名内 泰藏 著
大規模システム「マルス(世界初!「みどりの窓口」の鉄道予約システム)」を成功させたプロジェクト管理の秘訣とは?
PMの本というと、事例や理論を示しただけものが多いようだが、本書はまったく違う。経験豊富な著者が、現場で得たノウハウを整理し、丁寧に教科書的にまとめているのだ。経験に基づいた解説には「なるほど!」と納得させられてしまう。システムビジネスの流れを基礎から学べるので、これからプロマネになる人、スキルアップを目指すプロマネ、そしてプロジェクトを依頼する立場の人にも、ぜひ読んでいただきたい本である。
――矢沢久雄(グレープシティ株式会社 アドバイザリースタッフ 『プログラムはなせ動くのか』著者)
新幹線システムをはじめ日本の数多くのプロジェクトをリードしたSEならではのシステム化の想いやプロジェクト管理の心得え大きな感銘を受けた。コンピュータやOSなどのソフトは大きく変わったが、SEが学ぶべきシステム開発のプロジェクトのポイントは今でも変わらない。IT業界のSE・営業の方は勿論だか、一般のユーザーの方も是非読んでさらなる飛躍の糧にして欲しい。
――馬場史郎(グローバルナレッジネットワーク株式会社 副社長 『SEを極める50の法則』著者
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(翔泳社)
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MATSUDA, Shougo さん
2017-11-18
古本屋で購入。仕事でも日々痛感するプロジェクトマネジメントにおける曖昧さをどれだけ減らしていくことが出来るか。。本書に記載ある「人は間違え、機械は壊れ、バグは残ると覚悟せよ。最悪事態への備えと、どんな困難でも負けずに突き進む粘りが円滑遂行のポイント。不思議なことにどんどん準備をしていくとリスクが自分から逃げてゆくことが多いこともまた経験的事実なのである」が如何にその通りかを日々実感してます。
アイザワカツシゲ さん
2015-03-19
★★★☆☆▽みどりの窓口の予約システムなど、超大規模システムを手掛けてきた著者が、実体験から得たプロマネの教訓を語る。▽プロジェクトの特性である曖昧性に対して大規模プロジェクトでどのように取り組んできたのか、豊富な事例と短文でまとめられており、とても参考になります。でも、短文なだけにある程度自分なりの経験と照らし合わせないとわからない部分もあるかな。経験者向けだと感じました。
カラクリ さん
2017-10-15
システム構築プロジェクトは、何を作るのか曖昧で、それに起因した仕様の変更、機能の膨張がつきものである。という前提の基、理論ではなく現場経験から得た教訓をまとめた本。 きっとシステム構築に一度でも係ったことのある人だと、共感でき明日の仕事からでも活かせるのだと思う。 残念ながら私はシステム構築に係ったことはなく、PMOをやるにあたって本書を読んだため、得られる教訓は少なかった。 それでも顧客マネジメントやPJに対する向き合い方は大変参考になった。 今後システム構築PJに係ることがあれば読み返したい。