プログラマ脳を鍛える数学パズル シンプルで高速なコードが書けるようになる70問 電子書籍(増井 敏克)|翔泳社の本
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プログラマ脳を鍛える数学パズル シンプルで高速なコードが書けるようになる70問


形式:
電子書籍
発売日:
ISBN:
9784798143507
価格:
2,838(本体2,580円+税10%)
カテゴリ:
プログラミング・開発
キーワード:
#プログラミング,#開発環境,#開発手法,#Web・アプリ開発
電子書籍

パズルを解くコードを、あなたは書けるか?
アルゴリズムがみるみるわかる!プログラミングってやっぱり面白い!

急速な技術の進歩、システム開発競争の激化……。プログラマを取り巻く環境はやさしいものではありません。でも、思い出してみてください。自分の書いたソースコードでプログラムが動くのを初めて見たとき。思い描いた通りのプログラムができたとき。プログラミングの楽しさを感じたことでしょう。何もないところからソースコードだけで新たな価値を生むプログラマは、非常に魅力的な職業です。

本書で登場する数学パズルは、そのようなワクワクにあふれています。「両替したときの硬貨の組み合わせはいくつ?」のような問題から、「国名でしりとりしたときに、一番長く続く順番は?」「運命の出会いは何通り?」というものまで、70の問題を解くコードを、3人のキャラクターたちと一緒に考えていきます。

パズルを解くうちにアルゴリズムが身につき、シンプルで高速なコードが書けるようになります。楽しみながらスキルアップもできて一石二鳥。さっそく挑戦してみましょう!

【使用言語について】
本書の解説では、主にRubyとJavaScriptを使用していますが、解説内容は「考え方」が中心であるため、どんな言語にも応用できます。また、問題を解くために特定の言語が必要になることもありません。

【本書に収録されている問題(抜粋)】
Q01 10進数で回文
Q03 カードを裏返せ
Q08 優秀な掃除ロボット
Q09 つりあわない男女
Q21 排他的論理和で作る三角形
Q33 百人一首の達人
Q45 素数のマトリックス
Q48 グレイコードのループ
Q53 いたずらされたお菓子
Q64 迷路で待ち合わせ

第1章 入門編★プログラムを作って問題を解いてみよう
 2進数と10進数
 Q01 10進数で回文
 Q02 数列の四則演算
 Q03 カードを裏返せ
 Q04 棒の切り分け
 Q05 いまだに現金払い?
 Q06 (改造版)コラッツの予想
 Q07 日付の2進数変換
 Q08 優秀な掃除ロボット
 Q09 つりあわない男女
 Q10 ルーレットの最大値

第2章 初級編★★簡単な問題を解いてアルゴリズムの効果を実感しよう
 費用対効果を意識する
 Q11 フィボナッチ数列
 Q12 平方根の数字
 Q13 覆面算を満たすのは何通り?
 Q14 W杯出場国しりとり
 Q15 階段で立ち話
 Q16 3本のひもで作る四角形
 Q17 30人31脚に挑戦!
 Q18 ショートケーキの日
 Q19 友達の友達は友達?
 Q20 受難のファサードの魔方陣
 Q21 排他的論理和で作る三角形
 Q22 絡まない糸電話
 Q23 ブラックジャックで大儲け!?
 Q24 完璧に撃ち抜くストラックアウト
 Q25 オシャレな靴ひもの結び方
 Q26 効率のよい立体駐車場
 Q27 右折を禁止されても大丈夫?
 Q28 クラブ活動への最適な配分
 Q29 合成抵抗で作る黄金比
 Q30 テーブルタップで作るタコ足配線

第3章 中級編★★★アルゴリズムを工夫して高速な処理を実現しよう
 オーダー記法と計算量
 Q31 最短経路の計算
 Q32 畳を敷きつめろ
 Q33 百人一首の達人
 Q34 飛車と角の利き
 Q35 運命の出会いは何通り?
 Q36 「0」と「7」の回文数
 Q37 サイコロの反転
 Q38 7セグメントコードの反転
 Q39 「白」で埋めつくせ!
 Q40 並べ替えの繰り返し
 Q41 美しい?IPアドレス
 Q42 1つの数字で作る1234
 Q43 シャッフルで逆順
 Q44 グラスの水を半分に
 Q45 素数のマトリックス
 Q46 ソートの交換回数の最少化
 Q47 オンリーワンな○×
 Q48 グレイコードのループ
 Q49 反転で作る互い違い
 Q50 急がば回れ
 Q51 パーフェクトシャッフル
 Q52 同時に終わる砂時計
 Q53 いたずらされたお菓子
 Q54 同じ数字で挟み撃ち
 Q55 横着なそろばん
 Q56 公平に分けられたケーキ

