不況に負けないExcelデータ分析術(平井 明夫 株式会社アイエイエフコンサルティング 綾部 貴淑 石飛 朋哉)|翔泳社の本
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不況に負けないExcelデータ分析術


監修


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798121437
定価:
2,420(本体2,200円+税10%)
仕様:
A5・200ページ
カテゴリ:
パソコンソフト
キーワード:
#OS・アプリケーション,#ビジネスIT,#グラフィックソフト・ツール,#Web・アプリ開発

販売/在庫から企業業績管理までサンプルデータを使って今すぐ実践!

本書は、マイクロソフトのExcelを使って企業のさまざまなデータを分析するためのノウハウを解説するものです。昨今の未曾有の不況の中で他社との激しい競争に打ち勝っていくた めにデータ分析は必須であり、いかに素早く適切な分析を行なえるかが企業の生命線になっています。本書では、使いこなすにはハードルが高い専用のデータ分析ツールではなく、誰もが使い慣れたExcelによって専用ツール並みの分析を行なうためのテクニックを解説します。サンプルとして、販売や在庫、利益・予算といった実際のデータを利用しているので、すぐに試しながらデータ分析を実践できる点も特徴です。

本書は『月刊DBマガジン』の特集「Excelで作るBIシステムのプロトタイプ」、および連載「Excelデータ最強の分析術」を加筆/再編集のうえ、書籍としてまとめたものです。


PART 1 ExcelによるBIの用件定義とプロトタイピングの基礎

CHAPTER 1 BIの基礎とExcelプロトタイピングの基礎
 

ビジネスインテリジェンスとは
BIの導入でよくある間違い
BI導入の目的や期待する効果が不明瞭
ユーザーの業務用件を定義していない
既存帳票の単なる置き換えになってしまう
業務への「組み込み」が不十分
推進体制やスポンサーシップが不十分
BI導入のポイント
BIを導入したもののユーザーに使われない
戦略的な情報活用の視点
業務とシステムの連携
スパイラルアプローチ
Excelを活用したBI要件の定義
情報活用の組織的支援
BI導入のステップ
BI要件の定義と進め方
BI業務要件のまとめ方
Excelによるプロトタイピング
プロトタイプを使ったユーザーセッションの進め方
まとめ
BIシステム要件を定義する際のポイント


CHAPTER 2 Excelピボットテーブルの基本操作
 

ピボットテーブルとレポートの作成
(1)ソースデータの準備
(2)ピボットテーブルの作成
ピボットテーブルを使った主なBI機能
(3)表形式のレポート作成
ダイシング
スライシング
ドリルダウン
ドリルスルー
グラフ
まとめ
計算項目の追加
CHAPTER 3 販売システムをベースにしたExcel-BIのケーススタディ
 

システムの概要
プロジェクトの開始とデータの調査
要件のヒアリング
要件の整理とExcelプロトタイプの作成
要件の確認セッション
要件とExcelプロトタイプの追加/修正
管理ポイントの作成
ソースデータ分析
要件定義後の作業
実装範囲のスコーピング
まとめ
構築フェーズの計画
 

PART 2 Excelによる業務別データ分析テクニック

CHAPTER 1 データ分析の基本と販売分析
 

企業活動と業務データ分析
業務データ分析とExcel
業務システムレポートとデータ分析との違い
以降の章の構成
販売分析の概要
Excelを活用するうえでの留意点
販売状況と動向を知る
問題や課題を発見する
問題や課題への対応策のヒントを得る
分析の結果を業績の評価に利用する
販売分析に必要となる基本知識
業務データの分析とPDCAサイクル
データの取得先
分析対象となる主な数値項目
分析に活用される基本的な手法
分析に活用される分析軸
分析軸別の集計と多次元分析
推移分析
成長率分析
ランキング分析
過去実績-対比分析
分析活動のケーススタディ
予算実績-対比分析
企業概要
経営課題と業務要件
分析活動の詳細
プロトタイプ環境の構築
ケーススタディのポイント
分析に要するデータ項目
Excelでの操作上のポイント
データの収集と加工手順
ランキング表の作成
ファンチャートの作成
システム化に向けて
まとめ
予実対比データの作成


