位置情報の基本と技術(谷口 功)|翔泳社の本
  1. ホーム >
  2. 書籍 >
  3. 位置情報の基本と技術

位置情報の基本と技術


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798124902
定価:
2,508(本体2,280円+税10%)
仕様:
A5・192ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用

ビジネスに、生活に深く幅広く浸透してきた注目技術を図解でナビゲート

かつて一般向けでは、主にカーナビなどで利用されていた「位置情報」は、スマートフォンやタブレットの登場、また地図情報やGPS情報が利用可能な形で公開されたことにより、現在、大きな注目を集め、比較的小規模のウェブサービス事業者やアプリ開発事業者からも、位置情報を利用したさまざまなサービスやアプリが提供されるようになってきました。

本書では、位置情報技術の原理と種類、そして「携帯電話」「スマートフォン」「カーナビ」といった機器や端末ごとの技術仕様、地図情報やGPS情報の利用を可能にする技術・サービス仕様、そして今後予想されるサービス概要などを解説することで、若手から中堅のエンジニア・ビジネスマンに位置情報技術の全体像をわかりやすく示しています。 【主な読者層】メイン:Webサービス・アプリ事業者のエンジニア・ビジネスマン/サブ:携帯電話・スマートフォン事業者の関係者、カーナビ・スマートカー事業者の関係者、Webサービス・アプリの発注担当

はじめに
本書の仕組み
目次

1章 位置情報の概要

1-1 位置情報の概念
 そもそも位置情報とは何か
1-2 位置情報の活用
 ユビキタス社会の発展
1-3 GPSが提供する位置情報
 位置情報関連の技術①
1-4 携帯端末による位置情報の把握
 位置情報関連の技術②
1-5 ICカード・ICタグによる位置情報の把握
 位置情報関連の技術③
1-6 災害安否情報や所在確認情報
 位置情報が注目される理由①
1-7 天気予報の精度向上
 位置情報が注目される理由②
1-8 ITSの発展が求める車両動態管理
 位置情報が注目される理由③
1-9 商品や製品の追跡管理
 位置情報が注目される理由④
1-10 情報化施工による建機の管理
 位置情報が注目される理由⑤
1-11 位置情報を活用したゲームやSNS
 位置情報が注目される理由⑥

2章 位置情報技術の基礎知識

2-1 GPSの位置情報取得の原理
 4つのGPS衛星により算出されるGPS受信装置の位置
2-2 GPS衛星の種類と提供情報
 GPS受信機の測位手順と測位にかかる時間
2-3 GPS位置情報の精度
 測位レベルと測地系、様々な誤差
2-4 GPS以外の位置情報
 簡易位置情報とgpsOne、ハイブリッド測位
2-5 GPS位置情報を利用する端末
 位置情報専用端末、GPSデジカメ、GPS時計
2-6 位置情報APIの提供と利用
 GPS位置情報を取得する命令群と関数群
2-7 GPS画像の仕様と利用
 Exifに基づいて書き込まれる画像データの位置情報
2-8 位置情報アプリケーション作成の言語
 マークアップ言語で記述される位置情報サービス

3章 携帯電話・スマートフォンと位置情報

3-1 携帯電話・スマートフォンにおける位置情報の取得
 スタンドアロンGPS、A-GPS、簡易位置情報の使い分け
3-2 端末GPS機能の測位処理
 航法メッセージの原理とA-GPS方式が使われる理由
3-3 A-GPS方式における測位支援処理
 サーバ側でのGPS情報の取得と送信
3-4 情報通知サービスとレコメンドサービス
 携帯電話・スマートフォンによる位置情報サービス①
3-5 ナビゲーションサービス
 携帯電話・スマートフォンによる位置情報サービス②
3-6 位置確認サービス
 携帯電話・スマートフォンによる位置情報サービス③
3-7 位置情報ゲーム
 携帯電話・スマートフォンによる位置情報サービス④

4章 カーナビ・スマートカーと位置情報

4-1 カーナビにおける位置情報取得の仕組み
 GPS測位、自律型測位、ハイブリッド測位
4-2 GPS測位で使われる測位技術
 ハードウェア一体型のカーナビ測位
4-3 自律型測位におけるセンサー情報の解析
 車速・方向・加速度センサーの利用
4-4 ルート検索
 カーナビ・スマートカーでの位置情報サービス①
4-5 周辺検索
 カーナビ・スマートカーでの位置情報サービス②
4-6 プローブ情報とVICS
 カーナビ・スマートカーでの位置情報サービス③

5章 位置情報を利用する技術・サービス

5-1 船舶のGPS航法
 GPS位置情報を利用する技術・サービス①
5-2 GPS測量
 GPS位置情報を利用する技術・サービス②
5-3 情報化施工
 GPS位置情報を利用する技術・サービス③
5-4 車両ロケーション・運行管理システム
 GPS位置情報と地図情報を利用する技術・サービス①
5-5 物品の追跡管理
 GPS位置情報と地図情報を利用する技術・サービス②
5-6 局所的降水予測
 GPSを利用する技術・サービス①
5-7 時刻同期
 GPSを利用する技術・サービス②

6章 位置情報のこれから

6-1 無線LAN(Wi-Fi)環境下での測位
 アクセスポイント測位の仕組みと欠点
6-2 リアルタイムキネマティック測位
 測位を支援するネットワーク型RTK-GPSサービス
6-3 セキュリティ機器と位置情報
 無線通信機能と位置情報機能の組み合わせで広がるサービス
6-4 位置情報とプライバシー
 個人情報、プライバシーの観点からの位置情報
6-5 GPS以外の衛星測位システム
 GLONASS、ガリレオ、Compass、準天頂衛星
6-6 位置情報のこれから
 拡張現実(AR)と様々な測位技術の使い分け

本書は付属データの提供はございません。

お問い合わせ

内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。

正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。

利用許諾に関するお問い合わせ

本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。

追加情報はありません。
正誤表の登録はありません。

感想・レビュー

てつJapan さん

2013-05-23

事務系の人間にはちょうどいいくらいの難しさでした。仕組みがわかりやすくつかめておもしろかったです。

新織 さん

2013-04-26

ちょっと内容が薄い感じでしたね・・・