 
    
        
                                                                                  阿部 俊之 著
                                                                            
2007年は日タイ友好120周年記念年。そして、この12月は世界中がタイに注目するイベントが控えています。タイ王国の国王の80歳の誕生祭が12月5日、そして昨年政権をおわれた前タクシン首相の次の首相も12月23日に決定し、政権の安定期が訪れます。
  そこで、アセアン(東南アジア諸国連合)を引っ張る、タイ国のメガ・プロジェクト(大規模インフラ整備等)が始まる前に、成長が約束されているタイ株に投資をしませんか?
  本書は、現地在住の著者が日本には出回っていない情報やノウハウをすべて放出した決定版書籍です。お勧め銘柄、買い方、タイ株の魅力等々、心躍る投資本。タイ証券取引所も推奨するタイ株決定版書籍です。 
第一章 タイ株の魅力とは
  
  1 タイ株の魅力とは
  2 タイの株式市場
    それでは、まずタイの株式市場の説明から
    SET「タイ株式市場」
    立会時間
    取引形態
    MAI市場
    SET総合指数
    SET50
    SET100
    取引の形態
    NVDR
  3 タイ株のメリット
    割安な株価
    配当が高いことも魅力のひとつ
    これから成長していく銘柄が絞りやすい
    企業の株価上昇要因(需要を引き出すイベント)が控えている
    一株あたりの株価が非常に低い
    IPOを予定している大企業もまだまだあり
    国際会計基準にいち早く準拠
    バーツが異常に低い価値として見られていた
    証券口座の開設も、銀行口座の開設も現在より厳しくなかった
  4 タイの成長を期待できるキーワード
    われわれが資産運用する期間に、タイの人口は増加の一途
    2008年度よりはじまる国をあげてのメガ・プロジェクト
    ASEAN「東南アジア諸国連合」
    タイ・ASEAN諸国はFTAを推進
    インドシナ半島を中心とした東西&南北経済回廊
    タイと日本との親和性・共通項
第二章 タイ株を買う
  
  1 タイ株の実際の取引の前に
    交通・物流分野(今後インフラ整備が見込まれる分野の銘柄)
    娯楽・観光分野(数多くの外国人が訪れ、今後も増加する観光の分野)
    小売・サービス分野(都市生活の向上・中間富裕層の増加により消費額が増加)
    大型小売店舗・医療・不動産・金融
    エネルギー分野(インフラ総合、工業製品の生産、地方整備の拡大)
  2 タイの国の概要と経済
    タイ国の概要
    タイ国の産業の特徴
  3 タイ株証券会社の選び方
    証券会社を選ぶポイントは?
    安心を選ぶ場合
    コスト重視の場合
    基本のサービス
    口座の開設方法
  4 タイの銘柄を選ぶ際に
    タイ証券取引所のWEBサイトの見方
  5 タイのリスクは??
    1・国営企業民営化問題
    2・チェンマイ・イニシアチブ「再び通貨危機は発生するのか」
    3・政治リスク
    4・リスクを分散させるために
  6 タイ株取引編
    Q タイの銘柄を選ぶポイントは?
    Q 信用取引はできますか?
    Q タイの有償増資とはどのようなものでしょうか?
    Q ワラントの無償提供はどのようなものでしょうか?
    Q どんな業界が有望でどんな業界は厳しくなりますか?
    他方、全体的に厳しい業界は
第三章 タイ株 銘柄解説
  
  1 タイの食品・農業業界について
    チャロン・ポカパーン・フーズ(CPF)
    タイ・ユニオン・フローズン・プロダクツ(TUF)
    スリトラン・アグロインダストリー(STA)
    サーム・スック(SSC)
    ベタグロ・グループ(上場予定)
    チャロン・ポカパーン・グループ(ジアラワノン財閥)
  2 タイの衣料・家庭用品業界について
    サハ・パタナビブン(SPC)
    サハ・ユニオン(SUC)
    サハ・パタナビブン グループ(チョークワタナー財閥)
  3 タイの金融業界~銀行
    バンコク銀行(BBL)
    クルンタイ銀行(KTB)
    サイアムコマーシャル銀行(SCB)
    カシコーン銀行(KBANK)
    ムアンタイ生命保険のニュース
    TMB銀行(TMB)
  4 タイの金融業界
    その他金融・クレジットカード・証券
    クルンタイ・カード(KTC)
    その他の上場済み大手金融機関
  在タイ銀行の使い方
    タイで両替をするには?
    タイで銀行口座を作ると
    タイ最大の金融グループ、かつ商業銀行No.1バンコク銀行グループ(ソンポーンパニット財閥)
    商業銀行大手カシコーングループ(ラムサム財閥)
  5 タイの自動車・建設資材業界
    アーピコ・ハイテック(AH)
    サハヴィリヤ・スチール(SSI)
    Gスチール(GSTEEL)
    タイで鉄鋼業を中核とするグループ サハヴィリヤ・グループ
    その他の未上場企業
  6 タイの製紙・化学業界
    PTTケミカル(PTTCH)
    タイ・プラスチック&ケミカルズ(TPC)
    進む、タイ企業のベトナム投資
    その他、製紙、石油化学セクターの大企業
    タイの穀物輸出&製紙最大手アドバンスド・アグロを持つスンフアセン・グループ(ダムヌンチャンワニット財閥)
  7 タイの不動産開発業界
    サイアム・セメント(SCC)
    タタ・スチール・タイランド(TSTH)
    チョーガーンチャーン(CK)
    イタリアンタイ・デベロップメント(ITD)
    ランド&ハウス(LH)
    その他、不動産業界の大手企業
    タイの不動産財閥株長者ランド&ハウスグループ(アサワボーキン財閥)
    タイ経済と王室を結ぶセメント財閥―サイアムセメントグループ
  8 タイのエネルギー業界
    エレクトリシティ・ジェネレーティング(EGCO)
    アイ・アール・ピーシー(IRPC)
    タイ・オイル(TOP)
    ラヨーン・リファイナリー(RRC)
    PTTエクスプラネーション(PTTEP)
    バンプー(BANPU)
    ラチャブリ・エレクトリック・ジェネレーション(RATCH)
    重化学工業とエネルギー業にて最大規模の旧TPIグループ(リャオパイラット財閥)
  9 タイのサービス業界について
    バンコク・ドゥシット・メディカル・サービス(BGH)
    米経済誌フォーブスに選ばれたタイ企業
    ビッグCスーパーセンター(BIGC)
    GMMグラミー(GRAMMY)
    エアポート・オブ・タイランド(AOT)
    サービス業界でのその他の大手企業
    タイのデパート王、セントラル・グループ(ジラティワット財閥)
  10 タイの通信・IT、電子部品業界
    カルコンプ・エレクトロニクス(CCET)
    マグネコンプ・プレシジョン・テクノロジー(MPT)
    トータル・アクセス・コミュニケーションズ(DTAC)
    サマート・コーポレーション(SAMART)
    情報通信の雄であったシン・グループ(シナワット財閥)
  タイ株式市場 上場企業468社全一覧
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