「Nexus7」などのAndroidタブレット端末などが、現在の推奨読書環境となっております。iOSアプリも近い将来に出る予定とのアナウンスがGoogle社よりもでておりますので、そうなればiPadなどでも読めるようになると思います。

 ここで「Google Play」にて販売しているコンテンツをいくつか紹介したいと思います。

『ビッグデータビジネスの時代』がベストセラーに入りました。Googleといえばまさにビッグデータの総本山なわけですので、弊社的にはわかりやすい結果となっております。


ベストセラーに入った

 また、Google Playのトップページにいくと「今月のおすすめ書籍」というのがあるのですが、これに『よくばりハワイ』『携帯OS教科書 Androidアプリケーション技術者ベーシック』が選定されました。これもAndroid試験対策本が入るあたりGoogleらしいです。


おすすめに入った

 ところで、「どれを買おうかな?」という感じでサイトをブラウズしていると気づくのですが、たとえば、PHP研究所さまの「コアラ坂」と弊社の「携帯OS教科書 Androidアプリケーション技術者ベーシック」の画面上のカバー画像の大きさを比較した場合、「コアラ」が「128x188」で「教科書」が「128x182」となっておりまして、書影画像自体は、6ピクセル分、弊社の方が小さいぐらいなのですが、値段は何と「6倍」以上!


カバー画像はほぼ同じなのに値段は6倍以上!

 …当たり前なんですが、物理的なサイズとは無縁の世界なので、大型本も単行書も新書も文庫も豆本も電書オリジナルも、商品画像は全部同じサイズで表示されるんですよね。どうしたらいいんでしょうね、これ。値段が高いと画像がでっかくなるオプションとか無いのかな…。

 まだ、ビューアアプリである「Google Playブックス」がAndroidの最新版4.1でないとうまくない、という問題もあるのですが、Google社さんの技術力で今後の怒濤のアップデートに期待しつつ、今後コンテンツを粛々と追加していく予定ですので、興味がありましたらGoogle Playを訪れて、一度無料サンプルなどでお試しください。

ひさつぐ