TSPガイドブック:コーチング編(Watts S. Humphrey JASPIC TSP研究会 JASPIC TSP研究会)|翔泳社の本
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TSPガイドブック:コーチング編


翻訳
原著

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798112602
定価:
6,160(本体5,600円+税10%)
仕様:
A5・480ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用

結局、優れた開発方法論があっても
それを扱う人のスキルが確保できなければ実現できない

いまや、複雑なシステム開発では、ちょっとした誤りが破滅的な結果をもたらす恐れがあります。これは、開発チームのすべての人が高品質な作業をしなければならない事を示しています。こうした高品質、高パフォーマンスを発揮するには効果的なコーチングと効果的なリーダーシップが不可欠です。本書は、品質の高い作業の見分け方と、チームがどんな状況下になっても、対処できる方法が記述されています。また、チームの作業が基準に達していないときの見分け方と、その改善を担当する開発者に対して動機付ける方法も解説しているのが特徴です。本書は、コーチングとリーダーシップの本質を見極め高品質なシステム開発を可能にする一冊です。

第1部 チームの形成

第1章 開発チーム
1.1 TSPの概要
1.2 チームが必要な理由
1.3 チームとは何か?
1.4 チームの種類
1.5 自律的なチームの性質
1.6 チームリーダーとコーチの役割
1.7 コーチングの作業負荷
1.8 まとめ

第2章 チームの行動
2.1 チームのライフサイクル
2.2 グループの種類
2.3 チームのスタイル
2.4 チームが失敗する理由
2.5 まとめ

第3章 コーチの仕事
3.1 コーチングの原理
3.2 TSPチームを立ち上げる
3.3 チームメンバーをコーチする
3.4 経験のあるチームをコーチする
3.5 チームリーダーをコーチにする
3.6 マネジメントをコーチする
3.7 まとめ

第4章 チーム構築
4.1 何がチームを成功させるか?
4.2 チーム構築のやり方
4.3 TSPチーム構築戦略
4.4 立ち上げがチームを構築する方法
4.5 関与させる
4.6 まとめ

第2部 TSPチームを立ち上げる

第5章 立ち上げの準備
5.1 プロジェクトを立ち上げる時期
5.2 チームの範囲
5.3 チームメンバーの選択
5.4 準備についてのトピック
5.5 準備でよく起こる問題
5.6 立ち上げ準備のステップ
5.7 立ち上げ準備状況の週次ミーティング
5.8 まとめ

第6章 チーム憲章
6.1 チーム憲章の確立
6.2 開始マネジメントミーティング
6.3 前向きな態度で開始する
6.4 課題と考慮事項
6.5 まとめ

第7章 チームのゴール
7.1 ゴールとは何か?
7.2 フィードバックの重要性
7.3 ゴールの優先度
7.4 計測可能なゴール
7.5 ゴール尺度の種類
7.6 計測に関する問題
7.7 ゴールの種類
7.8 TSPのゴール設定プロセス
7.9 ゴールの追跡
7.10 ゴールの計測例
7.11 まとめ

第8章 チームメンバー役割
8.1 役割とは何か?
8.2 役割が必要な理由
8.3 チーム役割を選択する
8.4 TSP役割
8.5 その他のチームメンバー役割
8.6 役割とチームの規模
8.7 役割マネージャをコーチする
8.8 役割マネージャのコミットメント
8.9 まとめ

第9章 チーム計画立案
9.1 TSP計画立案プロセス
9.2 立ち上げミーティング3
9.3 製品概念設計
9.4 チーム戦略
9.5 作成される成果物
9.6 開発プロセス
9.7 プロセスとサポート計画
9.8 CCBメンバー
9.9 立ち上げミーティング文書
9.10 まとめ

第10章 全体計画
10.1 立ち上げミーティング4
10.2 規模の見積もり
10.3 プロジェクトタスクの決定
10.4 全体リソースの見積もり
10.5 リソースの利用可能性
10.6 全体計画の生成と評価
10.7 最適な要員配置
10.8 まとめ

第11章 品質計画
11.1 品質の重要性
11.2 品質ゴール
11.3 欠陥のコスト
11.4 ソフトウェア品質を計測する
11.5 無欠陥率(PDF)
11.6 品質計画を作成する
11.7 まとめ

第12章 製品の詳細計画を作る
12.1 チームはどれくらい先まで計画を作るべきか?
12.2 計画はどれくらい詳細にすべきか?
12.3 計画がどれくらい効率を良くするのか?
12.4 今計画を作るか、あとで作るか?
12.5 バランスの取れた計画の必要性
12.6 TSPの詳細計画立案プロセス
12.7 まとめ

第13章 リスクを管理する
13.1 リスクとは何か?
13.2 リスク管理の重要性
13.3 リスク管理の原理
13.4 TSPのリスク管理プロセス
13.5 リスクの特定
13.6 リスクの評価
13.7 リスク評価プロセス
13.8 リスクを割り当てる
13.9 リスクの軽減
13.10 リスク管理の例
13.11 リスクの追跡と管理
13.12 まとめ

