企業価値向上に役立つ内部監査 内部監査入門(島田 裕次)|翔泳社の本
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企業価値向上に役立つ内部監査 内部監査入門


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798115856
定価:
1,980(本体1,800円+税10%)
仕様:
A5・240ページ
カテゴリ:
経営・マーケティング
キーワード:
#経営,#起業・開業,#人材・組織,#ビジネス教養

企業価値向上のための内部監査 これだけは知っておきたい、11のポイント

金融商品取引法や会社法に対応するために、企業では内部統制の整備・運用の取り組んでいるところであり、まさに内部統制時代を迎えている。(中略)
内部監査は、今後、企業経営において重要な役割を果していく機能である。経営方針や経営戦略が適切に実行され、リスクマネジメントや業務管理が適切に実施されているかどうかをチェックする機能として内部監査を活用することを忘れてはならない。この重要性に気付いた経営者だけが、内部監査を活用して付加価値の向上や法令等の遵守を徹底することが可能になり、すぐれた経営管理を行うことができるのである。
―まえがきより

第1章 内部監査とは何か―目的と役割―

内部監査の役割
注目される内部監査
三様監査と内部監査
内部監査の目的と役割
古くからある内部監査
監査と検査の違い
検査
監査
各種マネジメントシステムと内部監査の違い
マネジメントシステムと監査
JIS、ISMS、Pマークの内部監査との違い
内部監査の実態
誰が監査するのか
内部監査人の資格・育成
内部監査人は何人必要か

第2章 何を監査するのか―多種多様な内部監査―

多様な内部監査
内部監査の種類
監査目的と監査の種類
統合監査
経営監査
経営監査の目的
経営監査での監査ポイント
会計監査
会計監査の目的
会計監査での監査ポイント
業務監査
業務監査の目的
業務監査での監査ポイント
システム監査(IT監査)
システム監査の目的
システム監査での監査ポイント
システム監査と財務諸表監査の手法の違い
コンプライアンス監査
コンプライアンス監査の目的
コンプライアンス監査での監査ポイント
環境監査
環境監査の目的
環境監査での監査ポイント
品質監査
品質監査の目的
品質監査での監査ポイント
その他の監査
個人情報保護監査
情報セキュリティ監査

第3章 外部監査と何が違うのか―他の監査との関係―

財務諸表監査
財務諸表監査とは
内部監査との違い
内部統制監査
内部統制監査とは
内部監査との違い
監査役と監査委員会の監査
監査役
監査役の義務等
監査委員会
監査委員会の職務・義務等
監査役/監査委員会の監査と内部監査の違い
監督官庁監査(検査)
さまざまな監督官庁の監査(検査)
監督官庁の監査(検査)の特徴
外部監査対応に役立つ内部監査
外部監査での指摘の削減
適切な外部監査対応が可能
経営者の管理責任の説明

第4章 監査はどのように実施されるのか―監査手順―

内部監査の運営
内部監査機能の運営手続
内部監査機能の運営体制
監査プロセス
監査プロセスの概要
監査プロセスの構成因子
監査計画
監査計画と内部監査部門の運営計画
監査計画とリスクアプローチ
予備調査
予備調査の目的
予備調査のポイント
監査手続書の作成
本調査
本調査の目的
本調査のポイント
監査報告(評価・結論)
監査報告の目的
監査報告のポイント
フォローアップ
フォローアップの意義
回答書受領時の注意点
フォローアップ実施のポイント

第5章 監査で何を見るのか―監査手続―

監査手続
監査項目
監査技法
不正調査の手法
内部監査と不正調査の違い
不正調査の種類
不正調査手法
不正調査の留意点
監査手続の有効性と効率性
監査目的との整合性
監査手続の効率性
監査手続書作成での落とし穴

第6章 リスクとは何か―リスクアプローチの意味―

リスクの定義
リスクとは
リスクの種類
リスク、コントロール及び監査の連鎖
リスクの連鎖
コントロールの連鎖
監査の連鎖
リスクアプローチ監査
リスクアプローチ監査とは
リスクアプローチ監査の弱点
サイクル監査との関係
部門別監査と機能別監査
リスク評価の手法と限界
リスク評価の考え方
定量リスクと定性リスク
新しいリスク評価手法
階層分析法とリスク評価
階層分析法によるリスク評価の概要

第7章 監査を受ける側のポイント―監査対象部門のポイント―

監査を受ける側の姿勢
内部監査のミッションの理解
コラボレーションによるメリット
監査を受けるときの留意点
隠さないこと
「誤り」への対応
嘘をつかないこと
説明できない場合の対応
資料(記録)が見つからない場合の対応
説明を間違えた場合の対応

第8章 J-SOXの光と陰―財務報告偏重の不安―

内部監査の認知度の高まり
「検査」から「監査」へ
会社法や金融商品取引法の影響
財務報告統制偏重の不安
財務報告統制に偏ったJ-SOX
経営のための内部監査の弱体化

第9章 価値向上の監査のために―コンサルティングの重視―

内部監査のコンサルティングの重要性
内部監査の付加価値
コンサルティングによる付加価値
経営者と監査対象部門による内部監査の活用
経営者を支える内部監査
内部監査に対する姿勢
監査人のスキルアップ
内部監査人の適性
監査のスキル
業務知識
リスクマネジメント及び内部統制の知識
実務への応用力
コントロールの知識
あるべき姿の理解
スキルアップの方法

第10章 内部監査の限界―限界を知って内部監査を利用―

監査の期待ギャップ
結果の保証
仕組みの監査
リスクアプローチとサンプリング調査
期待ギャップ
経営者のリーダーシップ
経営者の内部監査に対する理解
経営者に求められる内部監査の指導力
組織の壁
従業員としての内部監査人
独立性の意味
専門職としての自覚の重要性
保証とコンサルティングの相克
保証とコンサルティングの違い
内部監査人が改善策を示してよいのか
保証とコンサルティングのバランス

第11章 経営者の意識改革―武将に学べ―

武将に学ぶ内部監査の意味
経営者の限界
松平筑前守光高に学ぶ
松平伊豆守信綱に学ぶ
価値向上のための内部監査
内部監査の付加価値
取締役会の立場からの活用
経営陣の立場からの活用
監査役の立場からの活用
内部監査を活用するポイント
内部監査の位置付けの明確化
内部監査の権限と責任の明確化
人材の確保
経営者による指示
リスクマネジメントの強化へ

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最終更新日:2009年02月27日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 117
「フォローアップの定義」1~2行目
回答(改善報告や改善計画)に基づいて、情報システムの改善が実施されているかどうかを確かめ、
回答(改善報告や改善計画)に基づいて改善が実施されているかどうかを確かめ、
2009.02.27
1刷 212
7行目
助言とコンサルティングの違いは、図67のように整理できる。
保証とコンサルティングの違いは、図67のように整理できる。
2009.02.27