香水のすべて イラストで読み解く香りの文化と歴史(ジャンヌ・ドレ ジャンヌ・ドレ ジャンヌ・ドレ ジェレミー・ペロドー 新間 美也)|翔泳社の本
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香水のすべて イラストで読み解く香りの文化と歴史

原著
監修
編集
イラスト
翻訳

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798184722
定価:
3,850(本体3,500円+税10%)
仕様:
A4変・224ページ
カテゴリ:
一般書
キーワード:
#生活情報,#芸術その他,#家事・住まい,#ビジネス教養
紙の書籍

ようこそ!めくるめく香水の世界へ
ユーモアたっぷりのイラストを楽しみながら、
香水のすべてがわかる決定版ビジュアルブック

仏の香りの専門誌「Nez」チームが奥深い香水の世界へご招待。有名ブランドや華やかな老舗メゾンによる香水創作の舞台裏がわかります。

例えば
●匂いと感情や記憶のシステム
●古代から続く歴史
●調香師の訓練、働き方、創作
●香水のマーケティング、製造、流通
●有名&独立系ブランドの戦略
●香水の一生
●香水愛好家へのガイド:香りの素養を磨く方法
など幅広く解説。 香りと香水に関する疑問も解消する1冊です。

さらに香水界の第一人者20人のインタビューも掲載。調香師、メゾン、香料メーカー、マーケター、開発責任者、専門店チェーン創設者、香水保管所(オスモテーク)館長が、仕事への情熱と戦略を語ります。

ゲラン、シャネル、サンローラン、ディオール、カルティエ…香水好きの方におすすめの1冊です!

■編著・監修
ジャンヌ・ドレ
サイト「Auparfum」を2007年 、嗅覚専門誌「Nez」と出版社「Nez éditions」を2016年に共同設立。香水批評と香りの文化を多くの人々に広めることに貢献。『Les Cent Onze Parfums qu'il faut sentir avant de mourir』(2017)、『Le Grand Livre du parfum』(2018)、『Parfums pour homme』(2020)の監修兼著者。嗅ぐこと、書くことの2つに情熱をかける。

■イラスト
ジェレミー・ペロドー
1988年生まれ。エチエンヌ校でグラフィックデザインを学ぶ。風景と宇宙から受けたインスピレーションをもとにこれまで2冊出版。「Le Fooding」「Libération」「Usbek & Rica」など記事も手掛ける。

■翻訳者
新間美也(しんまみや)
調香師。1997年よりパリにてフランスを代表する調香師モニック・シュランジェ氏に師事。2000年にパリのデパート、ル・ボンマルシェで「Miya Shinma」の作品が紹介されて以来、パリを活動拠点として、自身の香水ブランドと他社ブランドのための香りを創作。香水学校「サンキーエムサンス・ジャポン」を設立後、「アトリエ・アローム&パルファン・パリ」の名のもとで、香りの魅力を伝える様々なレッスンやセミナーを開催。香料サプライヤー「アローム&パルファン・パリ」創立者。著書に『[新版]アロマ調香レッスン:調香師が教えるオリジナル香水の作り方』『香水のゴールデンルール』(共に原書房)、『恋は香りから始まる』(飛鳥新社)ほか。

ユーモアたっぷりのイラストで
香水の世界をとことん楽しむビジュアルブック

フランスの香りの専門誌「Nez」チームが、めくるめく香水の世界へご招待。古代から続く香りの長い歴史から、天然香料や合成香料の作り方、調香師への道のりや訓練方法、歴史に残る香水の処方や「香りの方程式」、開発・製造・流通・マーケティングの舞台裏、香水瓶、ブランドの戦略までを解説。香水関係者の20人のインタビューも掲載し、香水好きの期待にとことん応える1冊です!

ゲラン、シャネル、サンローラン、ディオール、カルティエ、ロレアルなど、華やかなクリエイションの舞台裏とは?!

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「香り」と「感情や記憶」の結びつき

最初に私たちの「嗅覚システム」を解説。そのときの気持ちや感覚、思い出と香りが結びつく脳の仕組みがわかります。香りをかぎ分け、豊かな言葉で表現するため、「香りの訓練」は、西洋でワイン醸造や香水を学ぶ上で基礎とされているとか。

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旧石器時代から、現在に続く「香りと香水の歴史」

神々へ捧げるキフィが焚かれた古代から、シャネルなどファッションデザイナーが香水を作り始め、ゲラン、キャロン、コティなど現代香水の先駆者が生まれ、エスティ・ローダー、ロレアル、プイグ、資生堂、クラランスなどのコスメブランドも台頭し、現在の香水市場が作られる現代まで、歴史の旅に誘います。

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天然香料と合成香料について

世界中で香水に使われる植物が栽培され、各植物から様々な方法で香料が抽出されます。フランスでは天然香料を「自然の調香師」と呼びます。一方、化学の力で生まれた合成香料があったからこそ、豊かな香りの処方も誕生していきました。

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調香師はどうやって一人前になっていくのか

一口に調香師といっても、香料メーカー、メゾン専属、独立型など、働き方は様々。でも確かな技術を身につけるための訓練は必須です。化学の知識や嗅覚に関する語彙力なども、処方に欠かせません。

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「香りのオルガン」と「香りのパレット」

調香師の研究室で様々な香料が並ぶ作業机を「香りのオルガン」と呼びます。中央の精密計量器を演説者、多くの香料を聴講者に見立てています。2000~3000種類のカタログがあり、そのリストから、調香師は自分だけの「香りのパレット」を作っていきます。

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香水の開発・製造・流通・マーケティング

香水がどんな手順で作られて私たちの手元に届くのか、1つずつのプロセスをご紹介します。美しく華やかな商品の舞台裏に、多くの人の苦悩や葛藤、努力、そして喜びがあります。有名ブランドや独立系ブランドならではの戦略も解説。

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香水界の第一人者20人のインタビュー

各章末では、調香師、有名メゾン、調合香料メーカー、専門マーケター、香水保管所館長など、香水関係者たちの貴重なインタビューを掲載。香りを愛する人々の情熱とプロ意識、丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。

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香水愛好家へのガイド

最終章は、すべての香水好きに捧げるガイドです。香りの素養を磨く方法、香水店で何を買うか迷ったときのアドバイス、ヴィンテージ探しや香水の性別について、香水の保存の仕方、香水を纏える部位などを解説します。

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香水にまつわる疑問や誤解を解消できるQ&A

付録では、Q&Aと「香りの用語事典」や、香りに親しむ「おすすめの場所」を掲載。香りが長持ちしないのはなぜ?天然香料しか使っていないのがよい香水なのか?など、香水にまつわるよくある疑問を解消できます。

1.嗅覚システム
2.香水の歴史
3.香料(天然香料・合成香料)
4.調香師の仕事
5.香水の開発
6.製造
7.流通
8.有名ブランドの香水
9.独立系ブランドの香水
10.香水の一生
11.香水愛好家へのガイド
付録:香水にまつわる素朴な疑問とよくある誤解/香りの用語辞典

本書は付属データの提供はございません。

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