統制環境読本(丸山 満彦 亀井 将博 三木 孝則)|翔泳社の本
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統制環境読本




形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798114101
定価:
1,980(本体1,800円+税10%)
仕様:
A5・192ページ

3点セットの内部統制だけでは会社は良くならない!
全員参加のリスク評価で内部統制を磨け

統制環境―本書では、今まであまり顧みられることのなかった、内部統制に含まれる無形の概念に焦点をあて、その重要性を見つめ直してみたいと思います。その無形の概念は内部統制構築作業や組織の運営全般に欠かせないものになるはずです。
―まえがきより

第1章 「文書化できない内部統制」とは

内部統制とは
統制はコントロール
目標、リスク、統制
内部統制は強制されるものではない
組織活動における内部統制
内部統制の目標
内部統制の構成要素又は基本的要素
内部統制基準による内部統制の定義
基本的要素の説明
統制環境とは
誠実性及び倫理観
経営者の意向及び姿勢
統制環境の評価
内部統制の主観的要素と客観的要素
統制環境の主観的要素と客観的要素
内部統制すべての基礎をなす統制環境の主観的要素
【さらなる理解を深めるために】どうして米国では文書化がそんなに好かれるのだろう?
「コンプライアンス」概念の輸入のきっかけ
連邦量刑ガイドラインとコンプライアンスプログラム
日本のコンプライアンス≒倫理
米国ではなんでも体制・文書化で、日本では心か?

第2章 リスクマネジメントについて

リスクマネジメントとは
リスクマネジメントの定義
私たちが考えるリスクマネジメント
リスクマネジメントの進め方
リスクマネジメントはPDCAサイクル
「リスク評価」が重要
内部統制とリスクマネジメントの関係
内部統制∩リスクマネジメント
統制環境∩内部統制∩リスクマネジメント

第3章 内部統制・リスクマネジメント関連実務者が感じる課題

統制環境の主観的要素と内部統制の客観的要素の関係
客観的要素と主観的要素の検証可能性
客観的要素と主観的要素の相互関係
客観的要素の必要性
主観的要素と客観的要素ではどちらがより重要か
企業リスクマネジメント調査から
体制構築は進むが実践面は足踏み
内部統制報告制度の存在感
内部統制報告制度への対応と内部統制の構築
内部統制報告制度≠内部統制
内部統制の外部監査の難しさ
体制構築は進むが運用面が足踏み
客観的要素と主観的要素の相互作用
日本企業の取り組み

第4章 内部統制の限界と統制環境の主観的要素

内部統制の限界
判断:間違いの確率を下げ、失敗したら次に活かす備え
不注意:単純な誤りや誤解は仕組みでは防ぎきれない
共謀:自発的な抑制が重要
経営者による内部統制の無視:経営者の倫理性にすべてが依存する
内部統制の限界を高める
【さらなる理解を深めるために】ガバナンスと「経営者の意向及び姿勢」について
コーポレートガバナンスと内部統制
どのようなガバナンスが良いガバナンスか
究極のガバナンス

第5章 統制環境の主観的要素を高めるために

全員参加のリスク評価
理由 1―不祥事発生の原因 リスク評価の不備
理由 2―リスク評価が、組織の要員の意識を向上させるから
全員参加によるリスク評価の手順
ある案件の参加者の感想
やはり残る「網羅性」の問題と対処法の一例

本書は付属データの提供はございません。

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