リ・ポジショニング戦略(ジャック・トラウト スティーブ・リブキン 宮脇 貴栄 宮脇 貴栄)|翔泳社の本
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リ・ポジショニング戦略



翻訳
原著

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798121178
定価:
1,848(本体1,680円+税10%)
仕様:
四六・232ページ
カテゴリ:
経営・マーケティング
キーワード:
#経営,#起業・開業,#人材・組織,#ビジネス教養

競争、変化、危機に直面した市場に効く “リ・ポジショニング戦略”

全世界で30年以上読み継がれるマーケターのバイブル刷新。今や世界で押しも押されぬ重要なコンセプトとなった「ポジショニング」。そのコンセプトをまとめた『ポジショニング[新版]』は、世界中で30年間読み継がれていますが、昨今の経済不況下の消費の冷え込みに際して、その双子の片割れともいうべきもうひとつのコンセプト「リ・ポジショニング」が脚光を浴びています。

本書は、既に市場に商品が溢れている現代、新商品を売り出すことにより既存商品や企業のイメージを刷新する(リ・ポジショニングする)ための戦略を指南します。なぜこれまでどおりにやっていては売れないのか?今まで売れていたのに、なぜ売れなくなったのか?競争と変化と危機の時代だからこそ注視すべき、マーケターの新たなバイブル登場です。

日本語版への序文 序章

第1部 競争 COMPETITION

第1章  基礎

脳はお手上げ状態
脳は混乱を嫌う
脳はピンボケする

第2章  ライバルの増加

ライバルの劇的増加
拡大するライバル増加現象
注意を怠ってはいけない

第3章  ライバル蹴落とし術としてのリ・ポジショニング

攻撃するときには気をつけよ
弱点を見つける
攻撃は、誰もが共感できるものでなければならない
デイヴィッド・オグルヴィー、値引きを語る
攻撃を成功させる秘訣は、自社の良いところを売り込むことだ
競合他社を本来の位置にリ・ポジショニングする
中国は学んでいる

第2部 変化 CHANGE

第4章  変化は起こる。進化は現実だ

肝心なのは進化だ
企業を維持する技術
進化のしかた
進化に成功する者、失敗する者
「井の中の蛙」思考がもたらす問題

第5章  大きくなればなるほど、変化するのがむずかしくなる

ビッグネス・コンプレックス
会社のためか自分のためか
ものごとはなぜ悪い方向に向かうか
堕ちた大企業
CEO、目覚める

第6章  進化してはいけないとき

成長がもたらす罠
実は危ないストックオプション
脳はピンボケする
"みんなで渡れば怖くない"式思考にひそむ罠

第3部 危機 CRISIS

第7章  危機がゲームを変える

長期計画の終焉
核エネルギー危機
GM危機
指針をいくつか

第8章  価値こそすべて

PC帝国の逆襲
チャールズ・シュワブのアプローチ法
価格攻撃をかわす
サービスにこだわる
ブランド力の時代は去り、価値の時代がやってきた
価格プロモーションに関してひとこと

第4部 リ・ポジショニングの技 THE ART OF REPOSITIONING

第9章  リ・ポジショニングには時間がかかる

人の心は変えづらい
消費者の態度を変える
始めるのに早すぎることはない
サイバー・アイランド建設構想
リ・ポジショニングには広報活動が必要だ

第10章 肉食系リーダーのリ・ポジショニング術

方向性は正しいか
問題は大きさにあり
問題は事実にあり
問題は時間不足にあり
内部を変革する
会社の顔になる
よし、行こう

第11章 リ・ポジショニングはCEOで始まり、CEOで終わる

金の成る古木
昔下したまちがった決断
「責任者はわたしだ」
慎重な人たちへのアドバイス
CEOを教育する
たとえ話を用いる
実行に移すのはゆっくりと
変化のための組織づくり

第12章 リ・ポジショニングが必要なことはわかりきっている

理事会登場
これはどういうことだ?
現実を直視する
コンサルタントは複雑さを売る
あたりまえのものを求めて
終章
本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

ビスケット さん

2017-12-15

☆☆☆翻訳せいか原文のせいか、少々読みにくかった。

Yohei さん

2011-08-17

★★★☆☆ポジショニングは企業の拡大戦略や時代により変化していくので場合により、リ・ポジショニングの必要性を説く。ポジショニングの知見はさすがで参考になる。しかしながら、タイトルを目的と考えると、ポジショニング戦略に多くの紙面が割かれていること、リポジショニングの項はポジショニング改善という意味での使用がメインで市場拡大を目的とした積極的なポジショングはわずか(独立事業部門による異なるポジショニング、常に急成長する必要がないのに無理にポジショニングを変えない)。もう少し説得力のある構成がほしかった。

メガネねこ さん

2010-12-01

★★★★イノベーションを繰り返せるカテゴリというのはとても少ない。過度な競争のおかげで商品やサービスはあっという間にコモディティ化して競合との差別性を創出するのが難しいご時世である。そこで、現れてくるのが「リ・ポジショニング」という概念だ。 リ・ポジショニングといっても、新しい概念であるわけではなく、マーケティング活動の一環の中で一度ポジショニングした商品の競争力が衰えてきたときに、市場における位置づけをちょっと変えることによって価値を再認識してもらおうというものである。 そのリ・ポジショニングを