SOA --サービス指向アーキテクチャ(日本BEAシステムズ株式会社)|翔泳社の本
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SOA --サービス指向アーキテクチャ


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798108483
定価:
2,530(本体2,300円+税10%)
仕様:
A5・184ページ

システムの柔軟性と投資効率を最大化する現実解がここに!

SOA(サービス指向アーキテクチャ)とは、従来のIT資産の活用と最新のスタンダード技術を組み合わせ、新たな付加価値を生み出すのに最適な仕組みである。また、従来のシステム統合技術によるシステムの固定化を回避し、ユーザーからのニーズや市場の変化に応じて、さまざまな形にシステムを組み合わせることを可能にする。
では、SOAを具体的にどのように捉えたらよいのだろうか?世の中にはさまざまなSOAの解釈があり、その対象とする範囲も少しずつ異なっている。そのあやふやさがSOAをわかりにくくし、混乱を招いている。本書ではまず、SOAについての疑問や不明点、求められている効果を、それぞれの立場によって分類し、その視点における重要なポイントについてまとめることによってSOAのパースペクティブを明らかにしていきたいと考えている。(「序章」より)

序章 高まるSOAへの期待

SOAが求められる背景
本書の概要

第1章 SOAとは何か

1.1 SOAの概要
  1.1.1 SOAの概念
  1.1.2 SOAの定義
  TOPIC ガートナーによるSOAの定義
  1.1.3 SOAの基本構造
  1.1.4 最適なサービスの活用:BPM
  1.1.5 サービスの種類
  1.1.6 SOA実践のためのシステム開発方法論
  1.1.7 IT戦略とSOA
1.2 SOAの特徴とメリット
1.3 企業システムへのSOAの適用

第2章 SOAを支える技術

2.1 SOAを取り巻く技術環境
2.2 サービスを実現する技術
  2.2.1 J2EE
  2.2.2 J2EE機能詳説
  2.2.3 基礎的なWebサービス技術:SOAP、WSDL、UDDI
  2.2.4 Java/J2EEによるWebサービスの実装
  2.2.5 Webサービスにおける基本アーキテクチャ:RPC指向とドキュメント指向
  2.2.6 なぜJ2EEでSOAを実現するか
  TOPIC BEAのオープンソースフレームワーク:Beehive
2.3 サービスを活用する技術
  2.3.1 BPM
  2.3.2 BPMツールにおけるSOAの実現
  2.3.3 BPEL4WS
  2.3.4 ポータルフレームワーク

第3章 BEAシステムズにおけるSOA導入の経緯と成果

3.1 既存システムの問題点
3.2 SOA化の目的
3.3 SOA化への方策と実践
  TOPIC J2EEパターン:Business DelegateとSession Facade
3.4 サービスの定義と分類
3.5 SOA化の成果

第4章 SOAプロジェクトの実践

4.1 SOAプロジェクトの特徴
4.2 SOAプロジェクトの柱となる取り組み
  4.2.1 全社的なIT計画
  4.2.2 マネジメント層の理解
  4.2.3 組織間の情報の共有
  4.2.4 COEの設立
  4.2.5 段階的なアプローチ
4.3 SOAプロジェクトを成功させる6つの検討領域
  4.3.1 ビジネス戦略
  4.3.2 組織・体制
  4.3.3 ROI
  4.3.4 アプリケーション&プロジェクト
  4.3.5 アーキテクチャ
  TOPIC ビジネスプロセスの記述について
  4.3.6 システム構成要素
4.4 EAにおけるSOAの役割
  TOPIC EA概論
4.5 SOAとITガバナンスの関係
4.6 必要となる人材
  TOPIC 必要なスキルとはどのようなものか?

第5章 ユーザー企業のSOAへの取り組み

5.1 はじめに
5.2 ユーザー事例 1:インターネットショッピングサイト運営A社
  5.2.1 特殊性のあるシステム要件
  5.2.2 これまでの統合方法
  5.2.3 WebサービスによるSOA
  5.2.4 A社事例から考えられる応用パターン例(参考)
  TOPIC データ統合
5.3 ユーザー事例 2:インターネットプロバイダ運営B社
  5.3.1 既存システムでの反省
  5.3.2 ステップ 1:プロジェクト開始前・準備
  5.3.3 ステップ 2:情報システム部門上層部、ユーザー部門への説明
  5.3.4 ステップ 3:新システムの構築
  5.3.5 2つの事例からわかるSOA適用のポイントと今後の課題

第6章 SOAの将来像

6.1 SOAの課題
6.2 第2世代Webサービス
  6.2.1 WS-I Basic Profileへの準拠
6.3 ESBの役割
  6.3.1 Project QuickSilver
  TOPIC BEAが提唱する「Liquid Computing」

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2006年02月23日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 174
下から11行目m
3刷
●サービス管理機能  表6.5に示すとおり.....
●サービス管理機能  表6.1に示すとおり.....
2006.02.23
1刷 175
表キャプション
3刷
表6.5 Project QuickSilverに登載される管理機能
表6.1 Project QuickSilverに登載される管理機能
2006.02.23
1刷 177
図キャプション
3刷
図6.6■ダイナミックかつビジネス層が....
図6.5■ダイナミックかつビジネス層が....
2006.02.23

感想・レビュー

Kazkun さん

2009-09-01

2005年の本なので流し読み。概念とかをさらっと書いてある感じ。所要時間15分なり。