株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本』(沢口 千寛/著)を2021年9月8日に発売します。本書は、発達障害の特徴に苦しむ女性が暮らしやすくなるためのアイデアを紹介します。女性当事者最大コミュニティの現場から生まれた、実践しやすい解決策が満載です。
   
  • 女性特有の発達障害の悩みを解決

大人になってから、自身の発達障害に気づく人が増えています。特に女性の場合は、子どもの時には特性が目立たず見過ごされてしまった人や、一見普通にみえるグレーゾーンの人も多いようです。そのため、大人になって仕事や育児をするようになって生きづらさを感じているけれど、相談できる場所がなく、自分だけで悩みを抱え込んでしまう人も多くいます。

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本(翔泳社)


本書は、発達障害の女性のためのコミュニティを運営する著者が、女性当事者へのアンケートやインタビューで集めた「生の声」を反映した1冊です。仕事や家事、育児、人間関係などの悩みだけでなく、生理や産後うつなど女性特有の悩みも取り上げています。具体的な行動の仕方や便利なアプリ・サービス、道具の活用法など読んですぐ、簡単に実践できるアイデアを豊富に掲載しています。

 

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本_中面

  
  • 書籍概要
ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本
著者:沢口 千寛
発売日:2021年9月8日
定価:1,760円(本体1,600円+税10%)
判型:B5変・176ページ
ISBN: 9784798165950
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798165950

全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/24621
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798165956
 
  • 目次
第1章 自分に合う仕事を見つけたい
・適職がわからない
・会社選びが難しい
・障害者雇用に興味はあるけど、よくわからない
・つい無理をしてしまい、仕事が続かない
・報連相がうまくできない

第2章 家事・生活の悩みを何とかしたい
・片付けられない
・洗濯が苦痛
・掃除ができない
・料理ができない
・すぐ忘れる・よくものをなくす

第3章 育児の悩みを何とかしたい
・子どもの発達特性との向き合い方がわからない
・育児が苦痛で毎日つらい
・育児はおろか、何もできなくなった
・ママ友との関係が苦痛

第4章 疲れ体質を何とかしたい
・お風呂や歯磨きといったルーチンができない
・睡眠の悩みを何とかしたい!
・突然体調不良になってしまう
・におい、音、光とさまざまな刺激から疲れてしまう

第5章 人間関係の苦手を何とかしたい
・人間関係に疲れてしまう
・他人に対してイライラしてしまう
・なぜか嫌われてしまう
・発達障害って周りにカミングアウトすべき?

第6章 女性にありがちな悩みを何とかしたい
・ファッションが苦手
・靴がダサいのを何とかしたい!
・ヘアスタイルをかわいく決めたい!
・メイクが苦手
・生理に関する悩みを何とかしたい!

 
  • 著者について
沢口 千寛(さわぐち・ちひろ)
1992年生まれ。
大学卒業後、エンジニアとして就職するものの、まったく仕事ができず社内ニートに。
社会人3年目に発達障害の診断を受け、ADHDであると診断される。今まで「個性」だったものが「障害」となったショックから、この気持ちを誰かと共有したいと思い、発達障害を持つ女性のためのコミュニティ「Decojo」を2017年に立ち上げる。話したいけれど誰にも知られたくないという女性の気持ちに配慮し、オンラインでの当事者会から活動をスタートし、2019年には大阪を中心に全国で年間20回以上の対面での当事者会を開催するまでに活動の幅を広げる。Decojoの会員数は700名以上にのぼり、現在も活動を続けている。