牧野 祐子 翻訳
牧野 祐子 原著
今関 剛 監修
今関 剛 翻訳
今関 剛 原著
和智 右桂 翻訳
和智 右桂 原著
Eric Evans 著
「この本は、思慮深いソフトウェア開発者全員の必携書である。」
---Kent Beck 氏推薦
「Eric が見事にとらえたのは、熟練のオブジェクト設計者が常々用いてきた設計プロセスの一部でありながら、グループとして見ると、この業界の他の人々へうまく伝えられずにいたものだ。
これまで我々は、この知識を断片的には提供してきた。
しかし、ドメインロジックを構築するための原理をまとめ上げ、体系化したことはなかった。本書は重要である。」
---『Enterprise Java Programming with IBM WebSphere』の著者 Kyle Blown氏 推薦
ソフトウェア開発コミュニティでは、ドメインモデリングがソフトウェア設計の中心であることが広く認められてきています。ドメインモデルを通して、ソフトウェア開発者は豊富な機能を表現し、それをユーザの要求に本当の意味で応えるソフトウェアの実装に移すことができます。しかし、明らかに重要であるにもかかわらず、効果的なドメインモデリングをどのようにソフトウェア開発プロセスに組み入れるかを説明する、実用的なリソースはほとんど存在しませんでした。ドメイン駆動設計はこの要求に応えるものです。これは具体的な技術についての本ではなく、読者にドメイン駆動設計への体系的なアプローチを提示するものです。設計のベストプラクティスの応用的なセット、経験に基づくテクニック、さらに、複雑なドメインに直面するソフトウェアプロジェクトにおける開発を容易にする基本原則を紹介する一冊です。
【原書タイトル】Domain-Driven Design: Tackling Complexity in the Heart of Software
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(翔泳社)
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も さん
2020-05-07
ドメイン駆動設計の前提となっている「ソフトウェアにとって一番大事なことは、どんな技術を使うかではなく、何を作ろうとしているのか(≒ドメイン)である」という考え方には非常に共感できた。(技術にしか興味がないプログラマを批判的に取り上げていたのも面白い)また実際に紹介されている手法を自分のプロジェクトに導入し、効果を実感することもできたので、名著と言われているのは納得できるが…
ぴ さん
2021-07-30
エンジニアキャリアをどのようにスタートしたかによって相当見方が変わる本だと思いました。Railsのようにレールがはっきりした世界の目線で読むと、別のレールのパターンを見てるだけのように見えるなと。しかしJavaScriptでノーレールの世界のものとして見ると、DDDは強力な手法に見えると思いました。ただ、現在はこういった議論を経た上でフレームワークのサポートや設計の当たり前基準があがっているので原論を読む感じだと思いました。
ilma さん
2011-09-10
★★★★☆ システム化する業務の本質をモデル化し、モデルを継続して極めていく、再利用すべきはコードでなく設計であるという考え方は次元が高いと思いました。耳慣れない言葉も多いのですが、設計例がかなり多いので、時間を掛ければ理解できると思います。(米国では)良い設計のソフトであれば、たとえ会社が潰れてもソフトと開発者を引き取る企業があるという後書きも興味深いです。個人的には日米の開発者に差はないと信じていますが、良い設計が稼ぎにつながりやすい風土が米国の開発者の元気に繋がっているような気がします。