SF映画やアニメ、マンガの世界に入り込める究極のガジェット!?|翔泳社の本
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SF映画やアニメ、マンガの世界に入り込める究極のガジェット!? 2014.12.04

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 画面の向こうにある仮想世界へ行ける――。たとえ話や比喩ではなく、本当にそんな体験ができるんです。「Oculus Rift」(オキュラス・リフト)というガジェットを使うことで。

 Oculus Riftは、米国のベンチャー“Oculus VR社”が開発した画期的なヘッドマウントディスプレイ(頭にかぶるゴーグル型のディスプレイ装置)です。社名の一部にもなっているVR(=Virtual Reality、仮想現実)に特化しています。

 なにが画期的かというと、一般の方でも手が届く価格($350)で誰でも購入でき、これまでにない没入感(VR体験)が味わえるという点です。ディスプレイが視野の大部分を覆うため、周囲には仮想世界の視界が広がり、それは現実と錯覚するくらいに没入できるものです。

 今までにも市販のヘッドマウントディスプレイはありましたが、それらの体験はいわば、映画館で少し離れた位置にあるスクリーンを眺めるようなものであって、スクリーンの中に没入することはできませんでした。また、没入感の高いVR装置があっても研究・業務用途の高価なシステムで、とても一般人が入手できる代物ではなかったのです。

 そもそも、私は子どものころから画面の中の世界に行ってみたいと思っていました。きっかけは『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』という長編アニメ。劇中に出てくるゲームの世界に入れるという道具にあこがれていました。これまでに体感型のアトラクションや全方位スクリーンなど、けっこう没入感を感じるシステムも体験しましたが、やはり自宅で好きな時に仮想世界へダイブしたいと思っていたのです。

 そんな私の夢をOculus Riftはかなえてくれました!  その感動を少しでも多くの人に伝えたいと思い、『Oculus Riftでオレの嫁と会える本』という書籍を制作しました。ふざけたタイトルだと思う方もいるかもしれませんが、もし画面の中に入れるなら、やっぱり自分の好きなキャラクター“オレの嫁”に会いたい、そんな願いを持っている方も少なくないはず。仮想現実なら、自分の好きなステージで踊ってもらったり、二人だけでお気に入りの場所を散歩したり、壁ドンしたり/されたり、自由自在なわけですから。

 本書では、仮想世界を作るために「Unity」というゲーム作成ツールを使います。作例として、ミクさんやルカさんが目の前で踊ってくれるVRプライベートライブアプリを作る手順を紹介します。Unityは使い方を基本から解説するので、初めて触る方でも大丈夫。ミクさんやルカさんは「MMDモデル」という3DCGのモデルを使用させてもらっており、自分の好きなキャラに置き換えることも可能です。

 もちろん、Oculus Riftはキャラに会うためだけでなく、例えば宇宙遊泳を楽しんだり、恐竜の居る世界に行ったり、あるいは普段は真似できないスキージャンプやバンジージャンプを体験したり、現実では絶対に行きたくない真っ暗な廃墟を探検したり、……どんな体験だってできちゃいます。

 こんなスゴいOculus Riftですが、弱点が1つだけあります。それは体験者の誰もが口を揃えるのですが、「言葉だけでは伝えきれないスゴさがある」ことです。本書ではOculus Riftの魅力を伝えるべく、代表的なアプリの紹介やハードウェアの仕組み、購入方法、さらには自分でアプリを作る方法などを紹介しています。でも、やっぱり体験してもらうのが一番ということで、出版記念の実機体験会を企画しています。

<Oculus Rift実機体験会>
2014年12月17日(水) 17:00~
秋葉原(東京) 書泉ブックタワー にて
参加無料

時間も場所も限定なので、来られない方はごめんなさい!
なお、本書の著者が所属する「オキュフェス」という団体が体験会を不定期で開催しています。よろしければ、そちらも参加してみては、いかがでしょうか。

詳細はこちら→「Oculus Festival in Japan」ホームページ

おがわ