今夜わかるTCP/IP(上野 宣)|翔泳社の本
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今夜わかるTCP/IP


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798108193
定価:
2,530(本体2,300円+税10%)
仕様:
A5・256ページ
カテゴリ:
ネットワーク・サーバ
キーワード:
#ネットワーク・サーバ・セキュリティ,#データ・データベース,#システム運用,#Web・アプリ開発

TCP/IPのこと、もっと教えてあげる!

日常パソコンは使いこなせるし、パソコン雑誌で出てくる言葉もだいたいはわかる。でも、ネットワークはまるで知らないという初心者向けのTCP/IPの本です。わかりやすいたとえ話とイラストたっぷりでお届けする、TCP/IP入門書。夜寝る前に読むもよし、もちろん朝から読むもよし。これでTCP/IPを完全マスター!

第1章 インターネット=TCP/IP!?

1.1 TCP/IPってどんな感じ?
1.2 インターネットはどこから来た?
  1.2.1 インターネットはいつからあるの?
  1.2.2 TCP/IPはいろいろなOSやコンピュータをつなげるのです
1.3 コンピュータ同士の会話
  1.3.1 コンピュータ同士が話すのは意外と大変です
  1.3.2 コンピュータは通信プロトコルを使って会話します
1.4 通信プロトコルって何してるの?
  1.4.1 モデムにケーブルをつなぐところからプロトコルがあります
  1.4.2 通信をはじめるにもプロトコルが決まっています
  1.4.3 通信中ももちろんプロトコルは必要です
1.5 相互接続のためのOSI参照モデル
  1.5.1 自社マシン同士でしかつなげないネットワーク
  1.5.2 他社のマシンとも相互接続したい
  1.5.3 なぜプロトコルを階層化しているのでしょう?
  1.5.4 OSI参照モデルの各階層について
1.6 TCP/IPは4階層
  1.6.1 TCP/IPはOSI参照モデルを基にしています
  1.6.2 TCP/IPの各階層について
1.7 TCP/IPはプロトコル群
  1.7.1 アプリケーション層のプロトコル
  1.7.2 トランスポート層のプロトコル
  1.7.3 ネットワーク層のプロトコル
  1.7.4 リンク層のプロトコル
1.8 データはどうやって流れてくるんだろう?
  1.8.1 データの単位はパケットと呼ばれています
  1.8.2 データは各階層を順番に通ります
1.9 パケットのヘッダーには情報がいっぱい
1.10 まとめ
  コラム 1 パケットの名称について
  コラム 2 ビットとバイト

第2章 インターネットは管理されています(ネットワーク層)

2.1 パケットを送るには?
  2.1.1 LANはどのように通信しているのでしょう
  2.1.2 パケットが自分宛てだと知るためには
2.2 世界中にパケットを送るはめになる!?
2.3 IPアドレスってこんな役割
  2.3.1 IPアドレスの基礎知識
  2.3.2 IPアドレスは階層化されています
  2.3.3 IPアドレスのクラス
  2.3.4 プライベートIPアドレス
2.4 ところでIPアドレスは誰が決めているの?
2.5 サブネット化で宛先の絞り込み
  2.5.1 サブネット化とは
  2.5.2 サブネットマスクの使い方
  2.5.3 サブネットのネットワークアドレスを計算してみましょう
  2.5.4 サブネットマスクはこう書く
2.6 ルーティングの役割と仕組み
  2.6.1 異なるサブネットワークにパケットを送るには
  2.6.2 ルーティングテーブルで経路情報を把握します
  2.6.3 スタティックルーティングとダイナミックルーティング
2.7 パケットが目的地に到着したら
  2.7.1 相手のMACアドレスを知らないとパケットは届きません
  2.7.2 ARPを使って相手のMACアドレスを探しましょう
  2.7.3 ルータにもMACアドレスがあるのです
2.8 IPでデータのやり取り
  2.8.1 IPはコネクションレス型プロトコル
  2.8.2 コネクション型とコネクションレス型の違い
2.9 ネットワークの状態を調べるICMPプロトコル
  2.9.1 ICMPとは
  2.9.2 ICMPの動作
  2.9.3 ICMPメッセージのタイプ
2.10 IGMPって何ですか?
2.11 データは分割してお届けします
  2.11.1 MTUを基準にパケットは分割されます
  2.11.2 ヘッダーをもとにパケットは再構築されます
2.12 IPヘッダーの中身はどうなっている?
2.13 まとめ

