ソフトウェアエンジニアリング論文集 80'sデマルコセレクションン(児玉 公信 児玉 公信 児玉 公信 Tom DeMarco Tom DeMarco Timothy Lister Timothy Lister 日本技術士会プロジェクトチーム「IT21の会」 日本技術士会プロジェクトチーム「IT21の会」)|翔泳社の本
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ソフトウェアエンジニアリング論文集 80'sデマルコセレクションン

監修
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原著

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翻訳
原著

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798110615
定価:
3,080(本体2,800円+税10%)
仕様:
A5・424ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用

ソフトウェア工学の基礎を築いた、巨人たちの足跡を1冊に集約!

本書は、ソフトウェアエンジニアリングが花開いた80年代を中心とした重要な論文をTom DeMarcoとTimothy Listerが選別した論文集である。原書に収録されていた31編の論文から、さらに現在、情報工学の分野に身をおく方々に、歴史として重要な論文、またそこから知識を広げていける論文を、監訳者が12編に絞りこんだセレクト論文である。

Part 1 経営

ソフトウェア工学の超構造化管理
Gerald M.Weinberg
[Proceedings of the Sixth International Conference on Software Engineering, 13-16, 1982]

銀の弾丸はない:ソフトウェア工学の本質と課題
Frederick P. Brooks, Jr
[Computer, Vol.20, No.4, 10-19, 1987]

ソフトウェアコストの理解および制御
Barry W.Boehm and Phillip N. Papaccio
[IEEE Transactions on Software Engineering, Vol.4, No.10, 1462-77, 1988]

ソフトウェア研究についての私見
Dennis M. Ritcchie
[Communications of ACM, Vol.27, No.8, 758-60, 1984]

Part 2 測定

ソフトウェア開発見積りのメタモデル
John W. Bailey and Victor R. Basili
[Proceedings of the Fifth International Conference on Software Engineering, 107-16, 1981]

Part 3 方法

生産性改善のためのソフトウェア開発環境
Barry W.Boehm, Maria H. Penedo, E. Don Stuckle, Robert D.William, and Arthur B. Pyster
[Computer Vol.17, No.6, 30-42, 1984]

ボックス構造化情報システム
H. D. Mills, R. C. Linger and A. R. Hevner
[IBM Systems Journal, Vol.26, No.4, 1987]

STATEMATE:複雑なリアクティブシステムの開発作業環境
D. Harel, H. Lachover, A. Naamad, A. Pnueli, M. Politi, R. Sherman, and A. Shtul-Trauring
[Proceedings of the Tenth International Conference on Software Engineering, April, 1988, pp. 396-406]

Pascalの問題に対する一解決=Modula-2
Roger T. Sumner and R. E. Gleaves
[ACM SIGPLAN Notices, Vol.17, No.9, 28-33, 1982]

合理的な設計プロセス:それを真似る方法と理由
David L. Parnas and Paul C. Clements
[IEEE Transactions on Software Engineering, Vol.SE-12, No.2, pp. 251-57, 1986]

Part 4 他の[新しい]分野

セルフアセスメント手順IX コンピュータ利用における倫理に関するセルフアセスメント手順
Donn B. Parkerの書籍からEric A. Weissが編集,
[Communications of ACM, Vol.25, No.3, pp. 181-95, 1982]

TEXのエラー
Donald E. Knuth
[Software―Practice & Experience, eds. Cambell, J. and Comer, D., Vol.19, No7, 1989, pp. 607-85]

付録[エラーログのすべて]

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

2013-01-19

経営. ソフトウェア工学の超構造化管理 , Gerald M.Weinberg 銀の弾丸はない , Frederick P.Brooks, Jr ソフトウェアコストの理解および制御 , Barry W.Boehm, Phillip N.Papaccio ソフトウェア研究についての私見, Dennis M.Ritchie 測定. ソフトウェア開発見積りのメタモデル , John W.Bailey, Victor R.Basili 方法.生産性改善のためのソフトウェア開発環境 , Barry W.Boehm

kazuo_kashiwabara さん

2017-02-19

すごく面白い。ワインバーグさんの論文で言っている以下は大切。1自分に対する圧力を緩め、自分の業界や分野以外に興味をもち、他の業界や分野から学ぶ時間を作る。2自分に対する過度の管理をやめれば、他人への過度の管理もやめられる。 TEXを開発したKnuthが、エラーログを公開し、エラーログを記録しても同じ誤りをすると述べている。凡人でも天才でも、同じような誤りを繰り返す。自分が誤りを犯すことを認め(予見し)、誤りを探し修正することが大切。