ジョン・マッキー 著
本書は「誰もが自発的に物やサービスを自由に交換できる仕組み」である資本主義を高く評価しながら、企業が利益や株主価値の最大化を私企業の唯一の目的であるとするのは誤りだ、と説きます。そしてそれにかわる経営スタイルとして「コンシャス・キャピタリズム(意識の高い資本主義)」の実現を提案します。
ケーススタディには、イケア、スターバックス、パタゴニア、コストコ、サウスウエスト航空、ジェットブルー航空、タタ、トヨタ、トレイダー・ジョーズ、POSCOなど、数多くの事例を取り上げます。
企業理念の追求は普遍的なテーマです。
だからこそ今でも『エクセレント・カンパニー』(初刊行:1983年)や『ビジョナリーカンパニー』(1995年)が読み続けられています。
しかし時代も変われば企業理念も進化します。
世界でいちばん大切にしたい企業が実践する、経営術とは何なのか?
世界中で大切にしてもらえる企業になるにはどうしたらよいのか?
本書を紐解いてほしい。
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(翔泳社)
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たー さん
2014-08-02
新たな知見は何もない。こんなことを真面目に論じないといけないことが、株主至上主義の弊害だと思う
壱萬弐仟縁 さん
2014-05-26
2013年初出。 意識の高い資本主義。 この副題は初めて聞いた。 ビジネスは協力と自発的な交換 に基づくもの。 互いの利益のために自発的に 取引をする(4頁)。 等価交換、価格以上の満足感を。 ウィン・ウィン関係が理想だ。 意識の高い企業とは、 ①ステークホルダーと同じ立場で奉仕する志、 ②意識の高いリーダーを頂き、 ③働く事が喜びや達成感の源となる 活発で思いやりある文化に根ざす会社 (11頁)。 社会から求められている何かを達成 しようという意欲に支えられる ビジネス(27頁)。
メルセ・ひすい さん
2014-06-10
すべてのステークホルダーに愛され、富と幸福を創り出して成功を収めたコンシャス・カンパニー(意識の高い会社)。イケア、スターバックスなど、多くの事例を取り上げ、企業のあるべき姿を提案する。