Sambaのすべて(高橋 基信)|翔泳社の本
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Sambaのすべて


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798108544
定価:
4,378(本体3,980円+税10%)
仕様:
B5変・610ページ

究極のSamba解説書

Sambaは、UNIX/Linuxのファイルサーバ・アプリケーションです。SambaをLinuxにインストールすれば、95からXPまで各種Windowsマシンのファイルサーバにしたり、共有プリンタを実現することができます。Sambaはオープンソースのフリーウェアとして開発されており、すでに10年以上の実績があります。NAS製品などでも、内部はLinux+Sambaの組み合わせで実装されているケースも少なくありません。

日本を代表するSamba/Microsoftネットワークの第一人者が全600ページ書き下ろし。
本書は、Sambaの最新バージョン3.0系に対応した総合解説書です。Windowsネットワークに関しては日本一の権威であり、Microsoft MVPでありながらSambaの開発にも関わった経験を持つ著者が、そのすべての経験と知識をもとに「Sambaについてならすべてのことが載っている本」を書き下ろしました。

まさに「Sambaのすべて」がここに明らかになった。
Sambaについては、本書が究極にして至高です。インストール方法から、複雑なファイル共有設定のポイント解説、Active Directory(LDAPサポート)が必要となる大規模ネットワーク構築まで幅広いニーズに対応できることでしょう。Sambaを運用するひとならば、持っていなければならない1冊です。

第1部 Sambaの導入

第1章 Sambaのインストールと設定方法
1.1 Sambaのインストール
1.2 Sambaサーバプロセスの起動と終了
1.3 Sambaの設定方法
1.4 SWATのインストールと使用

第2部 Sambaの基本

第2章 認証の基本とSambaユーザの管理
2.1 認証の基本
2.2 認証データベースの拡張
2.3 共有レベルのセキュリティと平文パスワード

第3章 ファイル共有とアクセス制御
3.1 共有のアクセス制御
3.2 ファイル共有機能の基本
3.3 高度なファイルサービス機能

第4章 プリンタ共有
4.1 プリンタ共有機能の基本
4.2 高度なプリンタ共有機能
4.3 印刷機能の応用

第5章 ログ出力とステータス情報
5.1 ログ出力機能
5.2 ステータス情報の取得

第6章 国際化と日本語対応
6.1 Samba 3.0系列における国際化機能
6.2 Samba 2.2系列における国際化対応

第3部 Sambaの応用

第7章 Sambaのネットワーク機能とMicrosoftネットワークのサポート
7.1 NetBIOS名前解決機能とWINSサーバ機能
7.2 ブラウジング機能
7.3 SMBプロトコルのセキュリティの強化
7.4 その他のネットワーク機能

第8章 Windowsドメインへの認証統合
8.1 認証統合の概要
8.2 securityパラメータと認証の統合
8.3 Winbind機構のインストールと構成

第9章 SambaによるWindowsドメインの構築
9.1 Sambaによるドメインコントローラの構築
9.2 ドメインコントローラの構築
9.3 Windowsマシンのドメイン参加
9.4 ドメイン間の信頼関係
9.5 既存のWindowsドメインからの移行
9.6 smbldap-toolsによるLDAP認証を用いたドメイン構成と管理

第10章 Sambaのクライアント機能
10.1 smbclientコマンド
10.2 netコマンド
10.3 その他のコマンド

付録

付録 A Samba日本語版
A.1 Samba日本語版の開発経緯
A.2 Samba日本語版独自の機能拡張

付録B Samba以外のSMB実装
B.1 smbfs(Linux) ―― SMBファイルシステム
B.2 cifs(Linux) ―― 機能を強化したSMBファイルシステム
B.3 smbfs(*BSD) ―― BSD UNIXのSMBファイルシステム
B.4 Sharity-Light ―― SMBのプロダクト
B.5 pam_smb ―― NTLMユーザ認証のPAMモジュール
B.6 pam_krb5 ―― Kerberos認証のPAMモジュール
B.7 Mac OS X 10.1以降のSMBサーバへの接続機能

