大川 真輝 著
本書は、DX時代の必須教養であるエンタープライズアーキテクチャ(EA)を「ビジネス」「データ」「アプリケーション」「テクノロジー」の4階層から体系的に解説する入門書です。
「なぜ部分最適では成果が出ないのか」「どうすれば戦略とシステムを整合させられるのか」「ビジネスとITをつなぐ共通言語とは何か」――これらの問いに、国内外の実例を交えながら実践的かつ体系的に応え、経営層のビジョンとIT現場の現実を橋渡しする「全体設計」の思考と技術を提示します。
平易な図解とストーリーで構成しているので、専門的なフレームワークを知らなくても理解できます。経営企画・DX推進・IT戦略・事業開発――部門を越えて読まれるべき、ビジネスリーダーのための決定版です。
【読者対象】
□エンジニア、プロジェクトマネージャー
□DX推進担当者、経営企画・事業企画部門の担当者
□ITコンサルタント及びそれを目指す学生・社会人
□企業の経営層、事業責任者
【こんなニーズに応えます】
□DXを進めても成果が出ず、本質的な課題を整理したい。
□経営戦略とIT投資の整合がとれず、意思決定に迷っている。
□複雑化したシステムや組織構造を俯瞰して整理したい。
□DX推進やIT戦略の責任者として、次のキャリアを拓きたい。
<目次>
第1章 アーキテクチャの世界へ
第2章 エンタープライズアーキテクチャ概論
第3章 ビジネスアーキテクチャ
第4章 ITアーキテクチャ
第5章 データアーキテクチャの探究
第6章 エンタープライズアーキテクトへの道標
第1章 アーキテクチャの世界へ
1-1 アーキテクチャとは
1-2 4つの分野におけるアーキテクチャ
1-3 アーキテクチャの視点で「複雑さ」に挑む
第2章 エンタープライズアーキテクチャ概論
2-1 エンタープライズアーキテクチャ(EA)とは
2-2 情報システムの「変わらないこと」と「すぐ変わること」
2-3 4つのレイヤーから響き合うオーケストラ
第3章 ビジネスアーキテクチャ
3-1 ビジネスアーキテクチャの謎解き
3-2 ビジネスアーキテクチャの重要性
3-3 ビジネスアーキテクチャの活用シナリオ
3-4 ビジネスアーキテクチャの導入
第4章 ITアーキテクチャ
4-1 データアーキテクチャ
4-2 アプリケーションアーキテクチャ
4-3 テクノロジーアーキテクチャ
第5章 データアーキテクチャの探究
5-1 データは「資産」か「負債」か、その運命を分けるデータアーキテクチャの3つの軸
5-2 データの構造・流れ・ライフサイクルを「見える化」する3つの手法
5-3 データ統合か分散か、主要アプローチの特徴とその論点
5-4 「賢いAI」を育てるためのデータ中心アプローチ
第6章 エンタープライズアーキテクトへの道標
6-1 エンタープライズアーキテクトの神髄――「モグラ叩き」から脱出せよ
6-2 システム思考の実践
6-3 エンタープライズアーキテクトへの道
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