ジョン・マッキー 著
本書は「誰もが自発的に物やサービスを自由に交換できる仕組み」である資本主義を高く評価しながら、企業が利益や株主価値の最大化を私企業の唯一の目的であるとするのは誤りだ、と説きます。そしてそれにかわる経営スタイルとして「コンシャス・キャピタリズム(意識の高い資本主義)」の実現を提案します。
ケーススタディには、イケア、スターバックス、パタゴニア、コストコ、サウスウエスト航空、ジェットブルー航空、タタ、トヨタ、トレイダー・ジョーズ、POSCOなど、数多くの事例を取り上げます。
企業理念の追求は普遍的なテーマです。
だからこそ今でも『エクセレント・カンパニー』(初刊行:1983年)や『ビジョナリーカンパニー』(1995年)が読み続けられています。
しかし時代も変われば企業理念も進化します。
世界でいちばん大切にしたい企業が実践する、経営術とは何なのか?
世界中で大切にしてもらえる企業になるにはどうしたらよいのか?
本書を紐解いてほしい。
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(翔泳社)
本書を推薦する言葉
序文 資本主義を軌道に戻す ビル・ジョージ
序 章 目覚め ジョン・マッキー
第一章 資本主義─かくも素晴らしく、誤解され、評判の悪いシステム
第二章 コンシャス・キャピタリズムとビジネスの気高い精神
第一部 第一の柱─存在目的
第三章 存在目的─企業にとっての意味を追求する
第四章 存在目的を発見し、育てる
第二部 第二の柱─ステークホルダーの統合
第五章 忠誠心が高く、信頼を寄せてくれる顧客
第六章 情熱を持った、意欲的な社員
第七章 目的の明確な、忍耐強い投資家
第八章 協力的で、革新的なサプライヤー
第九章 コミュニティと共に栄える
第一〇章 自然環境を守り、育てる
第一一章 外側のステークホルダー
第一二章 ステークホルダーの相互依存
第三部 第三の柱─コンシャス・リーダーシップ
第一三章 コンシャス・リーダーの資質
第一四章 コンシャス・リーダーになるには
第四部 第四の柱─コンシャス・カルチャーとコンシャス・マネジメント
第一五章 コンシャス・カルチャー
第一六章 コンシャス・マネジメント
第一七章 コンシャス・カンパニーになるには
第一八章 コンシャス・キャピタリズムの力と美
付録A コンシャス・キャピタリズムの具体例
付録B コンシャス・キャピタリズムと関連思想
付録C コンシャス・キャピタリズムについての誤解
謝辞
解説 コンシャス・キャピタリズムと日本企業 野田 稔
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たー さん
2014-08-02
新たな知見は何もない。こんなことを真面目に論じないといけないことが、株主至上主義の弊害だと思う
壱萬弐仟縁 さん
2014-05-26
2013年初出。 意識の高い資本主義。 この副題は初めて聞いた。 ビジネスは協力と自発的な交換 に基づくもの。 互いの利益のために自発的に 取引をする(4頁)。 等価交換、価格以上の満足感を。 ウィン・ウィン関係が理想だ。 意識の高い企業とは、 ①ステークホルダーと同じ立場で奉仕する志、 ②意識の高いリーダーを頂き、 ③働く事が喜びや達成感の源となる 活発で思いやりある文化に根ざす会社 (11頁)。 社会から求められている何かを達成 しようという意欲に支えられる ビジネス(27頁)。
メルセ・ひすい さん
2014-06-10
すべてのステークホルダーに愛され、富と幸福を創り出して成功を収めたコンシャス・カンパニー(意識の高い会社)。イケア、スターバックスなど、多くの事例を取り上げ、企業のあるべき姿を提案する。