PMP教科書 Project Management Professional(Kim Heldman PMI東京支部 PMI東京支部 PMI東京支部)|翔泳社の本
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PMP教科書 Project Management Professional


監修
翻訳
原著

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798103037
定価:
5,280(本体4,800円+税10%)
仕様:
A5・744ページ
カテゴリ:
資産運用

本邦初!各界大注目の国際資格「PMP」 EXAM PRESSシリーズに『PMP教科書』がついに登場!!

 

本書は、PMP試験合格を目指す方のための学習書です。丁寧で読みやすい解説と400問におよぶ各種問題で、合格へ向けてしっかり学習することができます。資格の認定を行っているPMIの支部であり、かつ「PMBOK 2000」の翻訳を手がけたPMI東京(日本)支部が責任をもって監訳。「PMBOK 2000」に準拠した、より信頼性の高い一冊に仕上がっております。
付録CD-ROMには、学習教材として広く認知されているiStudyの特別版(Limited Edition)を収録。実際の試験により近いかたちで試験対策ができるよう、本書付録のiStudy特別版では、日本語/英語の両方を表示することができます(問題文と選択肢)。
(付録CD-ROM:Windows 95/98/NT4.0/2000/Me/XP 対応)

・必要な情報を過不足なく記載。無駄なく効率的!
・適切な解説、豊富な用例によるわかりやすい説明!
・切り取って使える試験直前チェックシートで最終確認!
・章末の練習問題、巻頭・巻末の問題で、あなたの実力と理解度をチェック!
・収録問題数は全部で400問!iStudy特別版で試験をシミュレーション!

PMP (Project Management Professional) 資格とは

各種プロジェクトを遂行する上で重要な役割をもつ、プロジェクトマネジメント(PM)の知識や理解度を証明する国際資格で、PMの知識体系ガイド『PMBOK』をもとに出題されます。資格の認定はPMIが行います。試験合格者は世界120ヵ国で50,000名以上(2002年12月)。近年では国内における受験者の増加も著しく、特にIT業界においては、現在もっとも注目を浴びている資格のひとつです。

PMIとは

PMP資格の認定を行っているPMI(Project Management Institute)は、1969年に米国で設立された非営利団体で、プロジェクトの遂行におけるプロフェッショナリズムの確立と、プロジェクトマネジメントの知識体系の整備を推進しています(東京(日本)支部は1998年設立)。米国PMIの会員数は約100,000人(2002年12月)。プロジェクトマネジメント手法の普及や改善のために、世界中のプロジェクト・マネジャーがさまざまな活動を繰り広げています。

本書によせて(推薦コメント)

大手SIベンダーを中心としたIT企業では、プロジェクトマネジメントのプロフェッショナル能力強化のための取り組み強化の一環として、PMP資格取得に熱心である。当社はPMI認定教育機関(REP)として「PMP試験対策講座」を実施しているが、体系的、かつ効果的な試験対策 が求められている。さらに、練習問題の作成には苦労している。

このたび翔泳社より出版された「PMP教科書」は、まさに時期を得たPMP試験準備の学習書と言える。
本書は、まずPMBOKガイドにおけるプロジェクトマネジメント概要を説明し第2章からは立ち上げから終結までのプロジェクト・ライフサイクルに沿って知識エリアと知識エリアを構成するプロセス、さらには主な成果物を利用面から解説している。また、各章の終りに練習問題(20問)があり、理解度を把握する構成となっている。

本書はPMBOKの内容理解と練習問題により、PMP資格試験に合格するための対応を解説しており、PMP取得を目指すには以下の点で効果的な一冊である。

・アセスメント問題により、受験対象者のPM知識・スキルを事前評価できる。
・プロジェクトの進め方に沿って知識エリアを体系的に習得でき、実用的である。
・知識エリアとプロフェッショナル責任について、覚えておくべきポイントを習得できる。
・本番さながらの模擬試験50問を含む練習問題が豊富である
・(但し、各問題の解説に対応する知識エリアが特定されておらず、PMBOKガイドを併用した学習が必要)。
・PMBOK2000年版に対応している。

