ずっと受けたかった ソフトウェアエンジニアリングの授業① 増補改訂版(鶴保 征城 駒谷 昇一)|翔泳社の本
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ずっと受けたかった ソフトウェアエンジニアリングの授業① 増補改訂版



形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798119328
定価:
2,200(本体2,000円+税10%)
仕様:
A5・240ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用

必読の定番書が待望の新版で、一層わかりやすく、学びやすく、教えやすい

改めて、今後のソフトウェアエンジニアリング教育の発展に大きな寄与をされる名著となることでしょう
---奈良先端科学技術大学院大学 名誉教授 鳥居宏次氏 推薦

2006年の刊行後、ソフトウェア開発を初めて学ぶ学生・新入社員にとってバイブルと呼んでも差し支えないほど幅広い支持をいただいた『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業』全2巻の初の増補改訂が登場します。

多数のイラストほかやさしく判りやすい解説はそのままに、全体の構成を大きく見直し、4年余りの間に変化したトピックにも対応しました。ITエンジニアを目指す人はもちろん、ITエンジニアを育成する人、ITエンジニアとして自分が学ぶべきことを知りたい人など、ITに関わるすべての方のお役に立てる本として自信をもってお奨めできる二冊です。本書学習終了後は、引き続き『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業② 増補改訂版』をご活用下さい。


圧倒的定番 待望の大改定
・- 本書の質の向上をはかるため、分析と設計、プロジェクトマネジメント、ソフトウェア産業の課題などを中心に、大幅な加筆・修正
・- 筑波大学で実施した「先端的ITスペシャリスト育成推進プログラム」の成果、特にPBLの成果を反映
・- 経済産業省における人材育成の検討結果、スキル標準、情報処理技術者試験の改定結果を反映
・- 各種統計データのアップデート
・- 読みやすさに配慮し、上巻に座学で行う講義の内容をまとめ、下巻に演習で行うPBLの主要要素(システム受注からテストに至るプロセス)を、帳票および筑波大学における実施例とともにまとめる
・- 上巻である本書においては、多様な基本概念や技術を説明し、特定の方法論に基づく一面的な理解になりがちなPBLの弱点を補強

第1章 ソフトウェアとソフトウェアエンジニアリングとは
1.1 ソフトウェアの特徴
1.2 プログラミングに必要な才能
1.3 ソフトウェア技術者の仕事
1.4 ソフトウェアの重要性
 ◎コラム: 保険会社におけるシステム技術者の役割
1.5 ソフトウェアエンジニアリングの歴史と必然性
1.6 ソフトウェアエンジニアリングの知識体系
引用文献

第2章 ソフトウェア開発におけるプロセス
2.1 プロセスとは
 プロセスの定義
 ビジネスプロセス
 プロセスとプロダクト
2.2 ソフトウェア開発におけるプロセス
 ウォータフォールモデル
 ウォータフォールモデルの問題点
 ウォータフォールモデルの改良
 アジャイル開発手法
2.3 課題、仕様、設計
2.4 プロセスとソフトウェア産業構造
 ◎コラム: エンドユーザから見た開発プロセス
引用文献

第3章 ソフトウェア開発の基本技術(分析と設計)
3.1 ソフトシステムアプローチ
 システムを作る目的
 問題解決のためのアプローチ
 ソフトシステム方法論(SSM)
3.2 構造化分析・設計
 データフローダイヤグラムDFD
3.3 データ中心設計
3.4 オブジェクト指向分析・設計
 なぜオブジェクト指向なのか
3.5 モデルとモデリングについて
 統一モデリング言語UML
3.6 組込みソフトウェア
 ◎コラム: 図書館のシステムの仕様
引用文献

第4章 プロジェクトマネジメントについて
4.1 プロジェクトマネジメントとは何か
 プロジェクトとは何か
 プロジェクトマネジメントの歴史
4.2 PMBOK について
 モダンプロジェクトマネジメント
 PMBOK の概要
 PMBOK とPMI、PMP
4.3 PMBOK の9 つのマネジメント
 PMBOK の9 つのマネジメント
 スコープマネジメント
 タイムマネジメント
 コストマネジメント
 品質マネジメント
 組織マネジメント
 コミュニケーションマネジメント
 リスクマネジメント
 調達マネジメント
 統合マネジメント
4.4 プロジェクトマネジャーの資格とスキル
 PMBOK とPMI、PMP
 プロジェクトマネジャーのスキル
 ◎コラム: PERT とは
引用文献

第5章 ソフトウェア産業の課題と人材育成
5.1 ソフトウェア産業の課題
 ソフトウェアの構成と産業規模
 ソフトウェア規模の拡大
 開発期間の短縮化と品質の低下
 トラブルの事例
 システムのオープン化
 ソフトウェア産業の課題
 産業としてのソフトウェア
5.2 IT 人材の現状
 IT 教育
 インド、中国の状況
5.3 スキル標準
 スキル標準とは
 IT スキル標準
 IT スキル標準のキャリアフレームワークとレベル
 IT スキル標準の職種
 IT スキル標準のスキル
 IT 投資の局面と各職種の活動領域
 IT スキル標準の普及状況
 IT スキル標準の効用
 組込みスキル標準(ETSS)
 共通キャリア・スキルフレームワーク
 ソフトウェア会社での仕事に対する誤解
 ソフトウェア業界の業務と適性
 ソフトウェア業界での仕事のやりがい
引用文献
INDEX

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

Z さん

2019-06-01

良書。昔プログラミングってどんな風にするんだろうと思い、個々のjava,cなどのプログラミングの本を読んだが、ほど言語の解説で自分の知りたいことはわからなかった。この本ではどのようなことを考え、あるいはどのような過程をへてプログラミングするか、プログラミングをする組織のマネジメントなどを解説。他の業種のビジネスパーソンが読んでも勉強になると思う。

かのう さん

2012-05-02

ソフトウェア開発における技術の説明としてプロセスとプロダクト、分析と設計、PMと順に述べられており、最後にソフトウェア産業の人材育成としてITスキル標準への言及がある点が類書と少し異なる。 業界への人材育成として体系的に若年層教育を行う上で役立つ一冊と思う。

cham28 さん

2011-03-26

新人研修とかで学ぶような内容がまとめられた本。大学の授業でこんなのがあったらよかったのになぁとは思うが、大学生当時はきっとこんな授業があっても受講してなかったと思うw