対人援助の現場で使える 言葉〈以外〉で伝える技術 便利帖(大谷 佳子)|翔泳社の本
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対人援助の現場で使える 言葉〈以外〉で伝える技術 便利帖


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798171470
定価:
1,980(本体1,800円+税10%)
仕様:
B5変・160ページ
カテゴリ:
介護・福祉
キーワード:
#ヘルスケア,#福祉資格,#社会,#生活情報
シリーズ:
現場で使える便利帖
紙の書籍

想いや言葉だけでは不十分!
大切なのは、心理学に基づいた
ノンバーバル(非言語)・コミュニケーション!

「ちゃんと声をかけたのに」「しっかり説明したのに」
相手への声かけや、言葉のやり取りをしっかり行えば大丈夫、
と思っていませんか。

自分は言葉を尽くしたつもりでも、全く届いていないことがあります。
それは相手が、こちらの話を受け入れる心情になっていないのかも。

表情、話し方、身ぶりなどから生まれる印象は、
想像以上に相手に伝わります。いえむしろ、
そうしたノンバーバル(非言語)によるメッセージは、
ときに言葉以上に強く相手の情動に働きかけます。

本書によって対人援助職が非言語表現についての知識を持てば
日々の相談に効果的に活用するだけでなく、相手側の表現の意味も理解し
より豊かなコミュニケーションが実現できるようになります。

■■■本書のポイント■■■
・心理学をベースとした、非言語表現の技術をやさしく解説
・心理学用語からも引ける
・ワークはWebにてダウンロード提供(会員登録が必要です)

■■■読者対象■■■
ソーシャルワーカー、生活相談員、施設職員、
ケアマネジャー、介護福祉士、民生委員、児童委員、
スクールカウンセラー、児童指導員・相談員、
医療職・看護職、自治体職員、カウンセラーの方々

■■■著者について■■■
大谷佳子
Eastern Illinois University, Honors Program心理学科卒業、
Columbia University, Teachers College教育心理学修士課程修了。
現在、昭和大学保健医療学部講師。
医療、福祉、教育の現場の援助職を対象に、
コミュニケーション研修及びコーチング研修、
スーパービジョン研修などを担当。
主な著書に、
『対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖』
『対人援助の現場で使える 質問する技術 便利帖』
『対人援助の現場で使える 承認する・勇気づける技術 便利帖』(翔泳社)
『よくある場面から学ぶコミュニケーション技術』(中央法規出版)など。

仕事にすぐに役立つ言葉以外で伝える技術を解説
基本からわかる

心理学をベースとした、非言語表現の技術をやさしく解説します。

心理学用語から参照できる

必要なときに、必要なページを引いて参考にできるように工夫しています。

実践できる「ワーク」付き

職場内研修や勉強会で行えるワークを紹介。ワークの手順を記したシートをダウンロード提供していますので、印刷して使えます。(会員登録が必要です)

コニュニケーションに関するコラムも満載!

■第1章 言葉だけがコミュニケーションではない
対人コミュニケーションとは
援助の現場でのコミュニケーション
コミュニケーションで得られる3つの情報
意思伝達のための言語情報
COLUMN|手話は言語?それとも非言語?
感情の伝達と理解のための非言語情報
非言語は第一印象を決める
COLUMN|ネガティビティ・バイアス
非言語は親密さを表現する
COLUMN|つま先の方向に表われる好意
非言語は言葉を支える
非言語は本音を伝える
非言語はコミュニケーションを調整する
些細な変化に敏感になろう
感受性を高めて、援助の質を高めよう
Work|観察ゲーム
相手の目に映る自分を意識しよう
COLUMN|身だしなみも非言語的コミュニケーション
スキルとして、非言語を活用しよう
準言語の2つの役割
声の感情を受けとめよう
援助職の態度を声で見せよう
COLUMN|悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい

■第2章 こんなコミュニケーションでは上手くいかない
ラポールを形成するときのNGな癖
COLUMN|かかわり行動
相手に怖がられてしまう表情
COLUMN|説得場面での笑顔は信頼できない?
「威圧的」と相手が感じる目線・視線
「壁をつくっている」と相手が感じる姿勢
「落ち着かない」と相手が感じる動作
相手を不安にさせる声のトーン
COLUMN|言葉以外の手段が伝える関係の質
「気遣いがない」と相手が感じる声の大きさ
「内容が入ってこない」話す速度
「言葉にトゲがある」と相手が感じる言い方
COLUMN|オンライン面談での話し方
「熱意がない」と相手が感じる声
相手をネガティブな気持ちにさせるため息
COLUMN|ため息をつくと幸せが逃げる?

■第3章 非言語を上手に活用しよう
笑顔で良好な関係をつくろう
誤解を招く表情に注意しよう
共感は、表情と言葉で伝えよう
相手の表情に同調してみよう
COLUMN|ミラーニューロン・システム(MNS)
笑顔の意図に注意しよう
COLUMN|好きは口元、嫌いは目元に表われる
Work|感情当てゲーム
目力をアップさせよう
目線で対等な関係を示そう
Work|3つの目線
アイコンタクトを上手に活用しよう
COLUMN|アイコンタクトはOKのサイン
視線を合わせるタイミングをつかもう
自然な目のやり場を見つけよう
相手の目に注目しよう
Work|3つの座り方
オープンな姿勢をつくろう
会話の一体感を生み出そう
COLUMN|無意識的なミラーリング
姿勢から心理状態を読み取ろう
COLUMN|姿勢が良くなることで得られる効果
Work|3つのお辞儀
無自覚な手の動きに注意しよう
想いは振る舞いで伝えよう
うなずきで相手の意欲を高めよう
会話の空気を読もう
動作を手がかりにしよう
相手とつながろう
COLUMN|接触文化と非接触文化
手から気持ちを伝えよう
COLUMN|タッチングの効果
ストレスのサインに気づこう
COLUMN|単純接触効果(ザイアンス効果)
その人の空間を大切にしよう
専門職としての距離を意識しよう
COLUMN|人間のテリトリー意識
Work|3つの距離

■第4章 準言語を上手に活用しよう
声の効果で印象を変えよう
声のトーンで気持ちを伝えよう
相手の声にも意識を向けよう
適切な大きさの声で話そう
「壁に耳あり」に注意しよう
相手の心理的な変化に気づこう
相手と波長を合わせよう
説得するときはゆっくり話そう
話すスピードから性格を把握しよう
メリハリのある話し方をしよう
語尾を柔らかくしよう
相手の「言い方」に注目しよう
COLUMN|電話では声だけが頼り
好まれる声で話そう

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感想・レビュー

nadami30 さん

2021-09-20

表情や話し方などのちょっとした心がけで印象が変わるということを教えてくれるコミュニケーション教本。 良い印象作りと相手への配慮は、ビジネスマンにも役立つ。 目線をそらすときに上・垂直・下のどれを向くかで視覚的・聴覚的・身体感覚的なイメージのどれで物事を捉える人なのか分かるというのは興味深かった。 それ以外にも、滑舌を良くするにはイの段をはっきり発音するとか、柔らかい印象のため語尾を和らげて発音するとか、すぐに使えるコツが書かれていて嬉しい。

珈琲 さん

2021-11-28

自己充足的コミュニケーションが嫌い