エンジニアが学ぶ金融システムの「知識」と「技術」(大和総研フロンティアテクノロジー本部)|翔泳社の本
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エンジニアが学ぶ金融システムの「知識」と「技術」


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798155333
定価:
2,640(本体2,400円+税10%)
仕様:
A5・344ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用
紙の書籍
本書籍には新版があります
エンジニアが学ぶ金融システムの「知識」と「技術」 第2版

複雑化する金融システム

金融システムは法規制等を受けて年々複雑化するとともに、ブラックボックス化しています。
そのため、初めて金融業界を担当することになったエンジニアは、しばしば戸惑います。
また、すでに金融関連システムに携わっているもののビジネスの全体像をとらえきれていないエンジニアも多くいます。
近年は、ブロックチェーンや機械学習などの新しい技術も金融システムに導入されており、最新技術も押さえておく必要があります。

【本書のポイント】
●金融システム構築のために必要な「システム化」と「金融知識」のポイントがわかる
●金融に関する幅広い知識を体系的に学ぶことができる
●「銀行」「保険」「証券」「クレジットカード会社」などの業務内容やシステムの特徴、構築のためのポイントを紹介
●ブロックチェーンや機械学習など、金融システムに携わるエンジニアなら知っておきたい最先端の金融ITがわかる

<本書の構成>
第1章 金融ビジネス、金融ITの変遷と現状
第2章 金融業界のシステム
第3章 金融ビジネスを支えるデータサイエンス手法
第4章 データサイエンスによって実現される金融ビジネス
第5章 ブロックチェーン技術と仮想通貨ビジネス
第6章 金融業界におけるサイバーセキュリティ
第7章 その他の注目すべき技術と金融ビジネス

エンジニアが学ぶ「知恵」と「技術」
金融システムを手掛ける上で押さえておくべき基礎知識がわかる

金融システムを手掛ける上で押さえておくべき基礎知識がわかる

金融システムに携わるエンジニアなら知っておくべき金融の基本と、メインフレームからクラウドにいたるまでの金融ITの変遷をわかりやすく、コンパクトにまとめています。

システムの最新動向がわかる

システムの最新動向がわかる

ブロックチェーンや機械学習など、金融システムに携わるエンジニアなら知っておきたい最先端の金融ITがわかります。

セキュリティ対策にも対応

セキュリティ対策にも対応

サイバー攻撃の高度化に伴い、これが重要なシステムリスクとして認識されています。本書では、サイバー攻撃とは何かから、その技術的対策と組織的対策、そして将来的な動向までをわかりやすくまとめています。

金融に携わる各業界の業務やシステムも解説

金融に携わる各業界の業務やシステムも解説

「銀行」「保険」「証券」「クレジットカード会社」などの業務内容やシステムの特徴、構築のためのポイントもわかります。

第1章 金融ビジネス、金融ITの変遷と現状
 1-1 金融とは?
 1-2 金融サービスの提供
 1-3 金融ビジネスの再構築
 1-4 金融サービスのシステム化ニーズ
 1-5 システム構成の変化
 1-6 ネットワークの変化
 1-7 情報処理手法の変化
 1-8 端末の変化
 1-9 プログラム開発と開発技術の変化

第2章 金融業界のシステム
 2-1 銀行のシステム
 2-2 クレジットカード会社のシステム
 2-3 証券会社と取引所・決済機関のシステム
 2-4 投資会社のシステム
 2-5 保険会社のシステム

第3章 金融ビジネスを支えるデータサイエンス手法
 3-1 金融ビジネスとデータサイエンス
 3-2 機械学習とは?
 3-3 機械学習の評価
 3-4 表形式データに対する機械学習
 3-5 テキストデータに対する機械学習
 3-6 画像データに対する機械学習
 3-7 音声データに対する機械学習
 3-8 データ活用推進のアプローチ(1)(分析編)
 3-9 データ活用推進のアプローチ(2)(インフラ編)
 3-10 データ活用推進のアプローチ(3)(人材・組織編)

第4章 データサイエンスによって実現される金融ビジネス
 4-1 金融機関への導入が進むチャットボット
 4-2 スマートスピーカーが作り出す未来
 4-3 コミュニケーション・ロボットの実態と今後
 4-4 銀行の企業融資におけるデータサイエンスの活用
 4-5 保険業におけるデータサイエンスの活用
 4-6 デジタルマーケティングにおけるデータサイエンスの活用

第5章 ブロックチェーン技術と仮想通貨ビジネス
 5-1 ブロックチェーンの全体像
 5-2 ブロックチェーンの構成技術(1)
 5-3 ブロックチェーンの構成技術(2)
 5-4 ブロックチェーンの構成技術(3)
 5-5 ブロックチェーンの分類
 5-6 代表的な仮想通貨
 5-7 スマートコントラクトとは?
 5-8 ICOとは?
 5-9 ICOの法規制
 5-10 ICOの事例
 5-11 ビジネス事例(1)仮想通貨交換業
 5-12 ビジネス事例(2)金融機関の取り組み
 5-13 ビジネス事例(3)IoT

第6章 金融業界におけるサイバーセキュリティ
 6-1 サイバーセキュリティの外観
 6-2 重大インシデントはどのように発生するか?
 6-3 サイバー攻撃の動向
 6-4 サイバー攻撃への対策
 6-5 サイバー攻撃を防ぐ技術
 6-6 サイバー攻撃に立ち向かう
 6-7 注目すべきサイバーセキュリティの動向

第7章 その他の注目すべき技術と金融ビジネス
 7-1 導入が進むRPA
 7-2 デジタルビジネスを加速させるAPI
 7-3 PFM・クラウド会計の普及の背景
 7-4 ロボアドバイザーの現在
 7-5 決済の高度化
 7-6 UI/UXの概要
 7-7 トレーディング手法の多様化

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最終更新日:2019年05月23日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 064
6行目
2刷
また後述する基準価格などを計算して双方で照合します。  ブローカーとは運用指図を基に、証券・資金の受渡・決済を行います。
また後述する基準価額などを計算して双方で照合します。  ブローカーとは運用指図を基に、約定した有価証券と資金の受渡・決済を行います。

※リフローEPUBの場合は「2-4 投資会社のシステム」の図「投資信託の関係者間の処理」直前の段落をご覧ください。
2019.05.23

感想・レビュー

KAZOO さん

2019-03-03

金融業界についての最新の情報をまとめてくれています。銀行ばかりではなく金融全般についての最新の情報技術などについての概観です。ですのでSE向けというよりも情報システムの企画部門にたずさわっている人向けのような感じがしました。

6haramitsu さん

2019-07-07

記載範囲も記載レベルもちょうどよい感じでとても参考になった。個人的には金融システムの「センターカット処理」が涙がでるほど懐かしかったwwこういったレガシーな構造もまだまだ現役ですし、信頼性や流用性を考慮すると悪いものでもないです。しかし、金融/保険/証券と業界でシステム構造も違って文化や言葉も違うんだろうな~ やはり今どき、ブロックチェーンとデータサイエンスは必須なんだなと強く思った。あとセキュリティ。CSIRTなど金食い虫だろうから、地銀など共同でCSIRTを構築しているなど、参考になった。

Mikatas さん

2019-05-25

金融システム概観。複数業種、決済・勘定系からロボアドバイザーまでまるっと紹介。ぼちぼち知ってる人にとっては、内容薄すぎ。初めてIT企画部門に着任した人向け。エンジニアや特定の業務でIT使うから開発参画が必要、みたいな人は他の専門的な本を読んだほうがいい。