株式会社アルゴシステム創研
ビジネスコンサルティング部 部長
佐藤 義男 (米国PMI認定PMP)
日本プロジェクトマネジメント・フォーラム筆頭副会長
著書:『PMBOKによるITプロジェクトマネジメント実践法』(ソフト・リサーチ・センター刊)

今日、プロジェクトマネジメント力の向上が、企業や官公庁などにとって大変重要であることが認識され、注目を集めています。
変化の激しい状況下でより高い生産性・品質を求める社会環境のもと職業としてのプロジェクト・マネジャーも着実に定着してきました。
プロジェクトマネジメントを会社のコアコンピテンスとしてとらえ、高い目標と報酬に裏付けられた職種として確立し、競争力強化・差別化の源泉としている先進企業が数多くあります。世界標準となったPMBOKガイドに基づいてプロジェクトマネジメントの知識基盤を整理して自分のものにすることは大変重要なことです。過去の実績をみても、プロとして認定されたプロジェクト・マネジャーが遂行したプロジェクトは高い成功率を示しています。 本書は世界的に認知されたプロジェクトマネジメント団体であるPMIの認定資格PMPを取得するため、PMBOKガイドに沿ってプロジェクトマネジメントの全知識分野を分かりやすく解説しています。
本書を有効に利用され一日も早くPMP資格を取得されることを期待しています。

PMI東京(日本)支部会長
(日本アイ・ビー・エム株式会社 取締役)
瀬尾 恵

監訳メンバー一覧
翻訳メンバー(*チームリーダー)
 *亀山信昭 株式会社オープンシステムエンジニアリング
  来山真 株式会社NTTデータ
  嶋野智津子 アルテミスインターナショナル株式会社
  千葉富雄 株式会社熊谷組
   附木孝二 富士通株式会社
 *中嶋秀隆 プラネット株式会社
 *中西全二 プラネット株式会社
  永谷裕子 シェルサービスインターナショナル株式会社
 *疋田英幸 株式会社タリアセンコンサルティング
  増田博人 株式会社NTTデータ
  三田博司 株式会社フジタ
  三原克己 NTTコミュニケーションズ株式会社
監修メンバー
 九鬼隆彦 三菱電機株式会社
 羽田邦雄 日本IBM株式会社
 吉沢正文 株式会社アイテック
プロジェクト・コーディネーター
 千田貴浩 株式会社NTTデータ
プロデューサー
 清水計雄 財団法人先端建設技術センターPMI東京(日本)支部事務局長

序章 PMP試験概要+アセスメント問題

PMP試験概要
 PMPとは
 PMIについて
 PMPを取得するには
アセスメント問題
アセスメント問題 解答・解説

第1章 プロジェクトとプロジェクトマネジメント

これはプロジェクトですか?
プロジェクトマネジメントとは何か?
 プロジェクトの制約条件
 ツールと技法
プロジェクト・マネジャーに必要なスキル
 プロジェクト・マネージャーの道具箱
 広く浅く
組織構造を理解する
 機能性組織
 プロジェクト型組織
 マトリックス型組織
プロジェクト・ライフサイクルとプロジェクトマネジメント・プロセス
 プロジェクト・ライフサイクルとフェーズ
 プロジェクトマネジメント・プロセス
プロジェクトマネジメント・オフィスの設置
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第2章 プロジェクトの立上げ

プロジェクトマネジメント知識エリア
 プロジェクトマネジメント知識エリアの基本
プロジェクトの立上げプロセス
 プロジェクトの立上げ
プロジェクト・ゴールの決定
 プロジェクト・ゴール
 プロジェクト要求事項
 プロジェクトの要素成果物
 ステークホルダー
 プロジェクト概要文書
プロジェクトの制約条件の特定
 制約条件の種類
 制約条件の管理
プロジェクトの前提条件の特定
 前提条件を文書化する
ケーススタディ:キッチン・ヘブン社のプロジェクト
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第3章 プロジェクト憲章

