日本でも検討がすすむ「小学校プログラミング教育必修化」。
プログラミングやテクノロジーの知識は、
子どもたちにも必要不可欠になりつつあります。
プログラミングを、子どもたちが身近に感じ、
楽しく学んでいける本があればいい――
こんな思いから生まれたのが、
『ルビィのぼうけん(原題:Hello Ruby)』です。
【本書の対象】
・子ども(4歳くらい~)
・おとな(保護者や先生の入門書としても◎)
【本書の特徴】
◎プログラミングを知らない子どもでも楽しめる
◎プログラミングの本質を物語で理解できる
◎教育大国フィンランド発の名作、15か国で刊行
◎話題の女性プログラマー、リンダ・リウカス作
前半:女の子ルビィが宝石集めのぼうけんをする絵本パート
後半:体験しながら学べる練習問題パート
4~11歳の子どもが親子で楽しめる工夫が満載です。
読み進めながらプログラマー的思考を学べます。
例えば、
大きな問題を小さな問題に分けること、
ちらばった情報からパターンを見つけること……。
【あらすじ】
「ルビィは大きな想像力を持つ女の子。
ルビィの好きな言葉は“どうして?”。
ルビィの世界では考えたものがなんでも実現します。
パパがお仕事でいないときは、家の中をどたどた・ふらふら歩きまわるのが大好き。
ある日、ルビィはパパからの手紙を見つけます。
『宝石を5つ、かくしたから、さがしてごらん。ぜんぶ見つけられるかな?』
でもどう探せばいいのか書かれていません。
仕方がないので、まずはヒントを探しはじめると……
パパの机の下に、秘密の数字が書かれた紙きれを発見!
ここからルビィの本当のぼうけんが始まります……」
【本書のなりたち】
本書は、フィンランドの女性プログラマー、リンダ・リウカスが、
子どもがプログラミングを学ぶ糸口となるように作った絵本です。
リンダはクラウドファンディングで資金調達できるkickstarter
を活用し、9,000人ものサポーターから約38万ドル(約3,800万円)
の資金を集めることに成功。約3年かけて絵本を完成させました。
この絵本に、プログラミングのいわゆる「コード」は
一文字も出てきません。
この絵本で学べるプログラミングの考え方は、
手に負えないように思える世界をときほぐして、
なんとか取り組みやすくする手助けとなります。
そして、プログラミングは、自分の考えを、
動くかたちにできる楽しさに満ちています。
その楽しさを知る一つの入り口になってほしい――
そんな著者の願いがこもった一冊です。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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(翔泳社)
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1刷 | 005 「雪ひょう」の「たんじょうび」 |
4刷 | 済 |
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2016.12.28 | ||||||
1刷 | 079 「布のもようのパターン」2行目 |
7刷 | 済 |
|
2018.10.15 | ||||||
1刷 | 092 「タネまきと、草むしり」の「草むしり」の命令 |
7刷 | 済 |
|
2018.10.15 | ||||||
1刷 | 108 左段、下から2行目 |
3刷 | 済 |
|
2016.07.14 |
ごへいもち さん
2017-12-16
いまいち楽しめなかった
ふじ さん
2019-02-19
良い本だ。文系からシステム屋の世界に入りヒーコラしていた自分が読みたかった!心から。特にアクティビティの部分。プログラミングを21世紀の教養と位置づけ、コーディングで表現できるようにという主旨の元、クラウドファウンディングで作られた、プログラミングの概念をわかりやすく書いた児童書。噛み砕き方が適度に現実に沿っていて、知らない人も想像しやすいと思う。同時に、アルファベットが共通言語ゆえの、日本人小学生の不利な面も感じました。
ネコタ さん
2017-02-02
プログラミング言語Rubyが女の子のキャラクタールビィになってプログラマー的思考法というのを教えてくれる絵本。前半はルビィが計画をたて宝石を探しに出かける。その過程で問題に出会い解決していく。後半は練習問題としてプログラマー的思考で課題を解決するといった本。プログラムのコードを学ぶ本ではない。用語も易しく解説してある。クラウドファンディングで制作されたというのも興味深い。