実務で役立つ プロジェクトレビュー(菊島 靖弘)|翔泳社の本
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実務で役立つ プロジェクトレビュー


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798110318
定価:
2,420(本体2,200円+税10%)
仕様:
A5・216ページ

東京海上日動のシステム開発品質を10倍向上させた著者が
システム開発プロセスを「見える化」する!

システム開発において、要求される品質を確保するには、担当者などのステークホルダーによる決め事や判断、業務の組み立てなどについて、誤りやミスを発生させないしくみや、担当者の抱え込みを発見・排除するしくみが必要です。プロジェクトレビューは、プロジェクトで発生するさまざまな事象を「見える化」し、成果物の品質や開発プロセス、担当者の業務の品質を上げるための手法です。本書では、30年にわたり「納期遅れゼロ」「事故発生ゼロ」を実現してきた著者が、そのレビューのノウハウを、チェックシートなどの各種テンプレートをまじえてていねいに解説します。

第1章 「Of the people, by the people, for the people」のプロジェクトマネジメント

1. バベルの塔
2. システム設計は人間技
  コラム:システム部門要員の勤務実態
3. システム利用の拡大とステークホルダーの増加
  コンピュータの高度利用
  ステークホルダーの増加
  コラム:SEC BOOKS
4. 利用コンピュータ技術、システム開発技術の高度化・多様化
5. 要求から要件へ
6. 発注者は提供者になった

第2章 プロジェクトレビュー

1. プロジェクトレビューは、システム開発プロセスを見える化する
  システム品質確保は社会的責任
  人による作業品質の確保
  プロダクトかプロセスか
  プロセスの見える化をプロジェクトレビューで実現する
2. プロジェクトレビューの機能
  見える化
  情報マネジメント
  スキルサプライ
  リスク管理
  コスト管理
  プロセス管理
  プロダクト品質管理

第3章 プロジェクトレビュー制度の実際

1. プロジェクトレビュー制度の運用にあたって
2. アプリケーションオーナー制度
  アプリケーションオーナー(アプリオーナー)の役割
  プロジェクトオーバー・代表サプライヤー・横断型プロジェクトの責任部門
3. プロジェクトレビュー制度
  工程別プロジェクトレビュー設定
  コラム:初動レビューについて
  コラム:プロジェクトレビュー資料は、システム維持管理ドキュメントとして重要
  プロジェクトレビューの省略
  プロジェクトレビューの道具

第4章 プロジェクトレビューアーの心得

1. プロジェクトレビューの目的を事前に周知徹底する
  第1の柱:レビューアーはサービス業
  第2の柱:レビューは業務監査ではない
  第3の柱:指摘より質問
  第4の柱:問題ではなく課題を聞く
  第5の柱:懸念事項を聞き出す
  第6の柱:理由・根拠・事実を確認する
  第7の柱:仕事の仕方に注目する

第5章 プロジェクトレビューの完成に向けて

1. プロジェクトレビューを制度化し、継続的に見直す

付録1 『共通フレーム 98』での「共同レビュープロセス」とは
付録2 JUAS「エンドユーザーによるビジネス定義の進め方」

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

ゐぁくゎ さん

2014-03-01

リスク管理部分をパラパラと。

ressenti-man さん

2015-11-22

本題のレビューはともかく、「アプリケーションオーナー」を定義し役割を明確化するというのはスクラムのプロダクトオーナーにも似た発想で、実務的に色々役立つヒントはある、まずまずの本だった。