プロジェクト選定の方法論
 プロジェクト選定基準を定義する
 プロジェクト選定手法を記述する
 プロジェクト選定手法
プロジェクトの立上げ要求事項の識別
 資源要求事項を定義する
 プロジェクト予算を決定する
プロジェクト憲章の公式化と公表
 プロジェクト憲章を作成する
 プロジェクト憲章に署名する
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第4章 スコープ記述書とWBS

プロジェクトのスコープ
 スコープ記述書を作成する
 スコープ記述文書はなぜ必要なのか?
 スコープ記述書の要素
 明確かつ簡潔に記述する
スコープ・マネジメント計画書の発行
 スコープ・マネジメント変更プロセス
スコープ定義の作成
WBSの作成
 WBSを作成する
 ワーク・パッケージを定義する
 スコープ記述書更新版
ステークホルダーとのコミュニケーション
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第5章 資源計画と見積り

資源マネジメント計画書の作成
 資源に関するインプット
 資源に関する要求事項の文書化
組織計画の作成
 プロジェクトのインターフェース
 制約条件
 資源の割り当て
要員調達
 要員プール記述書
 チーム・メンバーを獲得するための交渉
 プロジェクト要員の任命
期間見積りの技法
 アクティビティ定義プロセス
 アクティビティ順序設定プロセス
 アクティビティ所要期間を見積もる
コスト見積りの技法
 コスト見積りの精度
 コスト見積りのインプット
 コスト見積りのツールと技法
 コスト見積りの文書化
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第6章 プロジェクト計画のコントロール

品質計画
 品質計画のインプット
 品質コスト
 品質計画のツールと技法
 品質マネジメント計画書
リスク計画
 リスク・マネジメント計画
 潜在リスクを識別する
 定性的リスク分析
 リスクの定量化
 リスク対応計画
調達計画
 内外製分析
 契約形態の選択
 調達計画のアウトプット
 引合計画
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第7章 プロジェクト計画の作成

プロジェクト・スケジュールの作成
 スケジュール作成のインプット
 スケジュール作成のツールと技法
 スケジュール作成のアウトプットを作成する
コスト・ベースラインの設定
プロジェクト計画の策定
 プロジェクト計画の策定とツールと技法
 プロジェクト計画の策定とアウトプット
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第8章 プロジェクト・チームの育成

プロジェクト計画の実施
 プロジェクト計画の実施のインプット
 プロジェクト計画の実施のツールと技法
 プロジェクト計画の実施のアウトプット
プロジェクト・チームの育成
 チーム形成を実施する
 チームの方向合わせ
 効果的なチームの特徴
 作業場所の集結
 トレーニング
 チーム・メンバーへの動機づけ
 リーダーシップとマネジメントとの関係について
 リーダーの権威
 チーム育成のアウトプット
優れたコミュニケーション・スキルの育成
 情報の交換
 コミュニケーションの形式
 コミュニケーションのライン
 聞き手としての効果的なスキル
 対立を解消する
プロジェクトの情報配布
 情報検索システム
 情報配布手法
 情報配布プロセスのアウトプット
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第9章  プロジェクト実績の測定とコントロール

契約の基礎
 契約のライフサイクル
 契約管理
品質保証の設計
 品質コスト
 品質保証へのインプット
 品質保証のツールと技法
 品質改善
プロジェクト進捗のマネジメント
実績の測定
 実績報告のツールと技法
 実績報告のアウトプット
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第10章 変更管理

統合変更管理のマネジメント
 変更はどのようにして起こるか
 変更管理の対象
 統合変更管理のツールと技法
 統合変更管理のアウトプット
スコープ変更のコントロール
 変更要求
 スコープの追跡システム
 スコープ変更
スケジュール変更のコントロール
 差異分析
コスト変更のマネジメント
 コスト・コントロールのアウトプット
品質管理のツールと技法
 検査
 管理図
 パレート図
 散布図
 統計的なサンプリング
 フローチャート化
 傾向分析
 品質管理のアウトプット
リスクへの対応
 リスクの監視・コントロールのツールと技法
 リスクの監視・コントロールのアウトプット
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第11章 プロジェクトの終結