第4章 上級編★★★★視点を変えて高速化を目指してみよう!
 ソースコードの個性
 Q57 あみだくじの横線
 Q58 最速の連絡網
 Q59 ハンカチ落としの総走行距離
 Q60 セルの結合パターン
 Q61 同じ大きさに分割
 Q62 交差せずに一筆書き
 Q63 カレンダーの最大長方形
 Q64 迷路で待ち合わせ
 Q65 面倒なキャッチボール
 Q66 図形の一筆書き
 Q67 クロスワードパズルを作成せよ!
 Q68 隣り合わないのがマナー?
 Q69 男女平等な席替え
 Q70 青白歌合戦

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最終更新日:2024年08月21日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 041
Q09 問題文
3刷
2つのグループのいずれかで男女の数が異なってしまう
2つのグループのいずれも男女の数が異なってしまう
2015.12.16
1刷 088
Q19 解答の補記(カッコ内)
3刷
これを満たす組み合わせは以下のようになります。
これを満たす組み合わせの例は以下のようになります。
2015.12.10
1刷 100
Q23 ソースコード(q23_01.rb)の5行目と6行目(空行含む)
3刷
return 1 if depth == 0 return 0 if coin == 0
return 0 if coin == 0 return 1 if depth == 0

第3刷発行にあわせ、ダウンロードファイルを修正しました(2016.3.3)
2015.11.11
1刷 100
Q23 解答
3刷
16195220通り
16051010通り
2015.11.11
1刷 124
Q30 ソースコード(q30_01.rb)
3刷
N = 20

def set_tap(remain)
return 1 if remain == 1
cnt = 0
# 2口
(1..(remain / 2)).each{|i|
cnt += set_tap(remain - i) * set_tap(i)
}
# 3口
(1..(remain / 3)).each{|i|
(1..((remain - i) / 2)).each{|j|
cnt += set_tap(remain - (i + j)) * set_tap(j) * set_tap(i)
}
}
cnt
end
puts set_tap(N)
N = 20

def set_tap(remain)
return 1 if remain == 1
cnt = 0
# 2口
(1..(remain / 2)).each{|i|
if remain - i == i then
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) / 2
else
cnt += set_tap(remain - i) * set_tap(i)
end
}
# 3口
(1..(remain / 3)).each{|i|
(i..((remain - i) / 2)).each{|j|
if (remain - (i + j) == i) && (i == j) then
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) * (set_tap(i) + 2) / 6
elsif remain - (i + j) == i then
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) * set_tap(j) / 2
elsif i == j then
cnt += set_tap(remain - (i+j)) * set_tap(i) * (set_tap(i)+1) / 2
elsif remain - (i + j) == j then
cnt += set_tap(j) * (set_tap(j) + 1) * set_tap(i) / 2
else
cnt += set_tap(remain - (i + j)) * set_tap(j) * set_tap(i)
end
}
}
cnt
end
puts set_tap(N)

第3刷発行にあわせ、ダウンロードファイルを修正しました(2016.3.3)
2015.11.25
1刷 125
Q30 ソースコード(q30_02.rb)
3刷
N = 20
@memo = {1 => 1}

def set_tap(remain)
return @memo[remain] if @memo.has_key?(remain)
cnt = 0
# 2口
(1..(remain / 2)).each{|i|
cnt += set_tap(remain - i) * set_tap(i)
}
# 3口
(1..(remain / 3)).each{|i|
(1..((remain - i) / 2)).each{|j|
cnt += set_tap(remain - (i + j)) * set_tap(j) * set_tap(i)
}
}
@memo[remain] = cnt
end

puts set_tap(N)
N = 20

@memo = {1 => 1}
def set_tap(remain)
return @memo[remain] if @memo.has_key?(remain)
cnt = 0
# 2口
(1..(remain / 2)).each{|i|
if remain - i == i then
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) / 2
else
cnt += set_tap(remain - i) * set_tap(i)
end
}
# 3口
(1..(remain / 3)).each{|i|
(i..((remain - i) / 2)).each{|j|
if (remain - (i + j) == i) && (i == j) then
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) * (set_tap(i) + 2) / 6
elsif remain - (i + j) == i then
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) * set_tap(j) / 2
elsif i == j then
cnt += set_tap(remain - (i+j)) * set_tap(i) * (set_tap(i)+1) / 2
elsif remain - (i + j) == j then
cnt += set_tap(j) * (set_tap(j) + 1) * set_tap(i) / 2
else
cnt += set_tap(remain - (i + j)) * set_tap(j) * set_tap(i)
end
}
}
@memo[remain] = cnt
end

puts set_tap(N)

