コンテンツ本位の時代を見据えて変わる法制度 「通信と放送の融合」のこれから(中村 伊知哉)|翔泳社の本
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コンテンツ本位の時代を見据えて変わる法制度 「通信と放送の融合」のこれから


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798115801
定価:
2,420(本体2,200円+税10%)
仕様:
A5・264ページ
カテゴリ:
ビジネス入門
キーワード:
#スキルアップ,#ビジネス教養,#ビジネスIT,#人材・組織

世界に名だたる日本のポップカルチャー
その力を産業として生かすために必要な取り組みの全て

近年、日本のアニメやマンガ、ゲームなど大量のコンテンツが海外に紹介され、「ソフトパワー」としてのポップカルチャーが急速に注目を集めている。21世紀に入ってからのそのような流れを受け、政府が「知的財産立国の実現」を国家目標と定めたことから、さまざまな省庁がコンテンツ産業の振興・育成に力を入れ始めている。

ところが、現在の社会システムではコンテンツ流通のインフラとなる放送や通信の権利が複雑に絡み合い、法律で守られているため、オンラインでのスムーズな流通につなげることはできない。このままでは知的財産立国どころか、諸外国から良質なコンテンツが発信され世界に浸透していくのを指をくわえて見るはめになる。

それを解消するために、「通信と放送の融合」を行う必要がある。それも、単にコンテンツの相互やり取りを行うだけではなく、現在のわかりにくい通信・放送の法体系を整理し再編成する大改造が必要となるのだ。

本書では、現在進行形で進む「通信と放送の融合」の状況をわかりやすく説明し、2011年地上デジタル放送網完成までの国会通過を目指す「情報通信法」の全貌を紹介するとともに、日本初のコンテンツが勝ち抜くためには何が必要なのか、クリエイターを育成するには何をすべきかなど、コンテンツ産業の未来についても同時に考える。

第1章 デジタルの千年

1 新しい千年紀を迎えて
2 インターネットはバザールへと進化
3 日本文化の持つ力
4 技術とどう付き合うか
5 素晴らしきニッポンの若者たち
6 世界に浸透するデジタルの威力
7 技術とひとが共存する社会
8 「GNC」という新しい指標
9 世界が憧れる国、ニッポン
10 ポップカルチャーが中核産業になる日
11 デジタルの恩恵を受ける子どもたち
12 デジタル時代に打ち鳴らす自分の“楽器”

第2章 デジタルコンテンツ政策

1 コンテンツ産業と政策
2 コンテンツのデジタル化による市場への影響
3 コンテンツ産業の特性と構造
4 デジタル化による拡張
5 マネーフロー
6 コンテンツ政策の拡充
7 コンテンツ政策の特徴と方向性
8 産業政策
9 日本のコンテンツとソフトパワー論
10 ポップカルチャー政策
11 人材育成
12 放送規制
13 文化社会政策
14 新しいコミュニケーションに対応したコンテンツ規制
15 新コンテンツ領域の拡充
16 日本型コンテンツ政策の構築
17 日本型政策スタンス

第3章 通信・放送法制改革

1 新しい「融合」のかたち
2 視点をコンテンツに移せ
3 日本の問題
4 「制度」の問題
5 制度論から実行論へ
6 通信・放送法体系の見直し
7 「情報通信法」構想
8 政府の法体系論議
9 二一世紀の課題
10 「デジタル著作権」論議
11 著作権行政の改革
12 省庁再編論議
13 「情報通信省」構想

第4章 デジタル知財プロジェクト

1 フォーラムとリアルプロジェクト
2 DIPP政策フォーラム
3 メディア融合実験
4 コンテンツ取引市場
5 デジタルサイネージ
6 デジモジプロジェクト
7 ポップカルチャーアーカイブ
8 デジタルキッズ
9 デジタルワークショップ
10 ワークショップコレクション
11 慶應メディアデザインの挑戦

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

lupin14 さん

2009-01-05

=)