Bugハンター日記(長尾 高弘 長尾 高弘 新井 悠 トビアス・クライン)|翔泳社の本
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Bugハンター日記

翻訳
原著
監修

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798128108
定価:
3,080(本体2,800円+税10%)
仕様:
A5・224ページ

7つのBugを通してあなたのハック経験値を数段上げる

“脆弱性の元となるBugの発見はいかにしてなされるのか”— その問いに正面から答えた書籍。本書を読めば、Bugハンターたちが脆弱性を発見しベンダーに報告するまでの一連の行動を一望できる。すなわち、脆弱性を有すると思しき箇所の発見と、それをテストするための検証用コードの作成、そして、報告。熟練したハッカーならではの、これらの行動を、実際に著者が発見したBugをベースに詳細に解き明かす。全ハッカー予備軍必読の一冊。

目次

謝辞
イントロダクション
この本の目的
対象とする読者
免責条項
参考資料
監修者のことば

第1章 バグハント

趣味と実益のために
一般的なテクニック
メモリエラー
ツール
EIP = 41414141
まとめ

第2章 バックトゥザ90年代

脆弱性の発見
エクスプロイトコードの作成
脆弱性の修正
教訓
補足事項

第3章 WWWゾーンからの脱出

脆弱性の発見
エクスプロイトコードの作成
脆弱性の修正
教訓
補足事項

第4章 最高のNULLポインタ

脆弱性の発見
エクスプロイトコードの作成
脆弱性の修正
教訓
補足事項

第5章 ブラウズすると乗っ取られる

脆弱性の発見
エクスプロイトコードの作成
脆弱性の修正
教訓
補足事項

第6章 ひとつのカーネルがすべてを支配する

脆弱性の発見
エクスプロイトコードの作成
脆弱性の修正
教訓
補足事項

第7章 4.4bsd以前のバグ

脆弱性の発見
エクスプロイトコードの作成
脆弱性の修正
教訓
補足事項

第8章 着信音事件

脆弱性の発見
クラッシュの解析とエクスプロイトコードの作成
脆弱性の修正
教訓
補足事項

付録A ハントのためのヒント

スタックオーバーフロー
NULLポインタ参照
Cにおける型変換
GOTの上書き

付録B デバッグ

Solaris Modular Debugger(mdb)
Windows デバッガ(WinDbg)
Windows カーネルデバッグ
GNUデバッガ(gbd)
MacOS X カーネルデバッグホストとしてLinuxを使う

付録C 攻撃の緩和

攻撃緩和技術
RELRO
Solarisゾーン

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2013年10月03日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 020
本文上から9行目
強調情報開示
協調的情報開示
2012.06.27
1刷 094
本文上から9行目
SubzKey
SubKey
2013.10.03
1刷 207
下から8行目
C.3 Sloarisゾーン
C.3 Solarisゾーン
2012.06.27
1刷 viii
下から2行目
Sloarisゾーン
Solarisゾーン
2012.06.27

感想・レビュー

くらーく さん

2014-04-27

興味深いわぁ。自分で出来るほどのスキルは無いけど。 ソースコードを読みたくなるね。

disktnk さん

2012-06-29

情報セキュリティのプロ中のプロが,自身が発見したバグを,見つけて報告するまでの過程を,具体的なコードと共に解説する.公開されているソースコードを読んで怪しい部分に当たりを付けたり,逆アセンブルして解析していき命令破壊を仕込んでいく様はとても面白い.EIPに任意のポインタを出現されることに成功した瞬間には「おおっ」となる. C言語はもちろん,プロセッサ処理の基本やアセンブラの知識を前提としているので,普通のプログラマにはかなり敷居が高い(例示されているコードはCやレジスタだらけで,半分も理解できず…).

katata_h さん

2012-09-22

ユーザの入力ファイル、引数が正しくチェックされているかについて、特にioctl()とファイルヘッダの処理に注目されていました。