CHAPTER 2 在庫管理/分析
 

在庫分析とは
在庫管理における分析の観点
全社的な在庫量を見る
場所別(拠点-倉庫)に見る
品目別に見る
時系列推移で見る
在庫分析に必要となる基礎知識
在庫分析と販売分析
データの取得先と取得するデータ
分析対象となる主な数値項目
分析に活用される基本的な手法
使用する主な分析軸
品目別在庫分析
場所別在庫分析
ABC分析
滞留在庫分析
分析活動のケーススタディ
販売効率分析
分析の背景
経営課題と分析要件
分析活動の詳細
マクロ的な把握(現状分析)
倉庫別の在庫分析
商品別の在庫分析
対応策の検討
プロトタイプ環境の構築
ケーススタディのポイント
分析に要するデータ項目
ベータの収集と加工についての留意点
まとめ
Excel操作上のポイント


CHAPTER 3 SCM/PSI分析
 

SCMとは
SCMの2つの業務的側面
PSI計画までの作業手順と分析の観点
SCMにおける需要計画(PSI)
需要を予測する
販売計画を立てる/見直す
在庫計画を立てる/見直す
生産計画を立てる/見直す
PSI分析に必要となる基本的な知識
計画と見直しサイクル
データの取得先と取得するデータ
分析に活用される基本的な手法
使用する主な数値項目
需要予測
計画地の作成
分析活動のケーススタディ
実績値の評価
分析の背景
経営課題と分析要件
分析活動の詳細
対応策の検討
プロトタイプ環境の構築
ケーススタディのポイント
需要予測
まとめ
予測誤算の検証


CHAPTER 4 管理会計(利益管理/分析)
 

利益/コスト分析の概要
財務会計と管理会計
分析の観点
利益管理とは
コストの括り方と利益
利益/コスト分析に必要となる基本的な知識
詳細な分析のためのセグメント別損益
損益分岐点分析(CVP分析)
管理会計用の損益計算
配賦処理
分析活動のケーススタディ
コスト分析
分析の背景
経営課題と分析要件
分析活動の詳細
プロトタイプ環境の構築
ケーススタディのポイント
分析データの収集
損益分岐点分析
まとめ
配賦処理


CHAPTER 5 管理会計(予算管理/分析)
 

予算管理の概要
企業における予算とは
予算体系と種類
トップダウン予算とボトムアップ予算
予算編成のフロー
予算管理の意義
分析の観点と業務における基礎知識
予算管理の課題
予算編成時の分析
予算シミュレーション
分析活動のケーススタディ
業績評価時の分析
分析の背景
経営課題と分析要件
予算編成の詳細
半期の修正予算
プロトタイプ環境の構築
ケーススタディのポイント
予算編成作業にExcelが使われる理由
まとめ
予算編成作業とDB


CHAPTER 6 企業業績管理(KPIの管理/分析)
 

KPI分析の概要
KPIとは
KPIが注目される背景
KPIに求められる要件
分析の観点と必要となる基本的な知識
KPIとBSC
KPI抽出時の視点
KPIの抽出/設定の手順
分析活動のケーススタディ
KPIの目標値と評価の見せ方
分析の背景
経営課題と分析要件
KPIの抽出/設定作業
KPI設定後の結果
プロトタイプ環境の構築
ケーススタディのポイント
簡易スコアカードの作成
レーダーチャートの作成
まとめ
システム化にあたっての考慮事項
 

用語集
索引

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感想・レビュー

ubik さん

2010-04-10

実践書ではありません。情報経営学の教科書内容を詰め込んだ感じ。EXCELよりACCESS使った方が楽だと思います