本書は、2012 年1 月下旬に実施予定の介護福祉士国家試験の対策書です。介護福祉士国家試験は、この2012 年1 月試験から新カリキュラム試験に変わります。13 科目あった試験科目が、「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」という3領域になり、諸外国の福祉の歴史や疾患名ごとの特徴といった暗記ものが出題範囲から削除されました。その代わりに、現場で知っていなければならないチームケアの進め方や他職種との連携、利用者の家族との関係(コミュニケーション)他、より介護の現場でのリアルな知識が問われることになりました。これまでの試験対策とはがらっと変わります。
そこで本書では、新しい試験範囲をすべて網羅できる専門家ばかり、豪華執筆陣を結集、国際医療福祉大の教師陣を迎え、まだ誰にもわからない新カリキュラム試験の内容を学ぶ、“信頼できる”質実剛健な書籍となります。
人間の尊厳と自立
人間関係の形成
コミュニケーションの基礎
生活と福祉
社会保障制度
介護保険制度
障害者自立支援制度
介護実践に関連する諸制度
介護福祉士を取り巻く状況
介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ
尊厳を支える介護
自立に向けた介護
介護を必要とする人の理解
介護サービス
介護実践における連携
介護従事者の倫理
介護における安全の確保とリスクマネジメント
介護従事者の安全
事例問題
介護におけるコミュニケーションの基本
介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション
介護におけるチームのコミュニケーション
生活支援
自立に向けた居住環境の整備
自立に向けた身じたくの介護
自立に向けた移動の介護
自立に向けた食事の介護
自立に向けた入浴・清潔保持の介護
自立に向けた排泄の介護
自立に向けた家事の介護
自立に向けた睡眠の介護
終末期の介護
事例問題
介護過程の意義
介護過程の展開
介護過程の実践的展開
介護過程とチームアプローチ
事例問題
人間の成長と発達の基礎的理解/老年期の発達と成熟
老化に伴うこころとからだの変化と日常生活
高齢者と健康
認知症を取り巻く状況
医学的側面から見た認知症の基礎
認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
連携と協働
家族への支援
事例問題
障害の基礎的理解
障害の医学的側面の基礎的知識
連携と協働
家族への支援
こころのしくみの理解
からだのしくみの理解
身じたくに関連したこころとからだのしくみ
移動に関連したこころとからだのしくみ
食事に関連したこころとからだのしくみ
入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみ
排泄に関連したこころとからだのしくみ
睡眠に関連したこころとからだのしくみ
死にゆく人のこころとからだのしくみ
問題
正答・解説
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。