為替と株価でわかる景気の大原則(岩本 沙弓)|翔泳社の本
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為替と株価でわかる景気の大原則


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798121055
定価:
1,650(本体1,500円+税10%)
仕様:
A5・192ページ
カテゴリ:
ビジネス入門
キーワード:
#スキルアップ,#ビジネス教養,#ビジネスIT,#人材・組織

なぜ儲かる!? 誰もが話題にする「景気」の動きについて、実際どのくらいのことを知っていますか?

誰もが話題にする「景気」の動きについて、実際どのくらいのことを知っていますか?
・-サブプライムローン問題による日本の不動産業への打撃は?
・-燃料サーチャージでいったい誰が得しているの?
・-銀座の一等地を買って、売り逃げた有名ブランドとは?
・-低金利で得をするのは日本国政府??
・-不況下で世界中が損しているわけではない!?
本書は世界的な金融危機を契機とした不況について、「株価」と「為替」を軸に、景気というテーマを「誰が得をして誰が損をしているのか」という視点で、複雑な話をわかりやすく解説します。

第1章 景気の波―なぜ好況、不況は繰り返されるのか

1-1 お金が集まったところが好景気、去ったところが不景気
景気のよし悪しはお金の貸しての気持ち次第
1-2 好況、不況はバブルがつくる
繰り返される景気の波
1-3 2008年、世界中を襲った不況の波
米国発住宅バブルの崩壊
1-4 住宅バブルから資金が流れた石油バブル
資金は市場から市場へ流れていく
1-5 景気の変動を利用する人たち
景気の波をうまく利用する米国

第2章 庶民―市場の

2-1 為替市場の急激な変化についていけない個人投資家
多大な損失にパニックに陥る
2-2 外国為替証拠金取引の落とし穴
元手の何倍もの取引を行うハイリスクな取引
2-3 一見好調にみえるインド・中国などの投資
実際は損失が発生
2-4 日本の長期間にわたる低金利
資金は仕方なく海外へと流れていく
2-5 相場の波と人の心理
バブルのピークは投資未経験者も全員参加

第3章 企業―好況を謳歌し、不況で苦しむ

3-1 デリバティブ取引で巨額損失
裏目に出てしまった為替変動対策
3-2 1980年代後半からの日本の土地バブル
企業を投資に走らせた資金源
3-3 原油が市場最高値をつけた理由
投資マネーが倍の値段まで引き上げた
3-4 サブプライム・ローン問題で日本の不動産会社が倒産
米国の不動産焦げ付きがなぜ日本に影響するのか
3-5 原油価格高騰ですぐに上乗せされたサーチャージ
原油価格と為替の関係
3-6 投資をしなくても受ける影響
相場の動きで日常も動いている

第4章 機関投資家―相場変動の片棒を担ぐ

4-1 「ザ・セイホ」と呼ばれた1980年代の為替運用
円高対策のカギを握った生命保険会社
4-2 株式投資の行方
長期投資は本当に有効か
4-3 隣の人のふところ具合をみながらの投資運用
主流はパッシブ(受身の)運用
4-4 世界に名だたる証券会社の廃業の理由
政府の救済措置の選択基準

第5章 リアル・マネー―好況、不況のカギを握る

5-1 リアル・マネーと呼ばれる人たち
相場に絶大な影響を与える存在
5-2 首相の運用手腕
巨額資産を長期保有
5-3 円キャリー・トレード
安い円を借りて世界中の市場に投資
5-4 銀座の一等地を売り逃げたティファニー社
不況下での勝ち組
5-5 景気の波を乗り切る人たち
金融市場の強者と弱者

第6章 国家―困ったふりをする政府

6-1 日銀の介入は大成功
カリスマ・トレーダー級の驚異的なリターン
6-2 市場に存在するたくみな情報操作
危機感は世界中に伝播していく
6-3 低金利で得をするのは日本国政府?
債券大国日本の利子の支払い
6-4 産業のカギを握る石油と国家戦略
石油備蓄を高値で売却という手もあった
6-5 困ったふりをする政府
国に納得させられる不況

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

Masahiro Fujioka さん

2012-09-14

★★★☆☆ ・損失金額=利益金額 ・口先の情報で市場変化 ・ピークを知らせるコメントを見逃すな! ・人の気持ちがバブルを作る ・マイクロトレンド 世の中を動かすのは世界の1%の人々 ・同じ趣味の人は、最低でも10万人はいる ・未婚女性の増加 ・アメリカ、ペット市場、4兆円 ・91%が他の親に厳しい ・定年後働く退職者の増加、1985年25%→2005年35% ・睡眠不足→生産性低下、家庭不和、肥満大 ・下流は太る ・ハイテク好き女性、増加 ・アメリカ左利きの増加

ANUNYAPHUM さん

2012-03-04

前書「円高円安でわかる世界のお金の大原則」とあわせて読むと良い。 教科書的な基本からわかる。 結局誰が得して誰が損しているのかを、データーをもとに解説。 予想本と違って、事実のみの記述がよい。

tak さん

2010-05-02

想定外の良書。実体経済と投機の間に色んな思惑が有ることを、事実のみタンタンと背の丈で解説。