第3章 TCPとUDPは信頼できるの?(トランスポート層)

3.1 信頼性って何ですか?
  3.1.1 アナタはインターネットを信頼してる?
  3.1.2 インターネットが信頼できないってどういうこと?
3.2 トランスポート層は何しているの?
  3.2.1 トランスポート層の役割はデータの流れ方を制御することです
  3.2.2 トランスポート層にはTCPとUDPのプロトコルがあります
3.3 さまざまな通信を1台のコンピュータ上で同時に行なうために
  3.3.1 サービスの種類はポート番号で識別します
  3.3.2 ウェルノウン・ポート番号
  3.3.3 IPアドレス+ポート番号=ソケット
3.4 TCPってどんなもの?
  3.4.1 TCPはコネクション型サービス
  3.4.2 TCPが信頼性を提供する方法とは?
3.5 UDPってどんなもの?
  3.5.1 UDPはコネクション型サービス
  3.5.2 信頼性があまりないUDP
3.6 TCPとUDPのヘッダー
  3.6.1 TCPのヘッダー
  3.6.2 UDPのヘッダー
3.7 TCPはこうやって通信している
  3.7.1 TCPコネクションを確立する手順
  3.7.2 TCPコネクションを終了する手順
  3.7.3 TCPによるデータ送信手順
  3.7.4 フロー制御って何ですか?
  3.7.5 TCPはゆっくり始まります
3.8 TCPの持つタイマー
  3.8.1 再転送タイマー
  3.8.2 持続タイマー
  3.8.3 キーアライブ・タイマー
  3.8.4 2MSLタイマー
3.9 T/TCPとは?
3.10 TCPとTDPではリアルタイムに通信ができない?
  3.10.1 TCPとUDPはリアルタイム通信に向かない?
  3.10.2 UDP上で動作するRTPとRTCP
3.11 グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスをつなぐために
  3.11.1 NATとNAPT(IPマスカレード)
  3.11.2 NAT、NAPTのメリット
3.12 まとめ
  コラム 3 なぜ1024KB=1MB?
  コラム 4 RFCのススメ

第4章 TCP/IPアプリケーション(アプリケーション層)

4.1 アプリケーション層で提供されているサービスとは?
4.2 電子メール
  4.2.1 電子メールって何ですか?
  4.2.2 SMTP(Simple Mail Trancefer Protocol)
  4.2.3 POP(Post office Protocol)
  4.2.4 IMAP(Internet Message Access Protocol)
  4.2.5 電子メールの中身はどうなっているの?
  4.2.6 MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)
4.3 WWW(World Wide Web)
  4.3.1 WWWって何ですか?
  4.3.2 HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)
  4.3.3 動的なWWW文書もあります
4.4 FTP(File Transfer Protocol)
  4.4.1 FTPって何ですか?
  4.4.2 FTPの動作
  4.4.3 FTPで使われるデータ表現形式
  4.4.4 FTPで使われるコマンド
  4.4.5 Anonymous FTPって何ですか?
4.5 TELNET
  4.5.1 TELNETって何ですか?
  4.5.2 TELNETはどういう仕組みで動いている?
4.6 SNMP(Simple Network Management Protocol)
  4.6.1 SNMPって何ですか?
  4.6.2 SNMPのメッセージ形式
  4.6.3 MIB(Management Information Base)
  4.6.4 RMON(Remote Monitoring MIB)
4.7 DNS(Domain Name System)
  4.7.1 DNSって何ですか?
  4.7.2 ドメイン名の構造
  4.7.3 DNSクライアントサーバーモデルの構成
  4.7.4 DNSで名前変換
4.8 TFTP(Trivial File Transfer Protocol)
  4.8.1 TFTPって何ですか?
  4.8.2 TFTPは何に使われているの?
  4.8.3 TFTPはセキュリティに注意
4.9 BOOTP(BOOTstrap Protocol)
  4.9.1 BOOTPって何ですか?
  4.9.2 ブートストラップに必要な設定情報
  4.9.3 BOOTPの動作
4.10 DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
  4.10.1 DHCPって何ですか?
  4.10.2 DHCPの動作
  4.10.3 DHCPとDNSの関係
4.11 Samba/NetBIOS over TCP/IP
  4.11.1 Sambaって何ですか?
  4.11.2 Sambaの機能
  4.11.3 NetBIOS over TCP/IP(NBT)
4.12 NFS(Network File System)
  4.12.1 NFSって何ですか?
  4.12.2 ファイルシステムをマウントするためには
4.13 NTP(Network Time Protocol)
  4.13.1 NTPって何ですか?
  4.13.2 NTPの動作
4.14 NIS(Network Information Service)
  4.14.1 NISって何ですか?
  4.14.2 NISの動作
4.15 Whois
4.16 FINGER
4.17 NNTP(Network News Transfer Service)
4.18 Archie
4.19 WAIS(Wide Area Information Service)
4.20 Gopher
4.21 まとめ