第3刷発行にあわせ、ダウンロードファイルを修正しました(2016.3.3)
2015.11.25
1刷 126
Q30 ソースコード(q30_03.js)
3刷
const N = 20;
var memo = [];
memo[1] = 1;

function set_tap(remain){
if (memo[remain]){
return memo[remain];
}
var cnt = 0;
/* 2口 */
for (var i = 1; i <= remain / 2; i++){
cnt += set_tap(remain - i) * set_tap(i);
}
/* 3口 */
for (var i = 1; i <= remain / 3; i++){
for (var j = 1; j <= (remain - i) / 2; j++){
cnt += set_tap(remain - (i + j)) * set_tap(j) * set_tap(i);
}
}
memo[remain] = cnt;
return cnt;
}

console.log(set_tap(N));
const N = 20;
var memo = [];
memo[1] = 1;

function set_tap(remain){
if (memo[remain]){
return memo[remain];
}
var cnt = 0;
/* 2口 */
for (var i = 1; i <= remain / 2; i++){
if (remain - i == i)
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) / 2;
else
cnt += set_tap(remain - i) * set_tap(i);
}
/* 3口 */
for (var i = 1; i <= remain / 3; i++){
for (var j = i; j <= (remain - i) / 2; j++){
if ((remain - (i + j) == i) && (i == j))
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) * (set_tap(i) + 2) / 6;
else if (remain - (i + j) == i)
cnt += set_tap(i) * (set_tap(i) + 1) * set_tap(j) / 2;
else if (i == j)
cnt += set_tap(remain - (i+j)) * set_tap(i) * (set_tap(i)+1) / 2;
else if (remain - (i + j) == j)
cnt += set_tap(j) * (set_tap(j) + 1) * set_tap(i) / 2;
else
cnt += set_tap(remain - (i + j)) * set_tap(j) * set_tap(i);
}
}
memo[remain] = cnt;
return cnt;
}

console.log(set_tap(N));

第3刷発行にあわせ、ダウンロードファイルを修正しました(2016.3.3)
2015.11.25
1刷 126
Q30 解答
3刷
136916765通り
63877262通り
2015.11.25
1刷 198
下から4行目(Q48の「Point」最後の行)
4刷
排他的論理和を計算すると「49B」になります。
排他的論理和を計算すると「495」になります。
2018.12.10
1刷 198
Q48 考え方の「表7」
2024.08.21
1刷 212
Q51 解答
3刷
①2(n-1)回で「初めて」元に戻ったとき、46個 ②何度も元に戻るが、2(n-1)回のときも元に戻ったとき、22個
①2(n-1)回で「初めて」元に戻ったとき、22個 ②何度も元に戻るが、2(n-1)回のときも元に戻ったとき、46個
2015.12.10
1刷 212
Q51のPoint内、下から3つ目の式
4刷
(i×2)2(n-1)mod(2×n-1)=i
i×22(n-1)mod(2×n-1)= i
2016.11.16

感想・レビュー

kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

2017-01-06

増井敏克 #技術士 プログラム書くと簡単解けるものRuby JapaScript打つ  プログラム書かずに解ける問題もどちらもあること知れば賢し 

calicalikoume さん

2019-08-17

本書を通じて主に再帰を使ったパターン検索と便利な組み込み関数の使い方が自然と身についたと思います。高速化としてはメモ化やビット演算の活用が印象に残っています。数学的な解き方はなかなか気付けず、解答を見て頷く事が多かったです。問題を解く中で、自分のコードでは計算が終わらず解答のアルゴリズムだと一瞬で解けるケースがあったりして何度か衝撃を受けました。Rubyが読めるようになるまでは苦労しますが、解答はシンプルなものが多く説明も丁寧なので理解しやすいと思います。

しんしん さん

2015-10-30

今までに読んだプログラミングパズルの本の中で一番楽しかった。 問題を読んで、アルゴリズムが組み立てられたら次に進むということを1冊続けられたのは自信になった。 問題の題材も楽しくて、本のページ構成も解くことに集中させてくれた。