セーフウェア(西康晴 Nancy G. Leveson 松原友夫 松原友夫 片平真史 吉岡律夫 青木美津江)|翔泳社の本
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セーフウェア




監訳



形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798116846
価格:
本体5,600円+税
仕様:
B5変・656ページ
分類:
開発管理
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システムハザード=コンピュータ制御システムに忍び寄る危険。
解決の処方箋はここに!

技術的な小さな事故はいつでも起きうるが最悪の事故は警戒を怠らず合理的な予防策を講じれば容易に防ぐ事ができる。本書は安全について技術的な側面のみに囚われずにそれを社会的側面から考察した工学やコンピュータ科学の分野では貴重な一冊です。「ソフトウェア安全」、「システム安全」の二つの課題の中に技術以外の「社会的側面」を踏まえた上で以下の事故例を挙げ、安全をいかにして確保するかを解説しているのが特徴です。【アポロ13号酸素タンク破壊、DC10型機墜落,チャレンジャー号ブースター爆発や原子炉事故(スリーマイル島、チェルノブイリ)、医療機器、化学産業などの事故】いま、「安全・安心」は世界各国、国を挙げての大きな取り組みとなっています。民間企業や官庁・自治体などで危機管理全般に携わる人であれば、本書は大いなる助けとなります。尚、本書のタイトル『セーフウェア』は著者の造語でソフトウェア(システムも含む)の安全性向上を訴えるために考えられた言葉です。


第1部 リスクの性質

第1章 近代社会におけるリスク
  1.1 リスクに対する考え方の変化
  1.2 懸念の高まりは当然か?
  1.3 産業化社会における独特なリスク要因

第2章 コンピュータとリスク
  2.1 事故におけるコンピュータの役割
  2.2 ソフトウェアの神話
  2.3 ソフトウェアエンジニアリングはなぜ難しいのか?
  2.4 直面している現実

第3章 事故の階層的考察
  3.1 因果関係の懸念
  3.2 因果関係を考える際の主観性
  3.3 因果関係を決める際の過度の単純化
  3.4 因果関係への階層的アプローチ

第4章 事故の根本原因
  4.1 安全文化の欠陥
  4.2 効果的でない組織構造
  4.3 効果的でない技術活動
  4.4 まとめ

第5章 ヒューマンエラーとリスク
  5.1 ほとんどの事故の原因は人間なのか?
  5.2 自動化システムにおける人間の必要性
  5.3 人間とタスクのミスマッチとしてのヒューマンエラー
  5.4 まとめ

第6章 自動化システムにおける人間の役割
  6.1 メンタルモデル
  6.2 監視者としての人間
  6.3 バックアップとしての人間
  6.4 パートナーとしての人間
  6.5 結論

第2部 システム安全への序論

第7章 システム安全の創設
  7.1 第二次世界大戦以前の安全工学
  7.2 システム理論
  7.3 システム工学
  7.4 システム分析

第8章 システム安全の基本
  8.1 システム安全の発展の歴史
  8.2 システム安全の基本概念
  8.3 ソフトウェアのシステム安全
  8.4 システム安全の費用と有効性
  8.5 安全への他の手法

第3部 定義とモデル

第9章 用語
  9.1 故障とエラー
  9.2 事故とインシデント
  9.3 ハザード
  9.4 リスク
  9.5 安全
  9.6 安全性とセキュリティ
  9.7 まとめ

第10章 事故とヒューマンエラーモデル
  10.1 事故モデル
  10.2 ヒューマンタスクとエラーモデル
  10.3 まとめ

第4部 セーフウェアプログラムの要素

第11章 安全を管理すること
  11.1 一般経営者の役割
  11.2 組織構造における安全部門の位置付け
  11.3 文書類

第12章 システムとソフトウェア安全プロセス
  12.1 一般的なタスク
  12.2 事例

第13章 ハザード分析
  13.1 ハザード分析プロセス
  13.2 システムモデルの種類
  13.3 分析の一般的な種類
  13.4 ハザード分析の限界と批判

第14章 ハザード分析モデルと技法
  14.1 チェックリスト
  14.2 ハザード指数
  14.3 フォールトツリー解析(FTA)
  14.4 MORT解析
  14.5 イベントツリー解析(ETA)
  14.6 原因結果解析(CCA)
  14.7 HAZOP
  14.8 インターフェース分析
  14.9 故障モード影響解析(FMEA)
  14.10 故障モード、影響、および致命度解析(FMECA)
  14.11 障害ハザード分析
  14.12 状態機械ハザード分析
  14.13 タスクとヒューマンエラーの分析技法
  14.14 ハザード分析技法の評価
  14.15 結論

第15章 ソフトウェアハザードと要求分析
  15.1 プロセスの考慮事項
  15.2 要求仕様の構成要素
  15.3 要求仕様の完全性
  15.4 要求分析のための完全基準
  15.5 制約事項分析
  15.6 仕様と基準とのチェック

第16章 安全性のための設計
  16.1 設計プロセス
  16.2 設計技法と優先順位の種類
  16.3 ハザードの除去
  16.4 ハザードの低減
  16.5 ハザード制御
  16.6 損害の低減
  16.7 設計の修正と保守

第17章 ヒューマンマシンインターフェースの設計
  17.1 一般的なプロセスの検討
  17.2 人間の特性への仕事の適合
  17.3 セーフティクリティカルなヒューマンエラーの低減
  17.4 適切な情報とフィードバックの提供
  17.5 訓練スキルと保守スキル
  17.6 安全なHMI設計のための指針

第18章 安全性の検証
  18.1 動的分析
  18.2 静的分析
  18.3 独立した検証と妥当性確認
  18.4 結論
エピローグ:これからの展望

付録

付録A 医療機器:Thearac-25の歴史
  A.1 はじめに
  A.2 背景
  A.3 事象
  A.4 原因因子

付録B 航空宇宙:アポロ13号、DC-10型機、およびチャレンジャー号
  B.1 民間航空産業における安全への取り組み
  B.2 アポロ13号
  B.3 DC-10型機の貨物扉の物語
  B.4 スペースシャトル・チャレンジャー号事故

付録C 化学産業:セベソ、フリックスボロー、ボパール
  C.1 化学プロセス産業における安全性
  C.2 セベソ
  C.3 フリックスボロー
  C.4 ボパール
  
付録D 原子炉事故:ウィンズケール、スリーマイル島、およびチェルノブイリ
  D.1 背景
  D.2 ウィンズケール原子炉事故
  D.3 スリーマイル島原子炉事故
  D.4 チェルノブイリ原子炉事故

本書は付属データの提供はございません。

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