付録C smb.confパラメータ一覧

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2010年09月14日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
0刷 270
最下行
syslogに対しては、1以下の内容がそれぞれ出力されます。
syslogに対しては、1未満の内容がそれぞれ出力されます。
2010.09.14
1刷 111
ページ上部のコマンド実行例(灰色の網掛け部分)
2刷
Ctrl+Cを入力
Ctrl+Dを入力
2006.04.12
1刷 133
「inherit permission = No」の場合の説明の③と④
2刷
③上記と directory mask パラメータの値(デフォルト755)との論理和(OR)が設定 ④上記と force directory mode パラメータの値(デフォルト0)との論理積(AND)が設定
③上記と directory mask パラメータの値(デフォルト755)との論理積(AND)が設定 ④上記と force directory mode パラメータの値(デフォルト0)との論理和(OR)が設定

「論理和(OR)」と「論理積(AND)」が逆になっていました。
2006.07.10
1刷 134
「inherit permission = No」の場合の説明の③と④
2刷
③上記と directory mask パラメータの値(デフォルト755)との論理和(OR)が設定 ④上記と force directory mode パラメータの値(デフォルト0)との論理積(AND)が設定
③上記と directory mask パラメータの値(デフォルト755)との論理積(AND)が設定 ④上記と force directory mode パラメータの値(デフォルト0)との論理和(OR)が設定

133ページと同様に「論理和(OR)」と「論理積(AND)」が逆になっていました。
2006.07.10
1刷 176
図3-20のキャプション
2刷
dont descned
dont descend
2006.03.27
1刷 195
リスト3-25
2刷
vfs objects = vfs_expand_msdfs
vfs objects = expand_msdfs
2006.03.28
1刷 197
表3-15の「disable」パラメータ値に対応するWindows側の設定の説明文
2刷
図3-29の画面で
図3-34の画面で
2006.03.27
1刷 482
リスト9-10「# UNIXユーザのパスワード情報に対するアクセス制御」1行目
3刷
access to attribute=userPassword
access to attrs=userPassword
2009.04.21
1刷 483
リスト9-10の続き部分 4行目と
2刷
# Sambaユーザのパスワード情報に対するアクセス制御 access to attribute=sambaLMPassword,sambaNTPassword     by dn="cn=admin,dc=samba,dc=local" write     by self
    by * none # デフォルトのアクセス権 access to *     by dn="cn=admin,dc=samba,dc=local" write     by self write
    by * read
# Sambaユーザのパスワード情報に対するアクセス制御 access to attribute=sambaLMPassword,sambaNTPassword     by dn="cn=admin,dc=samba,dc=local" write     by self write
    by * none # デフォルトのアクセス権 access to *     by dn="cn=admin,dc=samba,dc=local" write     (この行を削除する)
    by * read
2005.10.19
1刷 490
表9-9 4行目
2刷
-g user
-b user
2006.05.03
1刷 493
リスト9-16の「ユーザ、グループのWindowsからの管理の設定」部分
2刷
add machine script = /usr/local/samba/bin/smbldap-useradd -a -w "%u" add user script = /usr/local/samba/bin/smbldap-useradd -a -m '%u' delete user script = /usr/local/samba/bin/smbldap-userdel -r '%u' add group script = /usr/local/samba/bin/smbldap-groupadd -a -p '%g'
add machine script = /usr/local/samba/bin/smbldap-useradd -w "%u" add user script = /usr/local/samba/bin/smbldap-useradd -m '%u' delete user script = /usr/local/samba/bin/smbldap-userdel -r '%u' add group script = /usr/local/samba/bin/smbldap-groupadd -p '%g'

-aオプションは不要です。
2006.05.04
1刷 586
“ldap referrals”パラメータの行
2刷
バージョン:Samba 3.0.0+3.0.1+3.0.7 値~説明:(ldap paswd syncのシノニム)
バージョン:Samba 2.2.7a日本語版リリース1.0以降 値:真偽値 スコープ:G デフォルト値:No 説明:LDAP referral機能を用いた参照を有効にするか

このパラメータはSamba 2.2.7a日本語版以降で追加された独自のパラメータで、本家Sambaには存在しません。
http://www.samba.gr.jp/ml/article/sugj-tech/msg05165.html
2005.08.01
2刷 482
リスト9-10の下から5行目
3刷
access to attribute=userPassword
access to attrs=userPassword

新しいOpenLDAPでは、このように文法が変わりました。
2008.04.08