プロジェクト終結の公式化
 終結の特徴
 プロジェクトの終了
 契約完了
 契約完了のインプットおよびツールと技法
 契約の受入れ
完了手続き
 完了手続きのインプット
 完了手続きのツールと技法
 完了手続きのアウトプット
プロジェクト・チーム・メンバーの解放
 プロジェクトの終了を祝う
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

第12章 プロフェッショナル責任

インテグリティの確保
 個人のインテグリティ
 利害の衝突
 プロフェッショナルとしての行動
専門的知識の適用
 プロジェクトマネジメントの知識
 業界の専門知識
 誠実な報告
 法律や規則の厳守
 機密情報への配慮
ステークホルダー間の利害調整
 相反するニーズ
 課題や問題の処理
文化的多様性の尊重
 グローバル競争
 カルチャー・ショック
 相手を尊重する
 トレーニング
 体験から学ぶ
この章のまとめ
試験のポイント
練習問題

模擬試験

模擬試験 解答・解説

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最終更新日:2003年12月16日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 359
表7.1 クリティカル・パス法の計算
4刷
アクティビティNo.2のフロート「68」 アクティビティNo.3のフロート「68」
アクティビティNo.2のフロート「67」 アクティビティNo.3のフロート「67」
2003.05.24
1刷 440
下から1行目
3刷
解答C
解答D
2003.05.24
1刷 482
上から11行目
3刷
EAC=(AC+BAC)-EV
EAC=AC+(BAC-EV)
2003.05.24
1刷 483
下から4行目
3刷
EAC=(AC+BAC)-EV
EAC=AC+(BAC-EV)
2003.05.24
1刷 628
下から1行目
4刷
解答C
解答A
2003.05.24
1刷 628
下から2~6行目
4刷
ほとんどの場合、昼食を一緒にとることは利害の衝突あるいはインテグリティの問題とはなりません。贈答品の受取りについては、受取りが容認されている品物の種類など、会社の方針を事前に確認しておきましょう。組織の方針として、一切の受取りを禁じている場合は、この設問での昼食の誘いに応じるべきではありません。
ベンダーを選定していない段階で、そのうちの1社からの昼食の誘いを受けることは、利害の衝突あるいはインテグリティの問題とみなされる可能性があります。この設問での昼食の誘いは、応じるべきではありません。贈答品の受取りについても同様の考慮が必要です。
2003.05.24
4刷 064
表1-1 「利点」列の2行目
5刷
専門技術を活かして活躍するための機能とキャリアパスが切り離されている
専門技術を活かして活躍するための機能の分離を伴った明確なキャリアパスが用意できる
2003.09.17
4刷 324
5行目
5刷
これは購入者にとって最も危険な契約形態です。
これは購入者にとってかなりのリスクを伴う契約形態です。
2003.09.17
4刷 378
2行目
5刷
プロジェクト実績測定ベースラインは、プロジェクトの責任者がコントロールするものであり、頻繁に変更されるものではありません。
プロジェクト実績測定ベースラインは、マネジメント統制手段となるもので、頻繁に変更されるものではありません。
2003.09.17
4刷 465
下から2行目
5刷
~、一方が相手を説得するために、本来ならば問題にならない契約事項を、見せ掛けとして取り上げるやり方です。
~、一方が相手を説得するために、ある契約条項について、今はすでに話題とすべき状況にないという論法で議論するやり方です。
2003.09.17
4刷 482
12行目
5刷
完成時総予算(BAC)は、現在までに行った作業分を引いた残り予算です。
完成時総予算(BAC)-EVは、現在までに行った作業分を引いた残り予算です。

「-EV」を挿入
2003.09.17
4刷 507
解説文中の式
5刷
(AC+BAC)-EV (200+300)-250=250
AC+(BAC-EV) 200+(300-250)=250
2003.09.17
4刷 508
解説文中の式
5刷
(AC+BAC)-EV (200+375)-250=325
AC+(BAC-EV) 200+(375-250)=325
2003.09.17
4刷 571
下から5行目
5刷
EAC=(AC+BAC)-EV
EAC=AC+(BAC-EV)
2003.09.17
6刷 440
CD-ROM収録の第8章問1の解答
C
D
2003.12.16
6刷 628
CD-ROM収録の第12章 問5 の解答
C
A
2003.12.04