第14章 マネジメントミーティング
14.1 マネジメントミーティングを準備する
14.2 チーム計画をプレゼンテーションする
14.3 代替計画
14.4 リスク
14.5 ミーティングを終える
14.6 プレゼンテーションへの提言
14.7 まとめ

第15章 立ち上げの事後分析
15.1 事後分析での心構え
15.2 事後分析プロセス
15.3 事後分析のコーチング戦略
15.4 まとめ

第16章 チームプロジェクトの再立ち上げ
16.1 再立ち上げとは何か?
16.2 なぜ再立ち上げを行うのか?
16.3 再立ち上げの時期
16.4 再立ち上げのやり方
16.5 再立ち上げプロセス
16.6 品質計画の改訂
16.7 品質計画の例
16.8 再立ち上げの終了
16.9 まとめ

第3部 TSPプロジェクトをコーチする

第17章 立ち上げ後のコーチング
17.1 新しいチームを始める
17.2 コーチングのプロセス
17.3 立ち上げ後の説明会
17.4 週次チームミーティング
17.5 毎日のスタンドアップミーティング
17.6 週次状況報告
17.7 インスペクションをコーチする
17.8 1人1人をコーチする
17.9 役割マネージャをコーチする
17.10 チームリーダーをコーチする
17.11 プロジェクトノート
17.12 チームメンバー個人のノート
17.13 チェックポイントレビュー
17.14 コーチング計画
17.15 まとめ

第18章 計画を維持する
18.1 計画の種類
18.2 計画のダイナミクス
18.3 チームの計画を維持する
18.4 作業負荷の不均衡の例
18.5 事実を直視する
18.6 計画を更新する時期
18.7 個人の計画を更新する
18.8 動的に作業負荷のバランスを取る
18.9 計画データを解釈する
18.10 マネジメントへの報告
18.11 まとめ

第19章 品質を管理する
19.1 品質管理の原理
19.2 なぜ品質を管理するのか?
19.3 品質の旅
19.4 品質に対する開発者の責任
19.5 品質に対するチームの責任
19.6 品質管理手法
19.7 品質データを解釈する
19.8 品質データを報告する
19.9 欠陥報告の考慮点
19.10 まとめ

第20章 プロジェクト事後分析
20.1 事後分析の目的
20.2 求められるデータ
20.3 事後分析の準備
20.4 事後分析プロセス
20.5 チームワークの評価
20.6 コーチとリーダーの評価
20.7 事後分析をコーチする
20.8 チームメンバーの事後分析
20.9 まとめ

第4部 TSPの拡張

第21章 チームのバリエーション
21.1 作業を見る観点
21.2 チームの構造
21.3 チームのコミュニケーション
21.4 機能別チーム
21.5 分散チーム
21.6 多重チーム
21.7 全社的チーム
21.8 コーチングのガイドライン
21.9 まとめ

第22章 機能別チーム
22.1 機能別チームが必要な理由
22.2 機能別チームの戦略
22.3 機能別チームの立ち上げを準備する
22.4 ゴールの設定
22.5 機能別チームを立ち上げる
22.6 機能別チームの立ち上げをコーチする
22.7 機能別チームをコーチする
22.8 まとめ

第23章 多重チーム
23.1 多重チームとは何か?
23.2 TSPの多重チーム戦略
23.3 多重チームを形成する
23.4 TSPmチーム立ち上げ準備プロセス
23.5 多重チームの立ち上げ
23.6 多重チームの立ち上げをコーチする
23.7 分散多重チームを立ち上げる
23.8 多重チームをコーチする
23.9 多重チームでの追跡と報告
23.10 まとめ

第24章 統合開発チーム
24.1 大規模チーム向けプロセスの原理
24.2 プログラム着手チーム
24.3 プログラム管理の問題
24.5 プログラムを立ち上げてコーチする戦略
24.6 プログラムの監視と報告
24.7 まとめ

第5部 TPSチームを維持する

第25章 チームワークを育てる
25.1 チームメンバーのコミュニケーション
25.2 原則に則った交渉
25.3 TSPのコミュニケーション戦略
25.4 チームのコミュニケーションを維持する
25.5 プロセス規律
25.6 まとめ

第26章 コーチングの倫理
26.1 コーチの責任
26.2 コーチングのコミットメント
26.3 チームと個人のデータを扱う
26.4 人を計測する
26.5 マネジメントとの関係
26.6 扱いにくいチームメンバーを扱う
26.7 まとめ

第27章 コーチングチーム
27.1 組織内でコーチする
27.2 コーチングチームを使う理由
27.3 コーチングチームを組織する
27.4 コーチングチームを立ち上げる
27.5 コーチングチームを管理、追跡する
27.6 コーチングチームをコーチする
27.7 コーチングチームに入る
27.8 まとめ

第28章 チームコーチであること
28.1 理解と動機づけを高める
28.2 コーチングチームを作る
28.3 成功が目に見えない
28.4 マネジメントに報告する
28.5 あなた自身をコーチする
28.6 まとめ

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最終更新日:2012年12月13日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 333
「ゴールの評価」4~5行目
焦点を当てべきです。
焦点を当てるべきです。
2012.12.13