TCP/IPはハードウェアも含む(リンク層)

5.1 ハードウェアの規格を決めるリンク層
5.2 電気信号を伝える仕組み
  5.2.1 コンピュータはLANにどのように接続されているの?
  5.2.2 イーサネット/IEEE 802.3(CSMA/CD)
  5.2.3 高速化されたイーサネット
  5.2.4 トークンリング
  5.2.5 FDDI(Fiber Distributed Data Interconnect)
  5.2.6 ATM(Asynchronous Transfer Mode)
  5.2.7 SLIP(Serial Line IP)
  5.2.8 PPP(Point-to-Point Protocol)
  5.2.9 PPPoE(PPP over Ethernet)/PPPoA(PPP over ATM)
  5.2.10 無線LAN/IEEE 802.11bなど
5.3 イーサネットで使われるケーブルの種類
5.4 接続機器
  5.4.1 LANで使用される接続機器
  5.4.2 ハブの接続方法
  5.4.3 ハブの接続制限
5.5 まとめ

次世代プロトコル!?IPv6

6.1 IPv4からIPv6へ
6.2 IPv4の限界が見えてきた
  6.2.1 IPアドレスが足りない!?
  6.2.2 プライベートアドレス活用の限界
6.3 IPv6では使えるアドレス数が無限大に
  6.3.1 IPv6でのIPアドレス
  6.3.2 IPv6のアドレスタイプ
6.4 グローバルユニキャストアドレス
  6.4.1 グローバルユニキャストアドレスの構成
  6.4.2 ルーティングの優位性
6.5 IPv6のヘッダー
  6.5.1 基本ヘッダー
  6.5.2 拡張ヘッダー
6.6 IPv6で拡張されるサービス
  6.6.1 IPレベルのセキュリティ
  6.6.2 プラグアンドプレイ
  6.6.3 リアルタイム通信
6.7 IPv6への移行
  6.7.1 移行のための技術
  6.7.2 その他の対応
6.8 IPv6は不要かもしれない!?
  6.8.1 NATがあればIPv6は不要?
  6.8.2 IPv6の夢
  6.8.3 IPv6に求めるもの
6.9 IPv6以外の次世代プロトコル
  6.9.1 NGI(Next Generation Internet)
  6.9.2 インターネット2
6.10 まとめ
  コラム 5 IEEE 802とは?

付録 1 使える!TCP/IP関連コマンド

付録 2 これだけで大丈夫!TCP/IP用語集

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最終更新日:2007年01月29日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
0刷 60
下から8行目
タイプ0とタイプ9のエコー応答とエコー要求は、
タイプ0とタイプ8のエコー応答とエコー要求は、

タイプ9ではなくタイプ8です。61ページの表が正しいです。
2007.01.29

感想・レビュー

ふくみみ さん

2012-05-08

挿し絵がちょっとシュール。そういえばTCP/IPだけの本は読んだことなかったかも。ということでディスクレス環境のこととかIPv6とかを興味深く読みました。

たいそ さん

2012-07-08

2004年発行。IPv6 の解説が参考になった。2012年になっても身の回りは IPv6 への移行はできていない。

koitake さん

2010-10-11

かなり分かりやすいと聞いていたがまったく知識がないと以外と難しかった。